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特異点

とくいてん

数学や物理学で用いられる言葉で、ある基準の下においてその基準が適用できない「点」のこと。
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曖昧さ回避編集

  1. ブラックホール中心物質密度無限大になる領域。本稿で解説。
  2. 創作物において作中世界の常識・法則を逸脱した存在について与えられる言葉。本稿で解説。
  3. 創作物において作中世界の時空間に多大な影響を与える特殊な何か。本稿で解説。
  4. 「技術的特異点」。"Singularity"。人工知能(AI)が自らより高性能な人工知能を創造できるようになる時期のこと。→シンギュラリティ
  5. 仮面ライダー電王』における用語。→特異点(仮面ライダー電王)
  6. ジョジョの奇妙な冒険』の「天国へ行く方法」における14の言葉の1つ。またはメイド・イン・ヘブンによる時の加速の過程で迎える、宇宙の終焉と誕生の位置。→一巡
  7. ドールズフロントライン』の大型イベント第4弾。
  8. Fate/GrandOrder』における用語。→特異点(Fate)
  9. 個性特異点。漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場する概念。
  10. 進化の特異点。「遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム」として発売された通常パックPRIMAL ORIGINで登場した通常罠。
  11. グランブルーファンタジー』の主人公の異名の一つ。

全体の解説編集

特異点とは、ある基準の下、その基準が適用できない「点」である。したがって、特異点は基準があって初めて認識され、「—における特異点」「—に関する特異点」という呼ばれ方をする。

特異点は基準の決め方によって定まるものであるため、特異点がその周囲と比べて環境が大きく異なるとは限らない。例えば北極点南極点経度緯度で地球表面の場所を特定する基準では経度の値が一つに定まらない特異点であるが、そこから一歩動いた特異点ではない場所と環境が大きく異なるわけではない。

ブラックホールの中心編集

E=mc^2

既存の物理法則の計算式では、ブラックホールは中心に近づくにつれやがて物質の密度が無限大になってしまう。そんな領域を既存の物理法則が適用できず何が起こるかわからない「特異点」とよぶ。

創作物における時空間へ影響を与えるもの編集

ブラックホールの特異点とは異なるが、何かしら時空に大きな影響を与える事物。

超時空世紀オーガスの主人公桂木桂や、バディ・コンプレックスのタイムホール、Fate/GrandOrderにおいて黒幕からの干渉が行われた時代など。時空に大きな影響を与えるという点以外は、影響の与え方や特異点となる事物もバラバラである。


関連タグ編集

数学 物理学 領域

宇宙 事象の地平面 ブラックホール シュバルツシルト半径

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