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バフォメット

ばふぉめっと

山羊の頭に人間の体を持つ、キリスト教に措ける有名な悪魔。
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概要

一名「サバトの山羊」。両性具有で、黒山羊の頭部とカラスの翼を持つ。
魔女達に篤い崇拝を受ける悪魔とされ、黒ミサ(サバト)に出張するのはたいてい彼の仕事である。

1300年頃に、十字軍で活躍した騎士修道会・テンプル騎士団が時の為政者フィリップ4世の糾弾を受けた際、彼等がこの悪魔の偶像を崇拝していた、と言う風評が元で広く世に知られるようになった。
しばしば、サタナキアレオナールと同一視される。
タロットカードの大アルカナ15番・悪魔のカードに描かれる姿は、このバフォメットであると言われている。
イスラム教における預言者マホメットムハンマド)の誤読から創造されたとされるが異説も多く、マホメットと洗礼者ヨハネが混交した説、ギリシア語の“baphemetous(五芒星形)”説(クリストフ・フリードリヒ・ニコライ)、中世ラテン語の“baphus(天)”説(フレッド・ゲティングス)がある。

なお、映画オーメンで採り上げられたフレーズ「獣の数字666」は、この悪魔を指しているとされる。
出典:新約聖書「ヨハネの黙示録」

バフォメットのイメージ

現在の山羊頭に黒い翼を持つバフォメットの姿は、19世紀のエリファス・レヴィが描いた「メンデスのバフォメット」が元である。

バフォメットの名が文献に登場するのは、14世紀初頭のテンプル騎士団に対する本格的な弾圧が行われた頃である。騎士団員の悪魔崇拝の裁判記録も、男の顔という言葉もあれば女や猫の顔だったというもの、両性具有だったする言葉もあり、顔の数も双頭や三頭だった、偶像の材質も木製、銅製と種類もばらばらで、その供述はまるで統一されていなかった。
“本物のバフォメット”像は全くの不明とされ、パリのサン・メリ教会の正面入口にある二本角と翼を生やして髭を蓄え、乳房を有した悪魔の浮彫像がバフォメットであるという説、ブルゴーニュ地方のコート・ドール県エッサロワで出土した箱の蓋に刻まれた男女両性像の浮彫が源流という説がある。

世の悪魔の中でもエリファス・レヴィのバフォメットはザ・悪魔とも言えるものである。悪魔と聞いて一番に思い浮かぶのが山羊頭のコレ、という人も多いだろう。
アメリカ合衆国ではサタン崇拝者の教会も信教の自由が認められているが、彼らが3メートルもの巨大バフォメット像を設置した際には現地住民数十人からの強い反対があった(参考)。

関連タグ

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