曖昧さ回避
- 『ゴエティア』に記された72体のデーモンの一体。
- 女神転生シリーズに登場する仲魔(悪魔)。→堕天使セエレ
- アプリゲーム『メギド72』の登場人物。→セーレ(メギド72)
- ゲーム『ドラッグオンドラグーン』の登場人物。→セエレ
- 『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』に登場するガンダム・フレーム採用型モビルスーツ。→ガンダムセーレ
- 音楽ゲーム『CHUNITHM』の登場人物。→セーレ・ヘイズ
概要
『ゴエティア』において70番目に記載された悪魔。『ゴエティア』と悪魔リストが殆ど一致する『悪魔の偽王国』側にはいない四体(他はウァサゴ、ダンタリオン、アンドロマリウス)のひとり。
日本語媒体においてSeereは「セエレ」とも音写される。アレイスター・クロウリーとマクレガー・メイザース版『ソロモンの小さな鍵』ではセアル(Sear)、セイル(Seir)の別名を伝えている。
26の軍団を支配する地獄の強大な君主で、東の王であるアマイモンの配下にあるという。
召喚者の前に、翼の生えた力強い馬に跨がる美男子の姿で現れる。彼の職能は「行き来」にまつわるものであり、突然にしてものを移動させ、運んでは、また運び、どんなものでもどこへでも一瞬にして移すことができる。
また、彼はあらゆる種類の盗まれた物と隠された財宝、その他全てのものとの関係性を作り出す(クロウリーとメイザース版によると「与える」)という。
彼は公平で良い性質を持ち、召喚者の望むことは何でもするという。
フレッド・ゲティングス著『悪魔の事典』では「まばたきするだけでどんなことでもおこなえる」というチートな解説がある。
「ラッド博士のゴエティア」によると、彼に対抗する天使の名はヤバミヤ(Jabamiah)。
関連タグ
良い性質だと主張される繋がり:ウァサゴ