人物像
異名:真紅の幻術
元は盗みの常習犯である小悪党的なレプリロイドに過ぎなかったようだが、シグマウイルスの影響によってジャングルの自然コントロールユニットと合体し、突然変異的なイレギュラーとして誕生したようだ。その経緯から、更なるイレギュラーに進化する危険がある。
分身や花弁、茨のムチなど、トリッキーかつ多彩な攻撃を持つ。
エックスルートでは、地球存亡の機に乗じて火事場泥棒を働いている。エックスのことは知らないらしい。
前半で挑むと「手伝ってくれよ! 山分けしようぜ!」とエックスを勧誘するが、当のエックスからは「セコい奴だ」と非難されている。
後半で挑むと自分のことを棚に上げて「コソ泥かい?」「イレギュラーハンター呼ぶぞ」と天然ボケをかます。
一方でゼロルートではゼロのことを知っており、イレギュラーハンターに対する不信感をぶつけてくる。
前半だと「地球はどうなるんだよ? ボロボロじゃないか?」とハンターの不始末の責任を問い、「死んで詫びてみろよ…今まで、勝手に始末したイレギュラーの気持ちが分かるんじゃないの?」となじってくる。
後半だと「軍隊のレプリフォースまでイレギュラー扱いだろ? イレギュラーって何?」と問いかけると同時に(意図してかは不明だが)トラウマを抉る形でゼロを動揺させている。
どちらにせよ最後に「教えてやるよ…始末される側の気持ちをなっ!」と言って襲い掛かってくる。
登場ステージはジャングルという事になっているが、ステージの座標は黒海付近を示しており、実際はとてもジャングルがあるとは思えない地域である。ローズレッドの能力でジャングルが形成されたと見るべきか。
使用技
ジャンプ
エックス、ゼロを翻弄するかのように、軽やかなジャンプをしてくる。
イルードローズ
バラの種を1つ蒔き、蒔いた種から自らの分身が生まれる。エックス、ゼロを撹乱する。
スパイクロープ1
エネルギーで投影させた茨の塊を前方に放つ。この茨の塊の耐久力が高い。
スパイクロープ2
エネルギーで投影させた茨の塊が部屋を飛び跳ね回る。
ローズウィップ
茨のムチを真横に放って、エックス、ゼロを捕らえようとしてくる。
ウィップリング
捕らえたエックス、ゼロを絞めつけるように、連続ダメージを与えてくる。
ローズカッター
頭部の花弁を飛ばし、上空から舞うように放ってくる。
イルードウィップス
分身と共に、左右からローズウィップを放って捕らえようとする。
弱点武器
植物タイプのボス故に、炎の技に弱い。
弱点武器でダメージを与えると、身体が真っ赤に燃え、一部焦げてしまう。
獲得武器
スパイクロープ(エックス)
- 通常:緑色の茨の塊を発射する。茨は地形を貫通し、一定距離で止まって戻ってくる。
- チャージ:紫色の茨の塊を発射する。こちらは斜め上方向に発射され、画面内を数回跳ね回った後、飛び去っていく。
双幻夢(そうげんむ)(ゼロ)
技選択後、特殊攻撃ボタン。
同じ動きをする自分の分身を前方に出現させる。エネルギー消費技。
分身自体に攻撃判定は無く、ゼロ自身がゼットセイバーを使用する動きをする事により、初めて作用する。
エックスが使用していたソウルボディと似た技である。
余談だが、この技を選択した後に武器エネルギーを獲得すると、満タンの状態でも回復音が鳴る(ちなみにエネルギーサブタンクは武器エネルギーを獲得しても音は鳴らない)。
クレッセント・グリズリーの弱点。
関連イラスト
関連タグ
花京院典明:デザインのモデルとスタッフが公言している。
アクセル・ローズ:以前の英名での名前の由来。
プラントマン:ロックマンシリーズの花型ロボット繋がり。
オプティック・サンフラワード:ロックマンxシリーズの花型ロボット繋がり。