データ
プロフィール
本名 | Norman Kochanowski |
---|---|
別名 | Hercules Beatz・AGK・Angry German Kid・Leopold Slikk・元のキーボードシュレッダー |
渾名 | キーボードクラッシャー・キボクラ・KBC・ドイツ製暴歌ロイド・キーボードデストロイヤー |
性別 | 男性 |
現住所 | ドイツ |
身体情報 | 身長2m・体重100kg・超筋肉質(※2018年時点) |
才能 | 有能 |
性格 | 強靭 |
職業 | 会社員 |
最終学歴 | 高卒 |
趣味 | 音楽活動・ボディビルディング |
好きなもの | アンリアルトーナメント・レースゲーム・美しい車と女・日本文化 |
嫌いなもの | 暗い過去 |
概要
本名は「Norman Kochanowski(ノルマン・コハノフスキ)」。(訛りと名字からポーランド系と思われる。) 「Leopold Slikk」はその当時の偽名。
本人が演技であると自白しているため、皆さんは誤解しないように。
2006年春、YouTubeに投稿されたある一本の動画に登場する「怒り狂いながらキーボードを破壊する少年」は発見されるやいなやそのヒット数を伸ばし、ニコニコ動画などでも大きな人気を得た。
彼の過剰な喜怒哀楽の表現、キーボードの取り扱いや愉快な空耳は多くの視聴者の腹筋を破壊、今でもアイマス、陰陽師、大変な途中下車シリーズなどと並ぶ「最古のMAD素材」として親しまれている。
ちなみにニコニコにおける最古のKBC関連動画に振られたナンバーは「sm167」。
まさしく最古参と呼ぶに相応しい若い数字である。
2ちゃんねるにおいてストリーミング全般を扱う「YouTube板」のバナーに彼の顔写真が使われている事からも、その歴史が窺えるものである。flashにおけるhatten ar dinみたいな存在である。
そんな彼に我々日本人から付けられたあだ名が「キーボードクラッシャー」である。
通称は頭文字を取った「KBC」。他には「キボクラ」「キークラ」「クラッシャー」とも。
初期には彼がプレイするゲーム名(アンリアルトーナメント2004)から「アンリアル少年」とも呼ばれていた。
これらは日本独自の呼び方であり、海外では「AGK(Angry German Kid、アングリージャーマンキッド)」もしくは当時記載されて本名と思われた「Leopold Slikk」が使われる。
動画のバリエーション
最も有名なのはあの「キーボードを破壊する動画」であるが、彼はその他にも多くの動画を投稿しており、ニコニコでは「ぬいぐるみに虐待を加える動画」や「『倍数』と聞こえる空耳を織り交ぜて嬉しそうに何かを語りかけるもの」が有名。
また、マイナーではあるが自主制作映画まで存在する。
その後
件の動画の意図については多々議論が交わされ、「彼は真性のマジキチで、父親が精神科医に見せるために隠し撮りした」 という説や「ゲーム規制を訴える政治家に対して作った」などの説が多く支持されていたものの、それらは全て嘘であり純粋に「ユーモアを提供するために」動画を制作していただけであることが判明した。
2006年のドイツにおける銃乱射事件、およびその後に起こったゲーム規制の動きの中でレオポルド氏はあるテレビ局にインタビューされ、動画について「自分のユーモアをネットに提供して、みんなの反応を見たかったから動画を作った。多くの人は理解してくれたけど、理解してくれなくて自分を侮辱した人も居た。それ以来動画は作らなくなった」とコメントしている。
また、動画の中でも「僕は病気でもないし気が狂ってるわけでもない。僕は演技力があるだけの普通の少年であり、僕の動画は全てネタでやってるから本気で受け止めないでほしい」とのコメントを残している。
2014年、マスコミがネット依存症の例としてキーボードクラッシャーの動画を取り上げた。
しかし、上記の通りレオポルド氏はネット依存症ではないのでただとばっちりを受けただけだった。
氏が「ただの演技」と主張し続けることも虚しく、当地のテレビ局は「彼の父」と装った役者に偽インタビューをし、役者は「動画で映ったものが演技ではなく彼の素性」「彼は今時の子供のようにネットなりゲームなりでパソコンの沼にはまっている」だと偽りの証言を堂々と行い、「パソコンゲームは子供を癇癪持ちにさせる」という叩きのプロパガンダのために真実が歪められた。
現在は「Hercules Beatz」名義でラッパー・ミュージシャンとして活動している。
そして、2018年には自身のYoutubeチャンネルにかつての「キーボードクラッシャー」を見る動画を配信。
14歳の自らの姿に苦笑いしたり、ツボッたところも大爆笑したりする、元気な姿を見せた。
本人によれば、「キーボードクラッシャー」後の経緯について
- 例の動画を投稿した後クラスメイト中からからかいの対象になり動画の投稿をやめた
- この時からいじめを無くすため外観を変えようとボディビルディングを始めた
- 高校進学後、相変わらず自身をからかうクラスメイトが後を絶たなかったので、冗談で脅迫したところ教師が警察へ通報する騒ぎとなり、退学処分を受けた。但しその後別の高校で無事卒業。
- 就活でもドイツ中に自身が知れ渡っており面接を受けるも採用を尽く断られた。中には「ウチのキーボードを壊されたくないから」という回答が返ってきたものも。そのため三年間はアルバイト生活を強いられた
- 三年の苦行の末、現在の就職先に辿りつき、愛車と彼女に恵まれた現在の順風満帆の日々を送ってるとのこと
- 2013年頃(アルバイト時代?)にYouTubeチャンネルを開設しており、当初はボディビル風景を投稿していたがこの時からキーボードクラッシャー疑惑が上がっており、「貴方はキーボードクラッシャーか?」という問いに対して否定し削除するというイタチごっこを繰り返していたが、近年に有志が検証動画を上げたことにより「これ以上は否定しようがない」と諦め、KBC関連の動画を上げるようになった
- 自身が日本で反響があったことを知ってからは日本人向けの動画を作るようになった。機械翻訳丸出しな日本語は愛嬌があると評判である。
との事である。
自己紹介で現在は身長2m・体重100㎏・デッドリフト250㎏を持ち上げるなど、身長を2メートルも伸びて筋骨隆々なる好青年となっている。もはやキーボードをクラッシュでは済まされないハイスペックな身体を持っており「キーボードデストロイヤー」「第二の兄貴(日本へのアピールのほかビリー・ヘリントン氏没後のためか)」等、新たな呼び名が付けられつつある。
本人も「元のキーボードシュレッダー」と日本語表記を併記しており、その名で呼ぶ人も。
勿論今ではキーボードを壊そうなどとはせず、大事に抱えてる写真をアップしている。
更に日本への独占インタビューも公開されており、それによると…
- 本名はNorman(ノーマン) (※Normandと表記されてるが正しくはNormanである模様)
- 元々ゲーマーではなく、PCゲームを体験したことすらなかった(但し、レーシングゲームを好んでいた模様)
- キーボードクラッシャーの動画を投稿する以前から作曲活動をやっていた。(「倍数」は実はラップの仮歌)
- 日本の文化に影響を受けていて、日本で有名になったことを受けて自分の作品に日本語訳を付ける様になった
など、新情報を次々と告白していた。
現在はキーボードクラッシャーとして有名になったことを受け入れてはいるが、ミュージシャンとして新しく生まれ変わった自分を評価して欲しい様だ。
有名な空耳
クラッシャー動画の中で代表的な空耳を本来の意味も合わせ一部紹介する。
- 「タピオカパン!」
- 「運動会プロテインパワー!」
- 「天皇陛下バンザーーーイ!!」
- ※リンク先の記事を参照。
- 「イスラエルにとっととスピィン!」(「アンリアルトーナメントやりたいんだよ!」)
修羅パンツがいたりと、イスラエルもなかなか災難な国である。
- 「忘れてたぜ!○○○○、恥ずかしぃーーー!!」(「何だよこれ?畜生、何がどうなってるんだ!」)
- 何を忘れたかはさておき、クラッシャーは思春期のようだ。
- 「やっけくそ!やっけくそ、やっけくそぉ~♪」(「さあやるぞ! さあやるぞ!」)
- 「やけくそ(YES!GET!!LOST!!!)」と連呼しながら踊り狂う姿はなかなかにシュール…なのだが、その後すぐに「死ねー!どん兵衛ちゃん!死ねー!!バイブレーションじゃねー死ねー!!」(「始まれ!このクソ野郎、始まれよ!」)と発狂しながらキーボードに拳を叩きつける。
- 「朝ご飯ソーセージだけ…?いっぱいのソーセージ炊き増し…」(「今俺を撃ったのはどこのどいつだ…?クソ野郎、俺を撃ちやがったな…」)
- 「いつだって、いつだって脂っこいど!」
- 番外編より。たしかに彼の体型は脂っこい。
- 「一万円出せや!」
- 番外編より。牛のぬいぐるみに向かって。直後、ペンで牛のぬいぐるみを滅多刺しにしてしまう。
MAD素材として
彼がMAD素材として多くの人々に注目された事は先述したとおりだが、彼のMADは大まかに分けて
- 音声やキーボードを叩きつける音を切り貼りして既存の音楽に合わせた物
- 彼がゲームをプレイしているという設定を利用し、ゲームをプレイしていたりテレビを視聴しているかのように見せる物の二つに分けられる。
- 中でも前者は2010年現在変態的に技術が発展しており、キーボードを叩きつける音を組み合わせて奏でられる「キーボードラム」や彼の声を極限まで切り貼りして音楽を歌わせる「ドイツ製ボーカロイド(暴歌ロイド)」、そして彼の声を限界までいじくりまわし、もはや声としての原型を留めないほどに改造して音楽を奏でさせる「タピオカシンセサイザー」など、多くの発展を遂げた。
- 再生数こそ最盛期と比べて伸び悩み、かの兄貴や炎の妖精のように新たな素材の登場も絶望的ではあるが、そのクオリティは職人たちの技術もあってニコニコの中でも屈指のものを誇る。
- この記事を見て興味を持ったなら、あなたもニコニコ動画でタグ検索して、数々のMADを見てみるのもいいかもしれない。あなたの腹筋がクラッシュされる事は保証できる。
- また、毎年天皇誕生日には、彼のMADをアップする祭「天皇陛下万歳祭」がニコニコで行われる。
おまけ(備考など)
キーボードクラッシャーの「キーボード」の部分は壊す(壊れる)対象に変えるなり何なりで代用もできるらしい。例えば…
- 筐体クラッシャー
- ドラムクラッシャー
など
関連イラスト
キーボードクラッシャー
版権
関連動画
字幕なし
嘘字幕版
空耳字幕版
真面目に和訳版
キーボードマリオクラッシャー
倍数について語る(完全版)
動物虐待(?)
キーボードクラッシャーのおやつタイム「テラ愛してる」
キーボードクラッシャーが歌うようです(空耳和訳)
元キーボードクラッシャー、過去の自分を見る
関連タグ
ニコニコ動画 ニコニコオールスター ネットミーム KBC / AGK
ドイツ 少年 キーボード クラッシャー ゲーム 怒り 狂気 破壊 ラッパー
空耳 倍数 タピオカパン 運動会プロテインパワー 暴歌ロイド / ボーカロイド
アンリアルトーナメント:キーボードを破壊する動画でプレイしているゲーム。
修羅パンツ∶同類。
トム・フェルトン: 過去に演技によって虐められた者繋がり。
覚醒日ノ神:範囲技に「キーボードクラッシュ」がある。ベースとなった妖怪共々常にキーボードを持ち歩いている。
ニコニコRPG:パーティメンバーの一人として登場している。