「おれに舌をひきちぎられると くるい もだえるンだぞッ!苦しみでなァ!」
概要
【破壊力 - E / スピード - A / 持続力 - C/ 射程距離 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - E】
破壊と災害、旅の中止を暗示するタロットの16番目のカード『塔』を名前の由来とするクワガタムシ型のスタンド。口から伸ばす口針・塔針(タワーニードル)で相手の舌を引き千切る戦法を好む。本体はグレーフライ。
飛行機でエジプトに向かうジョースター一行を始末するため、逃げ場のない機内で一行に襲いかかる。
乗客数名の舌を引き千切って殺害し、更にその血で壁に「Massacre!(みな殺し)」と書き殴るという残忍極まりない手段で、承太郎達を挑発した。
初めて明確な人語を発したスタンドである。
小型のスタンドであるためか、スピードならばスタープラチナよりも速く、たとえ1センチメートルの距離から10丁の銃で撃ったとしても弾丸は当たらない。破壊力Eでありながらパワーもあり、突撃すれば複数の座席を乗客ごと貫き、塔針はスタープラチナの手を貫通する威力がある。
そのスピードで一行を翻弄したが、花京院典明のハイエロファントグリーンによる「糸状に伸ばした触脚をシートの下や中に忍ばせることで罠とし、エメラルドスプラッシュで罠に追い込んで触脚の包囲攻撃を仕掛ける」という戦法の前に敗れ、ズタズタに引き裂かれた。
このスタンドは本体の舌(クワガタの形をした窪みがある)及び頭部と連動しているのか、グレーフライは敗北と共に舌と頭部が真っ二つに裂けた。
旅に出発してから最初に遭遇したスタンドであり、当時は承太郎がスタンド使いとしてやや未熟だったとはいえ主人公スタンドであるスタープラチナが仕留め損なっているという事実から地味ながらも強力だったと言える。
花京院「わたしの『法皇の緑』は…ひきちぎると くるい もだえるのだ 喜びでな!」
関連タグ
ラバーズ:同じくエメラルドスプラッシュおとり触手罠の策にはまったより敗北したスタンド。
トーキング・ヘッド:舌に取り付けその人の意思と真逆な事しか発言できない、こちらは逆に舌を切り取れないとスタンドを攻略するの糸口はない。