死神(タロット)

しにがみ

タロットカードにおける13番目の大アルカナ。

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概要

一般的には大アルカナ13番【DEATH】として知られているアルカナ。

番号を振られていない、あるいは番号は振られているが名前がない（「死-Death-」を口にしてはならない、という慣用句に従って）こともある。

文字通り鎌を持った死神（骸骨姿など）が描かれている事が多く、

周囲に死体が描かれている場合もある。

メディアやフィクションなどでタロットカードが扱われる際には、この死神のカードが登場することが多いため、タロットカードというものを朧気にしか知らないという人であっても死神のアルカナ（カード）の存在は知っている、という人もいるだろう。

更に、ほとんどの場合は不吉なイメージで使われるため、"最悪のカード"という偏見を持たれる事も少なくない。

しかし実際のところは、このカードにはポジティブな意味も存在し、名前や絵柄に反して特別不吉なカードという訳ではない。

不吉なカードであるという事で言えば、実際は悪魔や塔の方が相応しい（特に後者）。

実際の占例でも、大抵は何かを一新させる上での事柄について示すために表れることが多く、

実際の生き死にを示す意味で出ることは、実はあまりない。

一般的には「象徴的な意味での死」として読み解かれる。

正位置

　別れ、中止、死の予兆、全ての終わり

逆位置

　新しい始まり、転換、再出発、中途半端で終わるに終われない