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矢部野彦麿

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やべのひこまろ

神妙不可思議にて胡散臭い男が一人。その名は「矢部野彦麿」。そう、人は彼を陰陽師と呼ぶ

概要

豪血寺一族シリーズに登場するキャラクター。『新豪血寺一族 闘婚~Matrimelee~』からの登場。

あの有名な『レッツゴー!陰陽師』のPVにて主役を張っている人物。ほぼ専用のBGMとPVを持つ…ということからさも重要人物のようだが、実際には琴姫たち含めステージ背景のモブキャラクターであり、操作などは出来ない。

楽曲およびPVそのものについては当該項目を参照のこと。

劇中では陳念のステージ背景(※『煩悩解放』ではなぜかアンジェラ・ベルテと共通)に登場。中央でこちらに背を向けて大木の前に座り、印を結び祈祷らしき動きをしているのが矢部野彦摩呂であり、大木の中に立っているのが琴姫、周りで踊っているのが坊主ダンサーズである。

陰陽師らしく黒い狩衣立烏帽子というスタイルが特徴。口元には髭、目つきはちょっと怪しげであるが、本編中では背中しか見えない。

声優(ボーカル)を担当しているのは作曲者でもある田中敬一。

余談

  • 陳念のステージBGMは元々『陳風』という真っ当な格闘ゲームっぽい中華風のBGMであったが、『2』のBGM『坊主でダダダ!』はお経(風の節をつけた四字熟語)にダンスミュージックという一気に神妙不可思議なものに変化している。『レッツゴー!陰陽師』もこの流れを継いだものであり、後年発売の『先祖供養』では『陰陽ジジジ!』というリミックス版が使用された。
  • 空耳の製造元でもあり、「ぷよぷよするなあ!」(テトリス派)、「遺影」など数々の空耳を世に送り出している。
  • 『レッツゴー!陰陽師』や『陰陽ジジジ!』では「オンキリキリマイダヨソワカ」と唱えているが、こんな真言は仏教にも陰陽道にも存在しない。サンスクリット語ではなく日本語の「きりきり舞い」と掛けたインチキ真言であり彦麿がいかにも胡散臭く見える、という演出である。
  • サイバー攻撃を受けた影響でしばらく見れなかったニコニコ動画の復活を祝う『レッツゴー!陰陽師 古伝説コラボ』にて、ZUNやひろゆきといったレジェンドの中に田中敬一氏本人が参戦するというまさかのサプライズ登場。

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