ランチャー・オクトパルド
らんちゃーおくとぱるど
イレギュラー?わたしの芸術的作戦をそんな風に呼んでもらいたくはないですね!
異名:深海の武装将軍
タコ型レプリロイド。元第6艦隊所属。
銃火器で全身を武装し、狙った獲物は決して逃さないスナイパー。
常日頃より自分達レプリロイドより弱い人間達を守る事に疑問を感じており、それがシグマの反乱軍へと身を投じる事となる。蜂起後は海上都市を制圧した。
自信を裏付けるだけの実力も伴っており、計10門の魚雷射出機構による弾幕の濃さで容赦なくエックスに襲い掛かる。特に中型のピラニア魚雷4門はロックマン初心者にはとても見切れるモノではない。
彼との戦闘では水で満たされた水中の部屋で戦う。
強力なボスではあるが、単発火力と防御力の低さに付け入る隙がある。
ロックマンX5に登場するボルト・クラーケンとは親しい仲だったらしく彼の死はクラーケンがイレギュラーハンターをやめる原因の一つとなっている。
イレギュラーハンターXにおいて
CV:太田哲治
軍事の知識に長けた頭脳派になっており、口調も丁寧。
作戦や戦闘に美しさを求め、美しく戦う事に至上の喜びを感じ、エックスとの会話では「水中戦闘のアーティスト」と自称している。
長らく周囲に理解されてこなかったが、シグマにその美意識を認められた事から、反乱に加わる事となる。
ちなみに、倒された時の断末魔は「芸術は爆発なのです!」
もしかして、岡本太郎?
VAVAに対しては、シグマにも従わず独自行動を続ける理念を『アドリブ』と表現し、「嫌いではありませんよ、その考え方はね」と、からかい交じりにではあるが一応好意的に捉えていた。
VAVAの方は「お前にどう思われようと知ったことか」と素っ気なく返しているが。
SFC版ではノーダメージ撃破が極めて困難な強敵だったが
・ミサイルをセミチャージショットから貫通出来る
・ホーミング魚雷を撃つときに触手の動きで軌道が読める
・元々防御力が低いボスなのに、ダメージを与えた後の無敵時間が短く設定されている
・弱点武器を当てた際のリアクションが追加され、ハメが可能になる
など大幅に弱体化しており、「最初に倒されるボス」らしい調整を受けているが、相変わらずステージ難易度は高く、特にSFC版より耐久力が増したガルプファー(フグ型の敵)の犇めくエリアが厄介で、結局(パーツ入手も兼ねて)ナウマンダーやペンギーゴから攻略する人も多い。
なお、今作のシグマパレスのボスラッシュでは、彼が一番手を務めている。
会話シーンも挿入されるが、今作のボスラッシュの8ボスは複製されたボディに最低限の思考ルーチンを搭載して配備されているだけという設定で、
彼も虚ろな目で「侵入者と、戦うように、命じられています」とうわ言のように繰り返すなど、エックス曰く記憶の無い「ボディだけを再生した」姿であることが一目瞭然となっている。
それでも、彼については戦闘中に「逝きなさい」「美しい」など多少は生前の面影が残っているようなセリフが窺えるが。
彼を倒した後に待ち構えている他のボスも同様で、戦闘前に会話シーンは挿入されないものの、気の抜けたかのような奇声や呻き声しか発ず、その様は生前の自我を失ったゾンビのような不気味さを漂わせる(クワンガーは倒された時に普通に喋っている等、一部例外はある)。
旧作から一転、頭が凹んでいる他、足のデザインも異なる。また、足の先がよりランチャー砲らしい大口径の砲門に変化、肩のミサイルも刺々しくなり、全体的によりタコらしいデザインにリメイクされたと言える。
ソウルイレイザーでは
ベルカナが復活させたガーディアンの一人として登場。主に「エックスミッション」で相手をすることになる。SFC版とは違い、特殊武器「レイクロー」を充てると腕が破壊される描写が出現し、その間は無防備状態となる。
入手できる武器は「マリントルネード」と「フィッシュファング」に変更されている。
ロックマンゼクスアドベントでは
数百年後を描いたロックマンゼクスアドベントでは彼のいた海は砂漠と化し、油田として利用されている。またこのステージのBGMがVAVA戦のBGMに似ていたり、ボスが重火器使いだったりとXオマージュは多い。
小型魚雷
両肩に装備した3×2門の小型魚雷。数こそ多いものの、誘導性能が低いため、これ単体ではよけるのは難しくない。
が、他の攻撃も織り交ぜる事で回避困難な攻撃へと変わる。
特にSFC版ではフルチャージバスターやローリングシールドを相殺してくるため厄介。
避けるよりもSFCなら連射、イレハンならセミチャージ以上で撃ち落とす方が楽。
ピラニア魚雷
触手から発射する4門の中型魚雷。
若干の誘導性能で細かく軌道修正しながらエックスに向かって飛んでくる。
弾速も速いため、正確に撃ち落とすか上手く誘導して回避しないとライフをゴリゴリ削られる。
こちらはセミチャージから貫通可能。
ローリングシールド
(アーマー・アルマージから入手できる)
とはいえ、手数が多いため、こちらの攻撃が届きにくい。
なお、ライフはあまり奪えないもののブーメランカッターを何発か当てると腕が切れて小型魚雷しか出せなくなる。
イレハンでは「おほほぅw」と言いながらくるっとその場で回る被弾モーションが追加されており、このボス(とVAVA)特有の被弾後の無敵時間の短さと相まってハメが成立する。
ソウルイレイザーでは、トライアードサンダーが弱点。ソウルイレイザーに無いブーメランカッターの代わりにレイクローを使うことで腕を切ることができる。
イレハンのVAVAモードでも、アルマージを倒すことで使用可能になるエネルギー弾系兵装が弱点。
ホーミングトーピード
通常:慣性のある動きをしながら敵を追尾する追尾ミサイルを発射する。燃費がそこそこ良く、2発まで連射可能。
初代の特殊武器の中でも小回りのきく性能。
チャージ:ピラニアの形をした追尾ミサイルを5発同時に発射する。
ただし、通常版ほどの追尾性能は無いが、通常版よりも攻撃力が高くて弾速も速い。
イレハンでは弾速が上がっている。
ブーメル・クワンガーの弱点武器となっている。
ソウルイレイザーでは、マリントルネードになっており、
通常版は、その場でエックスを中心に、垂直に敵や地形を貫通する巨大な渦巻を発生させる。
チャージ版は、前方の斜め上下2方向に2発ずつ、計4発の敵や地形を貫通する魚型の弾を発射する。
となっている。
ゼロは、セイバーを振り、斜め下2方向に魚型の弾を放つフィッシュファングになっている。
バーニン・ナウマンダーの弱点。
イレハンでは、ミサイル系(初期兵装はヒューメラスクラッシュ)が使用可能になる。
その他には、ロケットパンチ系のスポイルドブラット、レーザー系のネクロバースト、カッター系のトゥーヘッドスラッシュ、ナパーム系のスプラッシュヒットが使用可能になる。
ミサイル系はクワンガーの弱点。
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