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概要

1983年7月から1984年4月にかけて毎日放送制作・TBS系列24局→25局(テレビ山口は当時フジテレビ系列とのクロスネット)で放送された。福島県では第12話まで福島テレビで放送されていたが、第19話からはテレビユー福島に移行した。TUFでは1986年の再放送で全話放送された。

アニメーション制作は東京ムービー新社

パラレルワールドを題材とした非常にSF色の濃い舞台設定が特徴。

しかし、宮武一貴のセオリーとは逆のメカデザイン(主人公側メカを曲線的に、敵側メカを直線的に)や敵側における主役メカと同じスペックのメカの設定を試みた結果、人気を得られず、スポンサーのタカトクトイスが手掛けた玩具や、イマイと有井製作所(現在のマイクロエース)が手掛けたプラモデルの売れ行きは芳しくなく、『タイムボカンシリーズ イタダキマン』が低視聴率で打ち切られ、さらに本作と『銀河疾風サスライガー』の不振によりタカトクは経営が傾き、『超時空騎団サザンクロス』でスポンサーを外れて間もなく倒産した。

なお、ガウォークブロンコⅡなど、マクロスとの類似点を幾つか見られるが、これは本作がマクロスのパラレルワールドとして設定されているためである(やや後付気味ではあるが)。

スーパーロボット大戦Zにおいては、本作はその特異な設定からかシリーズの中核をなす存在となっている。

メカニック

オーガス

オーガスⅡ

オーガスⅡコマンダー

ブロンコⅡ

モラーバーマーイ

モラーバーリーア

ダル

ディー

イシュキック

イシュフォーン

イシュキックコマンダー

シーキック

ナイキック

ナイキックコマンダー

製作プロについて

前作は実際外注作品で作画崩壊が酷く、特に韓国のスタープロ担当回の作画の酷さに毎日放送が苦言を呈し、本作は比較的安定した作画を維持できる東京ムービー新社へ交替する事となった。なお、次作では再びタツノコプロが返り咲くも超時空シリーズは打ち止めとなる。

その後、マクロスシリーズ葦プロ等製作プロを転々とし、マクロスゼロ以降はサテライトで定着したかに見えたが、次期シリーズはサンライズへ移籍する予定である。

因みに北米版「ロボテック」で本作がオミットされたのも、製作プロの違いからである。

関連イラスト

関連タグ

超時空要塞マクロス(前番組)

超時空騎団サザンクロス(後番組)

超時空世紀オーガス02(続編)

スペースコブラ(本作のBGMが流用されている)

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