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概要

番号No.16
名前塔、神の家
構図落雷の轟く

タロットカードにおける16番目の大アルカナ

 一般的に最もネガティブとされる大アルカナのカード

 イラストとしては塔が描かれ、そこに雷が落ちていて今にも崩れ落ちそうな場面が描かれている事が多く、塔に居る人が落下している様子が描かれる場合もある。この塔は一般的にバベルの塔、あるいはそれを摸したものであるとされている。

 塔から投げ出されて浮いている状態の人を塔から解放され、天へと上昇していると解釈する場合もある。実際このカードは、死神のカードを差し置いて人の死を暗示させるカードとして知られている。

 

 正位置の意味は崩壊大災害であり、逆位置の意味は緊迫状態となる。

 このように正位置でも逆位置でもネガティブな意味を持つカードであり、死神悪魔以上にネガティブさが強いカードとされる。

ペルソナシリーズでも全ての元凶であるニャルラトホテプがこのアルカナに所属している為、悪としての要素が強い。

 ただ、すべてが悪い意味ばかりでなく、怪我の功名転ばぬ先の杖と言ったように、不運が転じて幸運が舞い込んだり、あらかじめ気を付けておいたことで災難を免れることを意味する場合もある。また、周囲の状況が大きく転換するようなことであれば、不幸を伴うとは限らない出来事(結婚、独立、異動など)を意味する場合もある。

 解釈する人によっては、塔のカードの意味する崩壊は「周囲(運命など見えないものも含む)からの影響・働きかけを拒絶し続けた結果、その溜まり続けた力が現状を一気に大きく変更してしまった事態」と絵解きしていることがある。

 他にも「間違った方向に暴走した結果、天罰が下り正しい方向へ軌道修正された」と解釈される場合もある。具体的には日本長期信用銀行山一證券、米ゼネラルモーターズの経営破綻が当てはまる。

意味

  • 【正】崩壊、予期せぬ災難、急転直下
  • 【逆】緊迫、怪我の功名、転ばぬ先の杖

関連タグ

バベルの塔 タロットカード  

大アルカナの一覧

0愚者THE FOOL
1魔術師THE MAGICIAN
2女教皇THE HIGH PRIESTESS
3女帝THE EMPRESS
4皇帝THE EMPEROR
5教皇THE HIEROPHANT
6恋人THE LOVERS
7戦車THE CHARIOT
8STRENGTH
9隠者THE HERMIT
10運命の輪WHEEL OF FORTUNE
11正義JUSTICE
12吊るされた男THE HANGED MAN
13死神DEATH
14節制TEMPERANCE
15悪魔THE DEVIL
16THE TOWER
17THE STAR
18THE MOON
19太陽THE SUN
20審判JUDGEMENT
21世界THE WORLD

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塔(タロット)
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