概要
ある一点から始まり、一度描いた線の上に重なることなく(交差は可)描かれた線の軌跡。
pixivでは、一筆書きで描かれたイラストなどにつけられるタグ。
一筆書きできる図形かどうかは、線を道路に見立てて交差点にあたる部分を調べれば判別できる。
交差点のうち、三叉路や五叉路など奇数の方向に道が伸びている交差点(行き止まりは一叉路として扱うので奇数)の数によって一筆書きできるかどうかがわかる。四叉路や六叉路など偶数の方向に道が伸びている交差点(ニ叉路はただの線なので考慮する意味が全くない)の数はいくつでもよい。
- 奇数の方向に道が伸びている交差点がひとつもなければ一筆書きできる。この場合はどこから書き始めてもよく、スタート地点とゴール地点が同じになる。
- 奇数の方向に道が伸びている交差点が2つあると一筆書きできる。この場合はその交差点がスタート地点とゴール地点になる。タイトル画像のスネ夫はこれに該当する。
- 奇数の方向に道が伸びている交差点が4つ以上ある図形は一筆書きできない。
- 奇数の方向に道が伸びている交差点が奇数個の図形はこの世に存在しない。
ちなみにJRの一筆書き乗車は一度通った駅に再び到達した時点で終了となるため、一般的な図形の一筆書きとはルールが異なる。実際に乗車した分の金額を払う必要があるが、一部の指定されたエリアでは乗車駅と降車駅の最短経路分だけを払えばよい。これを大回りという。
乗車した分の金額を払うか最短経路分だけでいいエリアかをしっかり調べておかないと不正乗車になるので注意が必要。また、ルール上問題のない大回り乗車であっても疑われる可能性があるためちゃんと駅員に説明できるようにしておいたほうがよい。