五芒星

ごぼうせい

正五角形の対角線を全て結んで出来た図形のこと。

五芒星（ペンタグラム）

星型正多角形の一種であり、正2.5角形※と表現される。一筆書きが可能。

六芒星と共に魔法陣でおなじみ。

陰陽道ではあらゆる魔除けの呪符として伝えられ重宝された。

輪郭だけを取り出すと星型（☆/★）になる。

単純ながらも黄金比を数多く含む五芒星は、美しい図形の代表格とされる。

ちなみに上下を逆さにしたものは逆五芒星（デビルスター）と呼ばれたりして、悪魔の象徴などとされる。

近代では、戦時中に弾除け（多魔除け）の意味をかついで、軍帽に刺繍されていた。

今でも伊勢志摩（三重県）の海女は、頭に巻く手拭いに五芒星を刺繍したり、貝を採る道具に彫ったりして、安全を祈願する風習がある。

十芒星など、角数が5の倍数な正多角形の星型には、これを複数枚組み合わせた複合星型正多角形が存在する。

星型正多面体の一種である小星型十二面体と大星型十二面体の構成面にもなっている。

※こちらの動画参照

安倍晴明の桔梗印

平安時代の陰陽師、安倍晴明は「陰陽五行説（木・火・土・金・水）」の5つの元素の働きの相克を表したもの、五行の象徴として、この五芒星の紋を用いた。

「安倍晴明判（あべのせいめいばん）」や「晴明九字（せいめいくじ）」とも言い、桔梗の花を図案化した桔梗紋の変形として、「晴明桔梗（せいめいききょう）」とも言う。

別名等

ペンタグラム(Pentagram)　星型五角形　正5/2角形　晴明桔梗印　⛤

⛥　⛦…立体交差型

関連タグ

星型多角形	五芒星　六芒星　七芒星　八芒星　九芒星　十芒星　十一芒星　十二芒星

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五行　陰陽五行　陰陽師　安倍晴明

五/5　五色　五人組/クインテット

関連外部リンク

五芒星 - Wikipedia