君も阿部鬼、 や ら な い か
概要
gingama4氏により、RPGツクールVXで制作された、フリーの脱出系ホラーゲーム、および作中に登場する怪物の名前である。
ver1からver4まであり、ver4.00からはTeam gingamaが制作。
通称「掘らアッー!ゲイム」。
内容およびタイトルは、言わずもがな「青鬼」のパロディである。
また、この作品のパロディ(=「青鬼」のパロディのパロディ)である「もしも阿部鬼だったら」というVIPRPGのフリーゲームも存在する。
内容
ver1から共通して、幽霊が出るという洋館に興味本位でやってきた4人組の少年たちが、“ブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男”に襲われながらも脱出を試みるといったストーリーである。
追跡者が青鬼ではなく「くそみそテクニック」の阿部高和のような怪物になっており、捕まってしまうと
“GAMEOVER”ではなく“GAME♂VER”(場合によっては“GAY_BAR”)になってしまう。
ver1~ver3とver4で主人公たちのメンバーが大きく変化(世代交代)する。
登場人物
共通
阿部鬼
「青鬼」の青鬼にあたる怪物。通称「ブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男」。
男しか対象としていないため、主に主人公たち男性陣が狙われ、ヒロイン自身はあまり狙われない。
英語では“Abe Ogre”らしい。
詳しくは→「ブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男」
ver1~ver3
たかし
公式に男から好かれる顔つきをしており、作品によっては阿部鬼に狙われないように女装したりもする。
(※女装)
性格も顔に似ておとなしいらしいが、たまに妙にハイテンションになる。
正史では生存していると思われる。
恵里香
女子なので、ポジションとしては割と安全。
「ブルーベリーみたいな色の青いツナギを着たいい男」の命名者。
ver3のバッドエンドでは、途中で少しだけ容姿が変化する。(その正体は…)
ver4でもとあるイベントで一瞬登場する。
正史では生存している。
茂
たかし達を洋館に誘った人物。「青鬼」の卓郎にあたる。
トップ絵下にいる赤髪の子。
ver1~2では阿部鬼の襲撃で犠牲になったはずが、鍵は開いていたとはいえ、何と脱出している。
(ただし、理由は伏せるが、恵里香に冷たい目で見られている。)
意外と臆病という設定だが、前述した通り、阿部鬼だらけの館からおそらく一人だけで脱出するだけの勇気はあると思われる。
ベースが得意な設定があるが、全く役に立っていない。
元々顔グラがなかったが、顔グラが付いた際に童顔設定になった。かわいい。
正史では生存していると思われる。
ラルフ
(※イケメン度増し)
顔グラを割とかっこいいものからたけし風の残念なものに差し替えられたり、名前の由来が「新規プロジェクト作成時、主人公に最初からついている名前」だからだったりとやたら不憫。
職業が中学生ではなく「たけし」になっている。不憫。
最初の設定によってはたけし城から出てきた時に震えるだけで何も話せない。不憫。
ver3のバッドエンドでは何者かに一瞬でやられている。不憫。
ver4で彼の子供が登場していないので、生還したのかすら不明。不憫。
(ただし、全滅しない限りver1~3の全てで生還してはいる。)
ver4
拓也
一応主人公。
たかしの息子でたかしに似ており(つまり、男から好かれる顔つきをしている事になる)、その立ち位置もたかしと同じと思われるが…
岳氏
拓也達を洋館に誘った人物。拓也に瓜二つであるが血縁は不明。
もう一人の主人公、というか基本的にこちらが主人公。なぜなら…
ウルリカ
ヒロイン。恵里香の娘で恵里香によく似ている。
名前の由来はラルフと似ているが、親の恵里香(エリカ)が西洋的な名前とも言えるのでラルフほど場違いな名前とは言えない。
割と安全なポジションのはずだが…
道也
前作のラルフポジション。
顔はラルフ似(たけし風の残念な顔グラ)だが、茂の息子である。
ラルフ同様、なぜか職業が中学生ではなく「たけし」にされている。
初っ端から連れ去られて監禁され、拓也or岳氏の判断によっては取り残される事もある。
グッドエンドでも、ウルリカから軽蔑の目で見られる事になる。
グッドエンド(アナザー)では…→ネタバレ注意
BGM
元々は阿部鬼出現時のBGMはいさじの「やらないか」(原曲:バラライカ)
だけであったが、著作権などを考慮してBGMを自由に設定できるようになっている。
例えば「ライオン♂」(原曲:ライオン)
「ワールドイズ阿部」(原曲:ワールドイズマイン)
「たまゆれ」(原曲:たまゆら(2の楽曲))
【クリスマス】初音ミクの消失を歌ってみた [いさじ]
などが使われている。
Pixivにおいて
また、フリーゲーム同士(それ以外もあるが)コラボしたような絵もある。