「Why Japanese people!? Why!!」
概要
本名はジェイソン・デイヴィッド・ダニエルソン(Jason David Danielson)。
アメリカ人的目線から、日本の漢字やことわざ・慣用句などの気になるところに上記のフレーズでキレるのが主な持ちネタ。
pixivでは、本人を描いた作品の他にこのネタのパロディ作品にタグが利用されている。
デビューからIT企業の会社役員を務めながら芸能活動を行なっている。また、IT専門家や投資家として資産運用にまつわる著作や講演なども積極的に行なっている。
どれか一つが本業というわけではなく、本人は「僕は人間・ジェイソン。全てが本業」としている。
日本語能力検定1級に合格している。
芸名の「厚切り」は厚木市在住であることと、胸板の厚さからとのこと。
私生活では2007年に日本人女性とアメリカにて結婚。三人の娘がいる。
略歴
17歳でミシガン州立大学に飛び級入学。その後イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校・大学院に入学・卒業したという経歴を持つ。
大学生であった2005年に初訪日し、1年間旭化成でアメリカ英語対応・音声認識ソフトの開発・研究に従事していた。このころ『エンタの神様』を見て日本のお笑いに興味を持つようになり、日本語の勉強も兼ねて多くの日本のお笑い番組やテレビドラマを見るようになった。
帰国後はアメリカの大企業のグループ会社に就職するが、お笑いへの情熱は持ち続けており、いつか日本でお笑い芸人になりたいと思いつつもビザが降りないことから悩んでいた。そんな折、シカゴのあるIT企業が日本法人を立ち上げると聞き、そこに参加して2011年に再び日本を訪れる。
2012年に、ITベンチャーのテラスカイに入社。2023年現在まで同社の役員として勤務している。
ある時、ザブングルの営業をたまたま見にいった際、加藤と選ばれた観客が腕相撲をするという企画があり、必死に立候補して対戦。これがきっかけで加藤と交流を持つようになる。
加藤から「会社員をしながらお笑いの勉強ができる」とワタナベコメディスクールの土日コースを薦められ、2013年に入学。卒業と共にワタナベエンターテインメント所属となる。
2015年2月の『R-1ぐらんぷり2015』で決勝進出を果たしたことにより大きくブレイクを果たす。なお、『R-1ぐらんぷり』における外国人の決勝進出は初であり、芸歴最短記録(芸歴4か月)も更新している。
2017年4月から2023年4月初頭までNHKEテレの『えいごであそぼ with Orton』に「ジェイソン博士」としてレギュラー出演していた。
関連イラスト
関連タグ
こたけ正義感…同じ事務所の同い年(但し、こたけが後輩)で似たような芸風のピン芸人。但し、厚切りは憤怒を全面に出しているが、こたけは悲哀を全面に出している。