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倍数とは、ある数を整数倍した数。とくに整数の整数倍の数をいう場合が多い。


概要編集

ある整数を n として a × n = b が成り立つとき、b は a の倍数である。

a, b が整数のとき、b ÷ a が割り切れれば、b は a の倍数である。

またこのとき a は b の約数(やくすう)である。


約数がどれだけあるか判別するやり方編集

この数字に「この数字にどれだけの約数が存在するのか?」と疑問に思った事は無いだろうか?。特に小学校などでは約数や最大公約数を誰しもが習ったであろう。ここで一つ例を出そう。


例えば「56」の約数を求めなさいという問題があるとしよう。九九から探し出すと『7×8(8×7)=56』で、まず7と8が約数であることが分かる。さらに56と1も約数(56そのものを表す事が出来る数式)になる。


  1. 56×1=56
  2. 1×56=56

56は偶数でもあることから、2も約数(2はあらゆる偶数を割る事が出来るため)。さらに56を2で割ると28が出てくる。ここで、一先ずここまで出た約数を小さい数字から大きい数字に並べると


1.2.7.8.28.56


になる。これ以上、約数は無いようにも思えるが4と14も56の約数になる(4×14(14×4)=56)。


どうして分かるのかというと、先程の56÷2=28もとい『2×28=56』が関係してくる。『2×28=56』の中の28を分解して、2×14の形にして式を改めて立てると


『(2×2)×14つまり、4×14=56』となる。余談として14は2×7の成り立ちなので先頭の2にさらに掛けてもいいのでは?と思うかもしれないが、それは決して間違いではないが『(2×2×2)×7』つまり『8×7=56』の形になってしまい二度手間になる。しかし、「2を渡す」という事は約数を求める上では重要。


話を戻して、結果として1.2.4.7.8.14.28.56それぞれが56の約数となる。ちゃんと全部出たか不安ならば、一番小さい数字(1)と一番大きい数字(56)、二番目に小さい数字(2)と二番目に大きい数字(28)……と掛けてみてもいい(外側(先頭と末尾)から内側に向かって計算してゆくイメージ)。


  1. 1×56=56
  2. 2×28=56
  3. 4×14=56
  4. 7×8=56

倍数の識別法編集

よく知られているものを紹介。

2の倍数編集

下一桁が2の倍数。

3の倍数編集

各桁の数字の総和が3の倍数。

例:648は6+4+8=18 18は3の倍数なので648も3の倍数。

4の倍数編集

下2桁が4の倍数。(00も含む。)

5の倍数編集

下1桁が0か5(5の倍数)。

6の倍数編集

2の倍数かつ3の倍数であればいいので判別法を組み合わせる。

7の倍数編集

あるらしいが、正直面倒なので割ってみた方が早い。

8の倍数編集

下3桁が8の倍数。

9の倍数編集

各桁の数字の総和が9の倍数。

10の倍数編集

下1桁が0。


これらを用いずとも実際に割ってみれば倍数かどうかは分かる。


空耳の「倍数」編集

キーボードクラッシャーの話している言葉の空耳。和訳すると「知ってる?」という意味。


関連タグ編集

数学

キーボードクラッシャー タピオカパン 空耳


ファイナルファンタジー…5から、レベル〇魔法(〇の倍数のレベルの敵に効果)が登場する。

青魔道士 ストラゴス 算術士

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