概要
本名はトーマス・アンドリュー・フェルトン。
『ハリー・ポッター』シリーズで主人公ハリー・ポッターのライバルのドラコ・マルフォイを演じたことで有名。
1987年9月22日にイングランドのサリー州エプソムで4人兄弟の末子として生まれる。
1995年、国際的なコマーシャルのオーディションで、約400人の子供の中から選ばれて起用され、さらに同年、英国の人気テレビドラマシリーズ『バグズ』に出演し人気子役となる。
1996年、『ボロワーズ/床下の小さな住人たち』でスクリーンデビュー。
2001年『ハリー・ポッターと賢者の石』でドラコ・マルフォイを演じ、その後シリーズ最終作まで演じた。
ハリポタの影響か、『猿の惑星:創世記』などでは悪役を演じることが多くなった。
人物
ドラコ・マルフォイなど悪役を演じていたため悪っぽいイメージが強いが、実際は正反対の気さくで謙虚な性格であるという。
趣味は釣りで、暇があればよく釣りをしており、かなりの腕前との事。また、スポーツも得意でサッカーやバスケットボール、水泳やゴルフなど多くのスポーツをこなせる。
実は、大の日本好きであることでも有名。
というのも、当時マルフォイを演じていた頃、ハリーの敵役という役割上仕方がないにもかかわらず主役を演じたダニエル・ラドクリフのファンから「ハリーをいじめるな」などという筋違いな誹謗中傷を受けており、しかも撮影現場に見学に来た子供達からはマルフォイと同じ性格だと思い込まれて泣かれたり無視されたり暴言を吐かれることが多々あり、通っていた学校でも居場所をなくしていた。本人は「僕を本当にドラコだと思っている子供達がいるのは光栄だよ」と気丈に振舞っていたが、なおも世界中から心無い誹謗中傷に晒されて、思春期だった彼はかなり堪えたようで、一時アルコール依存症になって施設に強制入院したことがある。
そのため、第1作目からプロモーションに一切参加しなかったが、ハリポタシリーズが世界的大ヒットとなり、ダニエルらメインの出演者だけでは世界中のプロモーションが困難なため、トムは日本のプロモーション担当に抜擢された。
第6作目の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の大ヒットを記念して東京、名古屋、大阪の3都市で舞台挨拶を行うため初来日した。当初、トムは今までの経験から全く乗り気では無く、非難に晒されるのを覚悟で来日したが、日本ではマルフォイはただの悪役ではなくハリーに立ちはだかるライバルキャラという見方が強く、トム自身のルックスの良さも相まって彼のファンが非常に多く、訪れた空港で出迎えたファン達から熱烈な歓迎を受けたことに非常に驚愕し、その後もサイン会には500人以上が訪れ日本のファンからの好意や愛情に感動を覚えたトムは「日本に恋をしてしまった」と日本への魅力に惹かれたという。
その為か東日本大震災や熊本地震の際にはチャリティを開き被災地に手厚い支援をした。
2008年から2016年まで、作中でマルフォイの妻となるアストリア・グリーングラスを演じたジェイド・オリヴィア・ゴードンと付き合っていたが別れ、後にアメリカ人プロゴルファーのパトリック・ロジャースと結婚している。
関連タグ
セイラム魔女裁判:この事件の犠牲者にはフェルトンの遠い血縁関係に当たる人間も含まれている。