ゲーム概要
「RPGツクール2000」でニコニコオールスターのゲームを作ろうとのコンセプトのもと、SD2氏が製作したツクール作品。
コンセプトの通りにβ時代からSP1時代に至るまでのニコニコで人気のキャラクター達が多数登場する。
また、アクの強いキャラクター達を見事に料理し、纏まった話作りをしている点も評価が高い。
現在は本編動画のいくつかが著作権などの関係で削除やYouTubeのコンテンツIDの著作権的なブロック(BGM)を受けたりされているためプレイ動画を完走することは困難となってしまっている。
これに伴い有志らによって作品が配布されたり、著作権を配慮された差し替えBGMファイルが有志のアップローダーへと再び投稿された。(攻略などについて詳しくは外部リンクを参照)
ゲームシステム
ゲームシステム的にはオーソドックスなシンボルエンカウント制のターン制RPGであるが、
特徴的なのがRPGツクール2000で製作したにもかかわらず、多彩なミニゲームが盛り込まれているのが最大の特徴。
そのミニゲームもマリオタイプのアクションゲームからシューティングゲーム、レースゲーム等々実に多彩。
ただし、RPGツクール2000仕様で無理やり作成しているため、ミニゲームの難易度は非常に高い。
配布の際には救済策としてイージーモードが搭載された。
登場キャラクター
パーティメンバー
本編の主人公。作中ではピコ麻呂と呼ばれている。
日本政府の公認の下、琴姫・坊主らと共に魔物退治を行なっている陰陽師。
基本的にまじめな性格だが、他のキャラのアクが強過ぎる為、若干目立ちにくいものの、それでも決める時は主人公らしく決めてくれる頼れる男。
ピコ麻呂の相方を務める巫女で、初期パーティーメンバー。
優秀な回復技と全体攻撃を持つ万能キャラ。
ご存知自動車修理工のいい男。
第1話終盤にて登場。偶然出会ったピコ麻呂をハッテン場に誘い、アッーな事を経て仲間に加わる。
(ピコ麻呂にそっちの気があったのか、はたまた阿部さんにその手の魅了効果があるのか?)
本作ではガチホモだが女嫌いというわけではないというキャラ付けで、性的な興味が無いだけで女性キャラにも割と友好的に接している。
(ただし、流石に女ばかりの場所に居続けるのは気が滅入るらしい)
また、某虫野郎には全く興味を示さないなど、男なら誰でもという訳ではない模様。
使用する技の殆どがガチホモ属性を備えており、男相手には有利だが、女が相手だと途端に無力化する極端な性能。
ドクターライト製作の心優しいロボット。
第2話にて登場し、ボスとの戦闘中に仲間に加わる。
性能としては毒などに耐性を持つ防御型。
作中ではミクとの絡みが多い。
無敵の龍の異名を持つ格闘家。
第3話序盤にて登場し、その場で加入。
時系列的には初代がベースと思われる。
攻撃力が非常に高く、必殺技の威力が抜群の典型的なアタッカータイプだが、最大MPが低いため乱発は出来ないと言わざるを得ない。
普通の魔法使い。
第4話の中ボス撃破後に仲間に加わる。
時系列は永夜抄がベースで、相方のアリス共々世界全体を巻き込む異変に巻き込まれる形で関わる事となる。
作中では純粋無垢なミクに変な事を覚えさせないよう配慮する良識的な一面も見せる。
性能面では「弾幕はパワー」を体現した高火力・高燃費の全体攻撃技持ちで。全キャラ中トップクラスの精神力を誇る。
七色の人形使い。
魔理沙と同時に加入。
魔理沙に対してはツンデレな言動が目立つ。
魔理沙とは対照的に単体攻撃に優れる。
ご存知ニコニコの歌姫。
第5話にて登場。ある理由から姉・MEIKOからの推薦を受けて加入する。
作中ではロボット繋がりでロックマンとの絡みが多く、あるシーンでは何と一枚絵まで用意されている。
MPと精神力の高さは全キャラ中トップクラス。逆にHPと防御力はかなり低い。
時報はもう嫌なカメラマン。
第6話に登場。原作通りL5を発症し死にかけるも、琴姫の祈祷で治療され、事なきを得る。
バランスに長けた物理攻撃タイプで、全キャラNO.1なHPの伸びを見せる。
防御力もロックマンに次いで全体2位の数値を誇り、非常にタフ。
- マリオ(スーパーマリオブラザーズシリーズ)
世界一有名な配管工。
第7話にて登場。いつも通りクッパを倒しに向かったは良いが、クッパは別の人物に倒された上にピーチ姫も何者かに攫われたためピコ麻呂一行に加入。
作中ではストーリーの都合上、結構喋る。
王様。
第8話にて登場。魔王によってAIBOの魂が奪われてしまい、それを取り戻すべくピコ麻呂達に協力する。
その為、ストーリーでは常時闇遊戯状態である。
遊戯のライバルで社長。
第8話終盤にて登場。大会そっちのけで旅立とうとする遊戯に、そうはさせまいと勝手に加入する。
魔理沙以上の超高火力・最大燃費というピーキーな性能だが、そこから来る与ダメージはそれに見合うだけのものはある。
凄腕の老兵。
第9話にて加入。
高齢ながら数々の武勇を誇るスーパー爺ちゃん。
作中では年長者らしい振る舞いが目立つ。
知る人ぞ知る鬼軍曹。
第9話にて加入。
軍属となったピコ麻呂一行に1週間の訓練を施し、扱き上げた。
その凄みと迫力は魔理沙ですらビビって萎縮する程である。
加入後は一行の指揮官及び戦力として活躍。
原作と比べると台詞は少しマイルドになっている。それでも過激極まりないが・・・
- ボブ・ロス(ボブの絵画教室)
実在の画家。リアルでは既に故人(1995年没)。
第10話にて加入。
ショッピング中のロックとミクに出会った所を魔王軍の襲撃を受けて共に迎撃した事で仲間に加わる。
知る人ぞ知るドイツ人。
第10話にて登場。魔王に操られてボスとしてロックマン達と戦うが、倒されると洗脳が解けて仲間に加わる。
攻撃力が非常に高いが防御力が非常に低い極端なキャラ。
伝説的低予算ヘッポコ特撮の主人公。
第11話にて加入。
基本的に「○○が危ない!」としか喋らない。
(普通に喋るシーンもあるが35話という遅さ)
東映版蜘蛛男。名前表記は決して誤字ではない。
第11話にてゴッドマンと共に加入。
基本的に「~の男・・・スパイダーマッ!!」と言って専用BGMを流す賑やかし役。
ご存知SOS団団長。
第12話に登場。団員の長門有希が魔王軍に操られてしまい、彼女を止めるべく北高に潜入していたアリスに協力する。
周囲が周囲なため、原作と比べて傍若無人な言動は控えめ。
ご存知超能力者。
第12話にてハルヒと同様の理由で加入。
本作ではガチホモ属性持ちで、本人もそれを自覚している。
故に阿部さんとの絡みが非常に多く、性能面でも阿部さんと組ませる事で真価を発揮する。
白石。
第12話のボス戦に偶然居合わせてしまい、そのままハルヒに付き合わされる形で加入する。
本来は一般人の筈なのだが、何故か本作では閉鎖空間をこじ開ける能力を持っている。
ご存知ヤンデレの代名詞。
第12話でサブキャラとして登場し、第13話にて加入する。
当初は狂気に呑まれて琴姫にも襲い掛かろうとするがスパイダーマの活躍で拘束され、正気を取り戻す。
その後、ある人物の砲撃で誠が殺され(死んでないが)、復讐の為に旅に同行する。
一時期一世を風靡したオタク少女。
第12話ではアイテム売りとして登場し、第13話で有名人のピコ麻呂やゴッドマンに反応して、その場のノリと勢いで仲間に加わる。
ストーリーでは言葉との絡みが多く、誠と共に彼女に料理を教えるシーンも見られる。
管理局の白い悪魔。
最終章突入と同時に加入。
本作では何と魔王の第二形態「冥王」としてピコ麻呂達と死闘を繰り広げる。
(これは魔王の魂がなのはの中に入り込んでいた為であり、魔王と同一人物というわけではない。)
撃破後はなのはとしての意思を取り戻し、新たに誕生した新魔王討伐の為に仲間に加わる。
協力者
ピコ麻呂の仲間の坊主コンビ。
1話のみのスポット参戦だが、終盤では復帰した坊主Cと共に水銀燈と闇サトシを相手に足止めする活躍を見せる。
第二章の最後から登場、最終章でピコ麻呂達の案内役を務める。
「ニコニコ」という異世界の住人であり、ニコニコの崩壊を阻止するためピコ麻呂達に協力を仰ぐ。始終敬語で紳士的な性格。
笛の力により、紫・谷口・僧侶達と同じく空間を渡ることができる。
幻想郷の賢者。
物語開始以前からFooさんと協力関係にあり、魔理沙とアリスにピコ麻呂達に協力するように要請する。
第3話のボス。
リョウの妹・ユリを攫ったとされる謎のマスクマン。
実はFooさんの協力者であり、後に再登場した際は味方として活躍する。
Fooさんの助手として登場。
Fooさん達が身動きの取れない中、唯一難を逃れた彼女は
分断されたピコ麻呂達の連絡係という大役を担う。
また、各エリアで二人目のボス戦直前に現れて偵察した情報を教えるのだが、
その内容は具体性に欠けている上、やや的を外れていることが多く殆ど役に立ってない。
終盤では魔王アナゴ達と重要アイテムである鍵を巡ってトロッコレースを繰り広げる。
Fooさん達の協力者の一人。
ニコニコ編冒頭にてピコ麻呂達の実力を試すべく勝負を挑んでくる。
戦闘後はピコ麻呂達の実力を認め、終盤ではFooさん達と共に魔王アナゴを足止めすべくゲスト参戦する。
魔王軍に対抗すべく軍を再編した組織『EDF』の司令官。
ご存知SchoolDaysのクズ主人公。
本作ではアニメ版のきたない誠とゲーム版(の一部ルート)のきれいな誠が混同しており、前半はアニメ準拠で世界にメッタ刺しにされ、さらにnice boat.号の主砲の直撃を受けても何故か生きていたが、言葉からは死んだと思い込まれていた。
(初登場時は学校全体が魔王の洗脳の影響を受けていた為、女癖の悪さが暴走していたのかもしれない)
その後、終盤にて再登場。
自分なりに言葉達の力になろうとEDFに厨房係として参加し、裏方として言葉を支える。
敵対者
元々は政府の密命を受けピコ麻呂達の妖怪退治を指揮していたが、魔王の襲撃に遭いその凶刃に倒れる。
この時死亡したものと思われていたが、第13話でNice boat.に乗って再登場。
自らの野心を剥き出しにしてラピュタを手に入れるべく行動を開始する。
(ちなみにこの時、誠を見せしめに砲撃した事で言葉から恨みを買う)
しかしラピュタにてクラッシャーが偶然滅びの言葉を言ってしまった為、計画は失敗。
ラピュタの崩壊に巻き込まれる寸前、言葉から誠を撃った恨みを晴らすべく斬殺された。
その後、オワタ王に召喚され、世界と共に言葉に襲いかかるも、再び倒される。
SchoolDaysヒロインの一人。
元は言葉から奪う形で誠と付き合っていたが、誠が未だに言葉と関係を持っている事に激怒。ゲームのバッドエンドやアニメ同様、誠を刺す。
その後は妖怪に憑かれたか洗脳されたかで魔王軍の一員となり、ラピュタにて言葉と対決。
鍔迫り合いの末にヤンデレパワーを全開にした言葉に敗れた挙句、腹を掻っ捌かれた。
ニコニコ編では言葉の罪(殺人)を裁くべためにオワタ王によってムスカと共に召喚された。
エンディングでは何故か復活しており、誠と言葉の前に現れて妊娠した事を告げるが、その時既に言葉も妊娠しており・・・。
ボスキャラクター
第一部『異世界編』
力を求めるあまり暗黒面に堕ちたとされる力士。
Dr.ワイリーが開発した戦闘用ロボット。
回避不可の竜巻でロックマンを返り討ちにして、現れたピコ麻呂達も纏めて始末しようと襲い掛かる。
しかし、リーフシールドを獲得して戻ってきたロックマンにより形勢逆転され、敗北する。
幻想郷にて異変を起こした薬師とその弟子の玉兎。
異変解決に現れた魔理沙達と戦う。
戦闘後は乱入してきた魔王にただならぬ危険を察知し、足止めを買って出る。
ちなみに、主である蓬莱山輝夜は熱を出して寝込んでいるため登場せず。
ミクと同じくボーカロイドで、三人組の僧侶。
当初はミクの人気に嫉妬して敵対していたが、ミクとの直接対決に敗北して改心。
以後は一行の協力者として活躍する。
虫野郎。
魔王によって力を与えられ、かつて自分を負かした闇遊戯にリベンジに現れるが、表遊戯をネタにして挑発を繰り返した為、闇遊戯の怒りを買いバーサーカーソウルによるオーバーキルを受ける。
第二部『地上編』
SOS団の団員で宇宙人の少女。
魔王に洗脳されてアリス、ハルヒ、古泉(+後から来た谷口)に襲いかかる。
全ての魔物を統べる存在。
その正体は「ニコニコ」の存在に力を利用された、高町なのは。
最終章『ニコニコ編』
魔王(なのは)敗北後、ニコニコに現れた新たな魔王。
その力は凄まじく、ピコ麻呂達を一度は敗走させ、終盤にて足止めに入ったFooさん達を全滅させた程。
ミステリアスパートナー
魔王配下の精鋭部隊。
6組に分断されたピコ麻呂一行を狙い、各エリアに2〜3名ずつ送り込まれる。
ミステリアスパートナーNo.1。
ニコニコエリアのボスとしてピコ麻呂、琴姫、阿部さん、ハルヒと戦う。
元はピコ麻呂の仲間だったが、3年前に空間の歪みに吸い込まれ行方不明になっていた。
坊主3人の中で一番信仰心があったが、法力は一番低かったようで、ニコニコでの修行で大幅に実力を伸ばすが、魔王アナゴの力に魅入られ、彼の配下となってかつての仲間であるピコ麻呂と琴姫に襲いかかる。
敗北後はピコ麻呂に諭され改心し、最終決戦直前にピコ麻呂達に加勢。
ピコ麻呂の最強装備を届けに来てくれる。
ミステリアスパートナーNo.2。
ニコニコエリア中ボス。
ミステリアスパートナーNo.3。実在の人物
市街地エリアのボスとして富竹、ハートマン、ゴッドマン、こなたと戦う。
やたら物騒な演説で一時期有名になった東京都知事に立候補した人(当然落選したが)。
利害の一致から魔王アナゴの配下に着いた模様。
ミステリアスパートナーNo.4。
市街地エリア中ボス。
表情が無く、全く喋らない。
ミステリアスパートナーの中では珍しく数で押し込むタイプの敵。
ミステリアスパートナーNo.5。
荒野エリア中ボス・・・なのだが、途中で逃走してしまう。
ミステリアスパートナーNo.6。
ご存知中日ドラゴンズのマスコットキャラクター。
荒野エリアのボスとしてマリオ、海馬、クラッシャー、スパイダーマと野球で対決する。
単に野球がしたかっただけらしく、何で魔王の配下に着いたのかは謎である。
ミステリアスパートナーNo.7。チーム内の紅一点。
ご存知ローゼンメイデン第1ドール。
古城エリア中ボスとして登場。
ミステリアスパートナー壊滅後も生き残り、アナゴ配下として活動するが、終盤にてアナゴが敗北した事を察知した際は闇サトシ共々逃亡する。
ミステリアスパートナーNo.8
古城エリアボスとしてロックマン、リョウ、アリス、ミクと戦う。
原作通りザ・ワールドによる時間停止能力が猛威を振るうが、ロックマンのタイムストッパーで対抗可能になっている。
ミステリアスパートナーNo.9。
アニポケ主人公であるサトシが闇堕ちした姿。
台詞音声は主に獏良了のものを使用している。
ピラミッドエリアのボスとして闇遊戯、魔理沙、古泉、言葉と戦う。
水銀燈と同様、敗北後も生き残るが、アナゴ敗北を知ったらさっさと逃げ出してしまった。
ミステリアスパートナーNo.10。
元ネタはRPGツクールで製作されたゲーム「囚人へのペル・エム・フル」のラスボス。
ミステリアスパートナーNo.11&12。
学校エリア中ボス。
グラフィックと音声はテニミュとそこから派生した空耳ネタを使用している。
ミステリアスパートナーNo.13。
学校エリアボスとしてストーム1、ボブ、谷口、なのはと戦う。
作者は当初、コイツをなのはに代わる2代目魔王に使おうとしていたらしい。
しかしその場合学校ルートのキャラしか魔王と戦えないことになるため、別に考え付いたのが魔王アナゴだったという。
その名残か、魔王候補という設定で、なのは(先代魔王)との絡みが見られる。
関連イラスト
二次創作
この作品の終了後、別人による続編、外伝作品がいくつか製作されていたが、そのほとんどが未完に終わり、完結・配布されたのはネコニャーン氏作の続編『ニコニコストーリー』、ゲスト氏作のニコニコRPGとニコニコストーリーを統合し、大幅に追加要素を加えたたリメイク『ニコニコRPG_MV版』のみである。
関連タグ
ロックミク(本作内で登場しているカップリング)