概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。地獄の入口を守る門衛の悪魔で、悪魔らしい外見をしている。攻撃呪文である「メラミ」で攻撃し、防御呪文である「マホステ」を使って呪文から身を守る。HPも割と高い。持っている大鎌は、自分の身体の一部のように扱っており、その大鎌は魂ですら刈り取ってしまう。
『ドラゴンクエストⅩ』では、「つうこんのいちげき」や呪い攻撃を仕掛けてきたり、「もうどくのきり」を使ってきたり、武器ガードしてくる。また、回復役としてベホイムスライムを呼び出してくることもある。
ちなみに、門番の仕事をサボってはどこかに遊びに行っている個体もいる。おいおい、どこの死神だよ……。一方で、ワーカーホリック一歩手前でオフの日でもつい道行く人を通せんぼしてしまうという職業病を患っている個体もいる。
じごくのもんばん系のモンスター
- ベレス
邪悪な魔物たちを従える大鎌を持った大悪魔のモンスター。「ベギラマ」で相手全員を攻撃し、「マホカンタ」を使って呪文から身を守る。なお、このモンスターは元から攻撃呪文に対する耐性があるため、直接攻撃で戦ったほうがいいだろう。
『ドラゴンクエストⅩ』では、「ベギラマ」を唱えてこない代わりに「つうこんのいちげき」や呪い攻撃で攻撃してきたり、武器ガードしてくるようになった。「夜更かしをしていると現れる」という恐怖の代名詞として迷信として利用されている。
『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード2』にも登場。使用技は「デスサイズ」と「ソウルイーター」である。主人公の職業が魔法使いだと「デスサイズ」が「デイン」に変化する。
元ネタはソロモンの72の悪魔の同名の悪魔「ベレス(ベレトとも)」である。
- デビルプリンス
地獄の深淵から生まれた冷酷無比な魔界の王子。多彩な呪文が使え、「メラゾーマ」や「ベギラゴン」といった強力な攻撃呪文や「ザキ」や「マホトーン」のようなやっかいな呪文を使ってくる。強力な呪文を使う反面、HPと守備力が下位種であるじごくのもんばんより低いため、直接攻撃で畳み掛けよう。
『ドラゴンクエストⅩ』では、「ベギラゴン」を使ってこない代わりに、「メラゾーマ」が「メラガイアー」に「ザキ」が「ザラキ」にそれぞれパワーアップし、「ドルマドン」も唱えてくるようになり、「呪い攻撃」を仕掛けたり、武器ガードもするようになった。
自身は世の女性の王子様像をブチ壊したいと思っており、最近のブームは毎日1頭白馬を丸飲みすることらしい。
- ジャーク
『スライムもりもりドラゴンクエスト2』に登場するボス。しっぽ団の一員で、三大しっぽ兵という幹部の1匹。
キリタッタ崖の最下層、地獄に通じているという大穴でスラリンを待ち構えている。本人曰く、弱者をいたぶる趣味は無いようで、戦闘前にスラリンにスライムナイトを渡してくる。
3方向に小さい鎌を投げつけてきたり、手にした大鎌をブーメランの如く投げつけてくる他、大量のしにがみを召喚する。小さい鎌をスライムナイトで跳ね返せばダメージを与えられる。
倒すとじごくのおおがまを落とし、戦車バトルで弾丸として使用できる。これをやまなりに発射すると、変わった軌道を描いて飛ぶため、相殺されにくくなる。