表記
日本語媒体では『アマイモン』という表記のほうが多いが、pixivにおいてはこのタグのついたイラストのほぼ全てが『青の祓魔師』のアマイモンのイラストになっている。
アルファベット表記の「Amaimon」でも同じ状況である。
このタグは原典の悪魔や、それをモチーフとしたイラストのタグである。
概要
『術士アブラメリンの聖なる魔術の書』『悪魔の偽王国』『ソロモンの小さな鍵(レメゲトン)』などの書物に登場する悪魔。レメゲトンに収録された『ゴエティア』では彼の部下とされる東の悪魔として、アスモデウス、ガープ、セーレが挙げられている。
『悪魔の偽王国』によると西の王だが、『ソロモンの小さな鍵』では東方の王とされる。
『アブラメリンの書』では8人の下位王子(Eight Sub Princes)の一人であり、四方のうち南を司る。アレイスター・クロウリーは自著『777の書』において彼を北の王とし、地の元素と結び付けた。
アモンやマンモンと名前の響きが似ているが、魔術師マクレガー・メイザースが『アブラメリンの書』につけた注釈では「甚だしい狂暴さ、猛烈さ」を意味すると書いている。
アモン(アメン)は「隠されたもの」、マンモン(マモン)は「富」という意味なため、この説をとるなら、語源的には別物ということになる。