概要
初出はFF3。
名前の由来については、2020年のインタビュー記事で田中弘道氏は「兜が、たまねぎの芽が出た状態に見えたから」と述べている。
性能
FF3
初期ジョブとして登場。能力値がほとんど伸びず、装備も貧弱で、使い続けるのは非常に難しい。クリスタルの啓示を受けたらすぐにチェンジするのが無難。
しかし、Lv87から急激に能力値が伸び始め、Lv99になると全能力がカンストする極めて特殊な成長傾向を持っており、のちにシリーズ恒例となる「最初は最弱だが、最終的には最強」の先駆け。
なお、能力値がカンストしても装備品がないことに変わりはなく、真価を発揮するには専用装備のオニオングッズ一式を揃える必要がある。
FF3DS
初期ジョブはすっぴんになった影響で、モグネットで開放される隠しジョブに変更された。
各ジョブのマスターアイテム以外は全て装備可能、かつランク8までの白魔法・黒魔法を使用可能になった一方で、急成長を始めるのがLv93からとさらに遅くなっている。FC版のたまねぎ剣士、忍者、賢者を折衷したような性能。
ゲームの大部分で他のジョブを使うことになるため、あくまでも「最終的には最強」という立ち位置自体は変わっていない。
なお、開放に必要なモグネットはPSP版とモバイル移植版はNPCとの交流手段に留まっているが、DS版ではほかのDSとのワイヤレス通信が必須となっており、DSのWi-fi通信サービスが2014年に終了してからは条件を満たすのが少々困難になっている(手元にDSとDS版FF3を二つ用意する必要がある)。
FF10
ルールーの七曜の武器で『ナイト・オブ・タマネギ』が登場。持ってる盾を見ると、ドット絵のたまねぎ剣士が描かれている。
元ネタのたまねぎ剣士に倣い、武器の性能も「最初は最弱だが、最終的には最強」となっている。
FFT獅子戦争
移植にあたり追加されたジョブ。
使えるようになる条件は厳しいが、あらゆる武具を装備可能。
しかし、アビリティがセットできない、経験値が獲得できない、能力が低い、戦うしか出来ないと欠点だらけ。本作の仕様上、装備の変更をするには「装備変更」のアビリティが必要になるため、戦闘中の装備変更も不可能。
マスタージョブが増えるとジョブレベルが上がるという特異な能力を持っており、他のジョブを計14個マスターする事であらゆるジョブを凌駕するものになる。
…が、アビリティのセットができないという致命的欠陥はそのままで、結局は攻撃しかできない。育ち切っても役に立たず、苦労の割に報われないジョブとなった。
DFF
作中でティナと行動を共にしていることから、彼女とセットで描かれることが多い。
関連イラスト
関連タグ
FF3 FFT DFF オニオンナイト たまねぎ ジョブ(FFシリーズ)
ドゥエル:聖剣伝説LOMの剣士キャラでこちらはたまねぎに見える兜ではなく実際に植物のたまねぎのようなものをかぶっている。