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概要

異名:ジャングルの守護神

英語表記:Shining・Tigerd

英名:Neon・Tiger

パワー:3600rp スピード:9900rp

ジャングルの警備を担当するトラレプリロイドで、数少なくなった野生動物を密猟者の手から守っていた。太陽光をエネルギー源としており、両手に装備する長い光の鉤爪(漫画版ではビームクローという名称)が最大の武器。この鉤爪は武器としても強力だが、相手の攻撃を防ぐ盾としても使用できる。

動きも俊敏で、素早い動きで相手を翻弄し、強力な爪の一撃で相手を仕留める。

ドップラーに洗脳されてイレギュラーとなってからは、ジャングルを前線基地に改造してしまった。

行動パターンがX3のボスに多い「特定の行動をローテーションで繰り返す」というルーチンにあまり縛られておらず、壁に掴まった後の行動でプレイヤーに三択を掛けるなど、前作以前のボスと割に近い感覚で戦える正統派っぽいボス。

X1のシグマ、X2のフレイム・スタッガーのように素早く壁を移動しながら、威力の高い爪攻撃や、尻尾から光の玉をばらまく「レイスプラッシャー」を使用する。

他のボスと同じ感覚でチャージショットを主力にしようとするとガードのせいで思うようにダメージが与えられない。

慣れるまでは通常弾連射を主力にすると楽。

使用技

  • 壁つかまり

素早い移動で左右いずれかの壁につかまる。つかまった後はそのまま反対方向に向かって降りてくるか、爪攻撃1、レイスプラッシャーいずれかの攻撃を使用する。レイスプラッシャーは何度か連続で使用した後、爪攻撃1に移行することが多い。

ガードが出来ないのでチャージショットを当てるチャンスだが、チャージ時間の計算には慣れが必要。

壁に捕まった瞬間、地上を離れる瞬間はダメージを与えた時の無敵時間が一瞬消失する。

  • ガード

光の爪を盾のようにかざしてエックスの攻撃を防ぐ。体力が半分以下に低下するとこのガードの姿勢から爪攻撃2に移行するパターンが多くなる。

地上ではセミチャージ以上に対して反応するため、通常弾連射をダメージ源にしたほうが早い場合も。

既に攻撃判定の出ているチャージフロストシールド等には反応しないため、戦闘の終盤では狙ってみる価値はある。

  • 爪攻撃1

壁に掴まった状態から、素早くエックスの元に飛びかかって爪で斬りつける攻撃。

体部分と爪部分で攻撃判定、威力が違い、爪部分は大ダメージ。

  • レイスプラッシャー

尻尾の先から光の玉を六発続けてばら撒く攻撃。それぞれに軌道が異なるのでかわし辛いように見えるが、実はエックスに向かって飛んでくるのは3発目のみ(ただし地上から撃つ場合限定)。

壁から放つ場合、エックスの居た位置が真下か遠距離かで大まかに2パターンの放ち方がある。真下で引きつけて誘う→遠くに逃げたほうが爪攻撃にも対応しやすい。

この技も一瞬無敵時間が消失する。

  • 爪攻撃2

※ゲームでは爪が伸びることはありません。

体力は半分以下になると使用。オレンジ(金色?)色の光を纏って無敵状態となり、エックスに向かって突進して爪で斬りつける攻撃。

光を纏っている間は一切の攻撃を受けつけないが、攻撃が終わった後は長い硬直時間がある。

セミチャージ以上だと即座にガードで反応されてしまうが、通常ショット連射、前述のチャージフロストシールドであれば硬直時間の間にライフを削っていくことが出来る。

獲得武器及び弱点武器

獲得武器:レイスプラッシャー

前方に向かって無数の光の玉をマシンガンのごとく連射する。一発の威力は低いが、一度に複数の弾を連射するため総合的な威力は高い。また、ボスキャラクターはこの武器を苦手とする者が多くボス戦でも重宝する。

グラビティー・ビートブードマンダレーラBBVAVAMk-Ⅱ(ライドアーマー含む)、ゴッドカルマシーン・O・イナリーに有効。

チャージ版:頭上に光のレンズを出現させ、広範囲に光の玉を降らす。

このレンズ自体にも攻撃力があり、敵に当てると割れてしまうものの、苦手としている敵に大きなダメージが入る。

レンズを直接当てる場合、チャージバグホールと同じモーションなので出す前に潰されやすい。

わざと被弾して無敵時間を利用して当てるのが確実。

弱点武器:スピニングブレード

タイガードが壁に掴まった状態で当てるとタイガードが落下し、また逆の壁に掴まろうとするので、パターンに嵌める事が出来る。

ソウルイレイザーでは、武器はレイクローになっている。

通常版は目の前に敵に接触するか、エックスがダメージを受けるまで常に出現した状態となる三日月型の刃が出現する。

チャージ版は、前方3方向に地形を貫通する光の弾を乱射する。

ゼロの場合は、セイバーを構え、垂直ジャンプしながら斬り上げるライジングになる。

エレキテル・ナマズロスの弱点で、弱点はトルネードファング及びドリルクラッシュ

漫画版での描写

ゲームと同じく、野生動物を保護するレプリロイドである。大きな相違点として、野生動物と心を通わせる事が出来、恋人の雌トラ(本物)までいる。

その恋人を密猟者に傷つけられたことで人間に対する憎悪に取りつかれてしまい、その心の隙をドップラーに衝かれワームによって洗脳され、動物を傷つける人間と人間の味方をするレプリロイド(つまりエックス)を殺すようにと吹き込まれ狂気のままに殺人マシーンと化していた。

不意打ちとはいえゼロをビームクローの攻撃一発で倒し、エックスをも圧倒したが、戦闘の際に起こしてしまった火災を消火する為に気象コントローラーが雨を降らせ、エネルギー供給を断たれてしまったところを倒される。一度は機能停止するも、ゼロに手当てされた恋人の雌トラのおかげで機能が復活して正気に戻る。その一部始終を見た仲間たち(全員本物のトラ)から祝福された。

その為破壊はされず、他のボスとともに生存する(漫画版X3ではシザース・シュリンプァー、アシッド・シーフォースの2体以外は生存)。後にケイン博士によってホーネック・バッファリオ・マサイダーと共に手術でワームを除去され完全復帰し、イレギュラーハンターベースを襲撃するナイトメアポリスと戦うゼロを援護した。

初登場は助詞を使わない錯乱気味な口調だったが、正気に戻ってからは普通の口調になっている。

終盤ではナイトメアポリスに敗れ処刑寸前となったエックスに強化パーツのデータを届ける為、敢えて裏切った敵地に戻り満身創痍になりながらもデータを入手し、ケイン博士に渡した。

Xチャレンジにて

「ロックマンXアニバーサリーコレクション」には「Xチャレンジ」と呼ばれる「過去に登場したボスが、作品や組織の壁を超えてタッグを組んで襲い掛かってくる」モードが存在する。

タイガードもアイシー・ペンギーゴと組んで「ビーストコンビネーション」としてエックスに襲い掛かってくる。

のだが、そのキャプションが…

「ようこそサファリパークへ。獣が存在しても除け者は存在しない」

「ドッタンバッタンと大騒ぎの戦闘」

「獣人十色の姿、形に挑め!」

どう考えても元ネタはようこそジャパリパークへです。本当にありがとうございました。

ちなみにタイガードとはXチャレンジでは前述のペンギーゴとのコンビ含め計3回戦うことになり、

他ステージではそれぞれペガシオンドラグーンとコンビを組む。

中でもペガシオンとのコンビはステージ序盤(ステージ2-2)にも拘わらずチャレンジ屈指の難易度を誇っている。・・少なくともペンギーゴとのコンビとは出てくる順番逆じゃないっすかね?

関連タグ

ロックマンX ロックマンX3

タイダル・マッコイーン:異名が守護神繋がり。

シャイニング・ホタルニクス…苗字(?)が全く同じなレプリロイド。

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