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ベレト

べれと

ベレト(Beleth)とは、日本において「ソロモン72柱」に数えられる悪魔の一人。
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曖昧さ回避編集

  1. 悪魔学における悪魔。ソロモン72柱の悪魔の一柱。
  2. SRPG『ファイアーエムブレム風花雪月』の男主人公のデフォルト名→ベレト(FE風花雪月)
  3. アプリゲーム『メギド72』に登場するメギドの一人。 → ベレト(メギド72)

概要編集

ビレト(Bilet、Bileth)またはビュレト(Byleth)とも。

『ゴエティア』では13番目に、『悪魔の偽王国』では20番目に記載される。

地獄の85軍団を従えるである。やかましい悪魔として有名。


青白いにまたがりトランペットをはじめとする楽器が鳴り響く中で現れる。

地獄の辞典』ではたちがトランペットやホルンを弾きながら付き従うという。

権能としては男女問わず愛情関係を取り持ち、そのことで召喚者の要求を満たすことができるという。


『ゴエティア』によるとベリアルアスモデウスガープとともに72柱の悪魔達を率いていたという。『悪魔の偽王国』のベリアルの解説箇所によると、ソロモン王が封印した悪魔たち(本書では69名が紹介)の首領であったとも言われる。本書のベリアルの箇所ではソロモン王が容器に封じ込めた悪魔のうちベレト、ベリアル、アスモデウスの三名が主導者という扱いになっている。


「ラッド博士のゴエティア」によると、彼に対抗する天使の名はイェツァレル(Iezalel)。


『悪魔の偽王国』によると、彼はかつては能天使で、いつの日か第七の玉座に復位したいと願っているというが、著者のヨーハン・ヴァイヤーは信用ならない事だと記している。


対応の仕方編集

『ゴエティア』『悪魔の偽王国』は彼をとりあげたパートで、ベレトへの対応の仕方について詳しく記述している。両書に取り上げられる悪魔の多くには無い特徴である。


ベレトは召喚された時点で既に激怒しており、彼をなだめ、誘導する必要がある。

そのために召喚者はハシバミの杖で南東の方角に向かって、円を描くことなしに正確な三角形(トライアングル)の結界のみ描き、精霊の請求と契約に基づき、その中に入るように命じなければならない。

従わない場合は彼の前で契約と護符を提示し、脅しつける必要がある。そうすると結界に入るようになり命令に従うようになるという。

ただし、ベレトに命令する際には絶対に礼儀正しくしなければならず、王や君主を前にした時のように振る舞わなければならない。

またアメイモンの前でそうするように、常に左手の中指にの指輪をはめて相手の顔に向け保持し続けなければならない。


記載順別タグ編集

*前『ゴエティア』
←12:シトリー13:ベレト14:レラジェ
『悪魔の偽王国』
←19:ゼパル20:ビレト21:シトリー

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