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概要編集

山田一成と菊地秀規の2人で結成されている。元々2人は1995年春にバンドのメンバー募集で出会ったのだが、突如お笑いに目覚めて1996年7月に結成。地道なライブ活動を重ねた後、ネタ見せTV番組に起用されるようになってから、その知名度を一気に上げる。ネタ本『悲しいとき』なども出版されている。

テレビ番組『ピタゴラスイッチ』にもレギュラー出演。同番組でリリースした「アルゴリズム体操」及び「アルゴリズム行進」のCDは特に人気を呼び、結果、子供からお年寄りまで幅広い層に支持されるようになった。「いつここといえばアルゴリズムだ」という人も多いらしい。

コンビ名には「初心忘れるべからず」の思いが込められているらしい。


代表的なネタ編集

交代で叫んだりツッコミをする、独特なスタイルのネタが中心。内容は人間観察を基にした、所謂「あるあるネタ」を基本としている。

悲しいとき編集

山田が「悲しいとき〜」と叫び、菊池が復唱。続いて山田が「悲しいとき」に該当するシチュエーションを「○○とき〜」と叫び、菊地はこれを復唱しながらスケッチブックをめくりイラストを見せる。以上の流れを繰り返し行う。「誰かが死んだとき」で始まり、「夕日が沈んだとき」「どうもありがとうございました(3回復唱)」で締めくくる。スケッチブックを効果的に使用するというネタの独創性は、以降、スケッチブックを使用するお笑い芸人が続々と現れるほどの強い影響力をもたらした(鉄拳桜塚やっくん等)。このネタで使われるBGMはパッヘルベルのカノンである。

ツッコミ暴走族編集

「どけどけ〜どけどけ〜邪魔だ邪魔だどけどけ〜どけどけ〜」と特攻服姿で登場し、2人が縦に並ぶ。まず前列が「○○○だバカヤロ、コノヤロオメェ(聞こえ方は“コンニャロオメェ”)」と怒りながら題を振り、後列がその怒りに同調しつつ「コノヤロオメェ、△△△バカヤロコノヤロオメェ」と追い打ちの一言を叫んで笑いを取る。前列が同じ題振りをし、後列が更なる追い打ちの一言を叫んだ後、前列後列が入れ替わる。以上の流れを繰り返す。登場時と同じ口上を入れ替え時と退場時にも叫ぶ。イントネーションは東北弁(南部弁)であり、2人ともバイクのハンドル部分だけを切り取ったものを持って行う(なお、エンタの神様ではバイクのハンドルがネタ用に用意されている)。

かわいいね編集

親子に扮した2人が、ある人間の行動を指しながら「(『か』を強調して)かわいいね」と言った後、もう一人がツッコミを入れ「かわいいね」と言う。この流れを交代で繰り返す。



関連タグ編集

ピタゴラスイッチ アルゴリズム体操 アルゴリズム行進

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