倍数とは、ある数を整数倍した数。とくに整数の整数倍の数をいう場合が多い。
概要
ある整数を n として a × n = b が成り立つとき、b は a の倍数である。
a, b が整数のとき、b ÷ a が割り切れれば、b は a の倍数である。
またこのとき a は b の約数(やくすう)である。
倍数の識別法
よく知られているものを紹介。
2の倍数
下一桁が2の倍数。
3の倍数
各桁の数字の総和が3の倍数。
例:648は6+4+8=18 18は3の倍数なので648も3の倍数。
4の倍数
下2桁が4の倍数。(00も含む。)
5の倍数
下1桁が0か5(5の倍数)。
6の倍数
2の倍数かつ3の倍数であればいいので判別法を組み合わせる。
7の倍数
あるらしいが、正直面倒なので割ってみた方が早い。
8の倍数
下3桁が8の倍数。
9の倍数
各桁の数字の総和が9の倍数。
10の倍数
下1桁が0。
これらを用いずとも実際に割ってみれば倍数かどうかは分かる。
空耳の「倍数」
キーボードクラッシャーの話している言葉の空耳。和訳すると「知ってる?」という意味。
関連タグ
ファイナルファンタジー…5から、レベル〇魔法(〇の倍数のレベルの敵に効果)が登場する。