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サイズ(scythe/デスサイズ)とも呼ばれる。
原点である「」は、そちらの項に詳しい説明がある。

概要

 本来は草刈りや収穫など農業に用いられる大型のだが、転じて魂の収穫者である死神武器とされる。

 その形状から「殺傷力の高いもの」というイメージがあり、近年では「死神の武器」という見方や、あるいはファンタジー・オカルト的な「『死神属性』の付いた武装」という見方が強い。
 そのため、ゲームや漫画といったフィクション作品においては、敵味方を問わず強力な攻撃を繰り出せる近接武器として扱われたり、あるいは魔術使用の為の触媒や魔術でコントロールできる簡易的な飛び道具を兼ねた、一種の魔法剣のような使われ方をするケースも多い。

武器としての性能

 実際に武器として使用した場合、お世辞にもあまり使い勝手は良くはないとみて間違いない。
 歴史的に考えて、巨大武器は近代兵器…とりわけ遠距離攻撃が可能な銃火器の前では圧倒的に分が悪く(ナイフのような小型の武器は、熟練者による不意打ちで銃を持った相手を圧倒することも可能だが、目立つ上に携帯性に難がある巨大武器は一方的にハチの巣にされるのがオチである)、それを差し引いても刃が内側に付いている鎌は武器としてそもそも扱いづらい(元が農作業用の道具なので仕方ないのだが、それを差し引いても鎌はそれほど戦闘向きではない道具である)ため敬遠されがちであり、外見のイメージばかりが先行している印象は拭えない。

 なお、実際に戦闘用に作られた鎌は東西に存在してはいるが、漫画などに登場するような大鎌とは用途が違う。
 そんな使い方するくらいならば剣や斧を大きくしろというのが一般的な考えだろう。

 また、西洋ではを持つ相手に対し、真上が死角だった為に鎌が使われた事があるが、やはり良い扱いはされておらず、大抵は振りかぶって打ち下ろす前に相手の近接武器を喰らうか、盾で殴られることが多かったようだ。
 そもそも、長い柄のせいで刃から手元にかけては死角になるため、相手に最接近を許すと何もできないまま攻撃されるのみ、という欠点も武器としては致命的といえる(これはなどにも同じことが言えるが、大鎌は先端部の刃の重量で攻撃する武器なので、槍以上に取り回しが悪いのは想像に難くない)。
 加えて、樹木などの高所刈込用の農具から発展した槍系ポールウェポンの「ビル」や「ギザルメ」などのライバル武器が存在していたため、大鎌の評価がさらに下がる一因となった。

 …にもかかわらず多くのキャラクターと、その作者たちに愛される由縁はロマンの一言に尽きるだろう。

大鎌に関するキャラクター

(作品名五十音順)

大鎌を所持するキャラクター

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行~

ら行~


複数の武器・形態の一つとして所持するキャラクター



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武器 巨大武器 死神

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