複数の基準値を用いて、数値上の量や順位などを視覚化したもの。
英語本来の意味での「グラフ」にはメイン画像のようなものも含まれる。
点と線で構成される概念については「グラフ理論」を参照。
グラフの種類
- 棒グラフ:棒の長さで複数の情報の大小を比較する。ものの大きさや量を比べるのに適している。
- 折れ線グラフ:事象の時間変化を見るのに適したグラフ。横軸に時間、縦軸に各時刻での量を記す。
- 円グラフ:あるひとつの事象の内訳を、扇形の面積・中心角をもって表現するのに適している。
- 帯グラフ:複数の事象の内訳を、同じ長さの帯を区分した面積でもって表現する。
- レーダーチャート:中心から放射状に配列された複数の軸状に各項目の大きさを取り、線でつないだもの。項目は互いに関連しないものを記録対象とする。
グラフの描き方
(1)複数のデータ間で各値の関係性を示すもの(棒グラフ、折れ線グラフ、ペンタグラムなど)
平面または空間に、一点で交差する複数の直線(軸)を描き、軸上に数量を示すための目盛りを入れる。
記したい数値を目盛りに合わせグラフにプロットする。多くは各値をプロットした点を直線または曲線でつなぐ。
↓横軸…時間、縦軸…痛み
(2)単独のデータ内での各値の大きさを示すもの(円グラフ、帯グラフなど)
平面または空間に図形を描き、与えられたデータの大きさの割合に従ってその図形を区分する。
↓形状、使用目的ともに典型的な円グラフ。