概要
敵が繰り出す特殊攻撃を当たる(場合によっては見る・取り込む)ことで「ラーニング(学習)」し、自らの技として使えるようになる、ちょっとクセのある魔道士。赤魔道士同様ある程度の武器が装備できる場合が多く、直接戦闘もこなせる。
恰好
何故「青」なのか不明だが、単に白魔道士・黒魔道士・赤魔道士ときた流れだと思われる。恰好も青い衣装となっているが、初出のFF5の影響もあり怪しいイメージが付いてしまっている。
青魔法
てきのわざをラーニングすることで使用可能な魔法。白魔法の「回復」、黒魔法の「攻撃」、時魔法の「補助」のような役割別の括りではなく「敵の技」であるため、癖が強い代わりに攻撃回復補助と様々なことができる汎用性の高さがウリ。また、ゴブリンパンチなどどう考えても魔法ではないものも混じっている(前作FF4では隠し召喚魔法のゴブリンの技だった)。pixiv的にも「臭い息」を吐いたり「のうみそを すいとられた!」りとネタ豊富である。
特に全体回復の「ホワイトウインド」は使い勝手がよく、詠唱者の現在HPの数値×味方人数分回復できるので使う敵がいたら少々手間取るが覚えるといいだろう。
初見だと、どの敵のどの技を受けて覚えるのかのヒントは全くないに等しいので事前知識がないと手当り次第に食らって覚えなければならない。また、覚えられる技をその敵が必ず使うとは限らない場合もある。
FF5に登場する「ミサイル」は本当に魔法なのか疑問である…そもそも何から発射しているのか?
また、青魔法のネーミングには逸話があり「????」はどうやらネーミングが浮かばなかったから「????」にした…らしい。
FF5
シリーズ初登場。風のクリスタルに宿っていたジョブの一つで、青い服装とマント、仮面舞踏会のような青いマスクを付けている。剣を装備できるが力は低い。
敵のレベルを半分にする「黒の衝撃」や、ボスにも効く「レベル5デス」など、知識さえあれば凶悪な性能を有した。
FF6
ストラゴスの肩書(ジョブ)だが、恰好としては普通の魔道士。ぬいぐるみを着たりすることもあるが(ドットは変わらない)。ストラゴスの加入が遅いということもあって、キャラとしての評価は高いほうではない。
FF7
コマンドマテリア『てきのわざ』が代用。ラーニングすれば序盤から実用的な技が多く、マテリア枠を節約しながら回復と魔法と補助が全てできるので、ヘタに黒魔法をセットするより都合が良い。
FF8
キスティス・トゥリープが特殊技(瀕死時・特殊なパラメータの時に出せる技能)でその力を発揮する。習得にはモンスターが落とすアイテムなどが必要であり、コンプリートには時間を要する。また当人が美女ということもあって、繰り出し方や使う青魔法の種類でネタにされる傾向にある。
FF9
クイナ・クゥエンがその技能を持つ。ク族という何でも食べる謎の種族で、本職は料理人のため基本はコックの姿である。青魔法を習得するために弱った敵を食べる必要があるという、歴代でも異質な習得方法を用いる。
FF10
キマリ=ロンゾがオーバードライブを発動させると「敵の技」が使えるようになる。
ラーニング方法は「竜剣」を使って特定の敵を攻撃すること。
FF11
東洋の魔道士風。帽子を被り、口元を布で隠している。やはり全体的に青い。他ジョブに例えて言えば「青い魔法剣士」。実は11の青魔道士には恐ろしい設定があり・・・
FF14
2019年1月15日、パッチ4.5にて実装。
初となる「リミテッドジョブ」であり、様々な制限が課されている。基本的にソロプレイとなるが、制限解除によるパーティープレイは可能。
青魔道士専用コンテンツ「マスクカーニバル」では、ラーニングした青魔法を使いこなし、戦略を立てて攻略していく必要がある。
青魔法を広める為に活動していた怪しい男・マーティンと出会った事で、光の戦士は青魔道士としての道を提示される。
マーティンは新大陸の少数民族・ワラキ族に代々伝わる青魔法を研究しており、そのワラキ族を疫病から救う為に大量の資金を必要としていた。ウルダハの闘技場「ブルースカイ」支配人のロイスに認められ、看板闘士「マスク・ザ・ブルー」となったマーティンだったが、闘技中に大怪我をしてしまう。
光の戦士は「2代目マスク・ザ・ブルー」としてデビューし、ワラキ族を救うために立ち上がるのだった。
FFTA
大きな白い羽が付いた帽子を被り、ゆったりとしたローブを羽織っている。やはり真っ青な恰好。青魔道士は人間(ヒュム族)専用で、剣を装備した物理攻撃力も戦士系並みに高いうえ、ほぼ無敵に近い状態になれる「MPすりかえ」のアビリティもあって、シリーズ最強の青魔道士との声がある。
関連タグ
FF ファイナルファンタジー 青魔導師 青魔導士 ジョブ(FFシリーズ)
ロックマン:ボスの特殊武器を得る事で自分の攻撃能力を拡張する点で似ている。奇妙な事にこちらも「青」である。
メイプル:クイナと同じ方法で敵のスキルを習得している。人外的行動どころか人間をやめる域にまで達した。
高原日勝:対戦相手の一部技を食らう事で己の技として覚える。