使用例としては以下のようなものがある。
- 一次関数のグラフ。
- 横に並べた二つの数字またはアルファベットの間に引き、分数または割り算であることを意味する。
- 書いた文字が誤っているときに、打ち消しのために引く。二重の横線を使うこともある。
- 見た目の似通った文字を区別するために、文字に書き加える。例として「2」と「Z」は似ているので、手書きでは「Z」に斜線を書き加えて区別することが一般的である。コンピューターのフォントでは「0(ゼロ)」と「O(オー)」を区別するために、「ゼロ」に斜線を加えることがある。
- 一部の言語で、アルファベットのダイアクリティカルマークとして用いる。
- 鉛筆やペンなどの先端の細い画材で絵を描くときに、同じ向きの斜線を何本もまとめて引くことで、その部分が物体の表面であることや、物体の黒さ・暗さ・陰影を表す。直交した斜線群(いわゆるカケアミ)を用いることもある。