概要
アメリカ合衆国の映画評論サイト。1999年8月19日に設立された。
映画だけでなくTVドラマや、アニメなどの日本の作品もレビュー対象である。
全米の様々な作家協会・映画評論家団体が承認した執筆者による各映画のレビューが掲載され、スタッフが作品ごとに肯定・否定のそれぞれのレビューを集計。賛否の平均値は点数として掲出される。
名称である“rotten tomatoes”は「腐ったトマト」の意で、「拙い演技に怒った観客が腐ったトマトなどの野菜類を舞台へ投げつける」という、映画や小説で頻出するクリシェを由来に名付けられた。
2010年代終盤以降は、何故か「過剰なポリコレ配慮」をSNSなどで批判されているエンタメ大作に限って「批評家受けはイマイチ(満足度50%程度)なのに、一般客受けはそこそこ(満足度80%〜90%台)」という傾向が見られる。
2023年『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が一般観客の好評は96%とほぼ絶賛一色であるのに対し、批評家の好評は59%と大きく割れたことで話題になった。(そこまでポリコレ配慮された作品というわけでもない)