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本記事は所々に誤った記述がされている可能性があります。
概要
2012年からJKBGamesによって開発が進められている『ロックマンX』シリーズを原作とした非公式のファンメイドゲーム。
Corruptedとは『破損した』を意味する。
YouTubeにて開発中のステージやゲームシステムなどが公開されており、2021年1月1日に遂にエックス編のイントロステージが公開されているが現在も鋭意制作、更新中であり演出や敵のグラフィックなど大幅な手直しをしつつ進めている。
また、毎週土曜日にTwitchにて作業配信されており新しい更新や変化を確認できる。
https://www.twitch.tv/jkbgames
X編のOPステージ動画+α
特徴
『ロックマンX』らしさを出している一方で他のシリーズの要素を取り入れている(後述)。
難易度
本作は難易度が五段階と『ロックマン11』並みの選択幅がある。
Cクラス(イージー)
Bクラス(ノーマル)
Aクラス(ハード)
Sクラス(スーパーハード)
Σクラス(超高難易度)
最初はAクラスまでが選択でき、クリアすることでSクラスの解禁。
SクラスクリアにてΣクラスの解禁となる。
グラフィック
スーパーファミコン時代を意識した16bitのグラフィックスタイルを採用しており、エックス、ゼロだけではなく、PS時代に追加されたエイリア、シグナス、ダグラスといったキャラたちも登場している。
ワールドマップ
本作はボスごとによるステージセレクトではなく、ZXシリーズにおけるメトロイドヴァニアスタイルを採用している。また、ボスを倒すことにより地形の変化が現れる初代Xを彷彿とさせる効果の他、ショートカットに繋がったり隠し通路が開けるなど攻略の楽しみがある模様。ただしステージが進めば楽になるばかりではない。
ファイナルフォーエフェクト
前半で4体ボスを倒すと残った後半のボスに強化が行われ環境にも変化が出てくるようになるシステム。時間を与えてしまったことにより残ったボスは準備が整ってしまうという設定。これによりステージ攻略の難易度が大幅に変わる為、繰り返しプレイの醍醐味を味わえる。Σクラスでは最初からこれが発動している状態となる。
レベリングシステム
コマンドミッションを思い出させるレベリングシステムが導入され、ボスや敵を倒すごとに得たスキルポイントで強化を行うことができ、エックスはバスター関連、ゼロはセイバー関連の他、ボスから入手した特殊武器や技などの特性を伸ばす方向性になっている。
ライドアーマーシステム
X3独自の仕様だったキメラ同様の換装システムを採用しており、コックピット部である本体を含めて状況に応じて自由にカスタマイズすることができる。公開されている動画では、中間ポイントらしきところで転送することができる。
アーマーシステム
本作のエックスは、オリジナルアーマーを含めて、ある条件を達成すると『レガシーアーマー』と呼ばれる歴代アーマーを装備することができるようになる。また、アルティメットアーマーを除く本作のアーマーは、X8のニュートラルアーマー同様にパーツを選択して自由に組み替えることができる。特徴が被りがちなパーツも歴代にはあったが、今作では細かい調整が行われており例として初代~X3までのフットパーツの効果は各作品のダッシュの特徴を生かした強化がされ価値がしっかり存在している。レガシーアーマーに関してはセットで装備するとファンも喜ぶ懐かしいボーナスが用意されている。
コンボシステム
本作のゼロに用意されたシステム。カーソルを入力することによって連続で攻撃を行うことができる他に特定のスキルを組み合わせた様々な技を繰り出すことができる。
ストーリー
現在ストーリーはまだ大きく明らかになっていないが『ロックマンX5』後の別の時間軸として話が進む為、アクセルやX6以降に登場したキャラクターは登場しないとのこと。₍レガシーボスは例外の様子₎
ゼロOPステージのスタート時演出(カプセルを破って、記憶を失っている模様)にて、X6のゼロED以降(ゼロ自身の危険性を精査する為、自らカプセルに眠りにつく。※謎の科学者との会話)の時間軸も示唆される。ただし、こちらは後の「ロックマンゼロ」シリーズに繋がる事が示唆されている為、前述の通りX5後に別のかたち(理由)で、カプセルに封印された可能性もある。
またボスを倒す順番によってEDが変化し、合計12のEDが用意されている。
ちなみにシグマの姿は現時点で確認できない。
登場キャラクター
プレイアブルキャラクター
OPステージで『アルティメットアーマー』を装着して登場するが、その後破損することになりノーマル状態から開始することになる。本作ではメイン画像の『フェニックスアーマー』、更に『ハイドラアーマー』といった新たなアーマーを装着できるようになる。
OPステージではカプセルに入った状態から脱出することになり、一緒に保管されていたゼットセイバーを手にして状況が理解できないながらも進んでいく。X4、X7同様にバスターは使用せず、セイバーのみで戦う。但し、本作にはセイバーにもゲージが存在しており、連続で使用するとゲージが回復するまで攻撃できなくなる。本作では『黒ゼロ』かゼロナイトメアに彩色が似た『ウィルスゼロ』のどちらかを使用できるようになる模様。
シンシア
本作オリジナルキャラである女性型ナビゲーターレプリロイド。本家の第三主人公であるアクセルと似た連射機能を搭載したブラスターに加え、サーベルを使い分けて戦闘を行うことができる。操作時には特殊武器や技などと違いボス撃破時にブラスターに「MOD」を搭載することができるようになり、多彩な射撃で戦略が広がる。一定条件を満たすことで解禁できるようで、最初のキャラクターセレクト時姿は見れるも選択不能。
イレギュラーハンター
イレギュラーハンターの女性ナビゲーター。X8以前のデザインで登場。
エックス編OPステージで登場するが、それ以降は姿が確認されていない。
イレギュラーハンターのメカニック。
エックス編OPステージで登場するが、彼もエイリアと同じく姿が確認されていない。
レプリロイドの生みの親である老人。
本作ではかの人物のように謎のカプセルに立体映像として現れ、エックスにパワーアップパーツを授ける。
ウェイブ
本作オリジナルの少年型レプリロイド。技術エンジニアで頭がいいが少し緊張している。
ダンシング・ロータス
イレギュラーハンターに所属する指揮官の一人。ハンターの訓練・派遣を担当している。名前通り移動の際にはバレリーナのようにピルエットで回転していく。戦闘部隊は射撃武器を携えたハンターで構成されておりアサルトライフル、ランチャー、ショットガンなど豊富。エックスのOPステージで迎撃する様子をお目にかかれる。
アイアン・ホーン
ライドアーマー専門のメカニック担当レプリロイド。勤勉だが少し生意気。
グイン
運搬を担当しているレプリロイド。ペンギーゴと似ているが別人。
サイレン
ライフセーバーと共にハンターの治療を担当するナース型レプリロイド。
イレギュラー
8ボス
ウォーフェア・ミロドン
背部に砲塔を内蔵しているライドアーマー程の巨体を誇るゾウカメ型レプリロイド。
豊富な火器を備えており巨体から繰り出される突進とパンチは非常に強力。エックスのOPステージにてイレギュラーとして輸送されていたが脱出の機会を得て工場を根城にする。
プラズマ・パッファー
惚けた外見をしているフグ型レプリロイド。吸い込みを行いトゲ付きの泡を吐いてくる他、そこから膨らみ飛び跳ねて泡を多量に増やして場を制圧する単純ながら鬱陶しい攻撃を行う。
ゼロにステーションを破壊された恨みがあるようで会話中激昂する様子が見られる。
ニューロハック・モスキート
蚊型レプリロイド。メタモル・モスミーノスを彷彿とさせるスクラップを操る能力があり、廃棄されたものを蘇らせる他、蚊型メカニロイドを使役して各メカニロイドの強化を行う。
スパーキング・スコルピオ
サソリ型レプリロイド。デザインがマグネ・ヒャクレッガーに通じるものを感じられる。ボスフロアでは縦型ロープが設置されており互いに場を行き来する戦闘となるが、スコルピオが通ったロープには電流が走り行動不能になってしまう為注意が必要。
電力による負荷が過剰にかかって痛みに苦しんでおり暴走してしまう。
クリスタル・ラフラー
ラフレシア型レプリロイド。アルマージのような回転攻撃に加えショットの反射機能を用いたクリスタルを使い多彩な攻撃を仕掛けてくる。
ハリケーン・ホーアチン
ツメバケイ型レプリロイド。斬撃波を飛ばす他に自らの体を回転させて竜巻を発生させる。ウォーフェア・ミロドンと同じくイレギュラーとして輸送されていたが同様に脱出しており空母による空の制圧を行っている。
フォース・スターフィッシュ
ヒトデ型レプリロイドだがヒトデ要素は背部のプロペラ状のパーツのみ。会話の際呼吸音が主になる。ノヴァストライクに酷似した突進攻撃を仕掛け、振動によりブロックが落ちてくるようになり移動が難しくなってくる。また、エックスOPステージで墜落した飛行艇が海底に沈んでおり、そこを根城としている。元イレギュラーハンターだったが現在は賞金稼ぎとしてスリルを求めている様子が会話に見られる。
ワープ・ヴォルペックス
アカキツネ型レプリロイド。ステージ共に現在鋭意制作中。空間の行き来をするステージになっている様子。X3までに見られたワイヤーフレームのエフェクトや敵も出てくる。
ライバル枠
ストライク
エックス編OPステージでイレギュラーハンター大型飛行船を強襲した謎のイレギュラー。瞬間移動に手刀で攻撃してくる他、こちらのショットを阻む強力なプラズマ弾を飛ばしてくる。
アルティメットストライク
ストライクのアーマー装備形態。サイト情報によるとOPステージでエックスから奪ったアルティメットアーマーのデータを基に強化されたものらしく、公開された動画ではプラズマショットやノヴァストライクが使用できるようになっている。動画公開バージョンから現在モーションの作り直しがされておりさらに多彩な攻撃を行う可能性が見られる。
ヴァヴァ
ゼロ編OPステージでランチャーを携えて登場。手に持ったランチャーからは大きなミサイルを発射し、行動を封じる電撃効果やクリスタルを生成するボムを使用するなど本作ボスの能力が含まれた攻撃を仕掛ける他、従来のシリーズからは比較にならない機動力で翻弄してくる。
レガシーボス
公式の過去作から抜擢されたボスたち。オリジナルと比べて攻撃パターンが追加されている。
制作中
制作中
関連動画
外部リンク
https://megamanfanon.fandom.com/wiki/Mega_Man_X:_Corrupted
https://www.megamanxcorrupted.com/
関連タグ
ロックマンアンリミテッド:初代シリーズの非公式ゲーム。こちらもファンからの評価が高い。
ロックマンXDiVE:公式のゲーム。こちらもカスタマイズ性に優れている。