概要
パワー3400rp、スピード8600rp。
異名:影の飛忍
スズメバチ型レプリロイドで、元イレギュラーハンター第0特殊部隊副隊長でかつてはゼロの部下に当たる。慎重に任務を遂行するクールガイだったのだが、ドップラーからの招待状がゼロに届いた時、多忙だったゼロの代わりにドッペルタウンに訪れ、その際にイレギュラー化させられてしまう。
イレギュラー化後は工場地帯を占領し、グラビティ・ビードブードと共に生産したイレギュラーを各地に送り出していた。
彼のステージクリア後はビードブードステージにある一部のブロックが消滅してライフアップを取れるようになり、更に各ステージに配置されたヘッドガンナー(赤色の砲台型の敵)が弱体化して緑色のマスプロ版(投射砲が無くなり、ミサイルもほぼ真正面にしか飛ばなくなるなど)に変化する。
とある攻略本には「バスターで倒すのは不可能に近い」等と書かれているが、「8」の字を描いて飛ぶ基本動作を頭に入れておき、ハチ爆弾の破壊を優先して手堅く戦えば初期状態のエックスでも割と倒しやすいボスだったりする。攻撃パターン自体は他のX3ボスのご多分に漏れずローテーションなので、後半の誘導弾攻撃さえ対処できれば何とかなる。ボスの動きが速く対処もスピードが求められるのである程度のスキルは必要だが。
X6では、難易度を「むずかしい」に設定した状態でメタルシャーク・プレイヤーと対峙した際、彼の使用技である「ネクロ・サモニング」によって召喚されるという形で再登場する。
使用技
8の字飛行
空中を8の字、正確には8を横に倒した「∞」の軌道を描きつつ飛行する。
ホーネックの背が高いので不用意にジャンプすると接触しやすい。
突進
鋭利な針を出し、空中からエックスの位置目掛けて突進してくる。
着地時は隙だらけなのでダッシュで潜れば攻撃のチャンスだが、蜂爆弾の処理に手間取っていると思わぬ痛手を食うことも。
パラスティックボム
小型のハチ型爆弾を駆使し、相手を追い詰める。
ホーネックの居る位置から前方に向かって扇形に展開し、発射されてから一定時間経って爆発する。接触するとハチ爆弾がエックスの体に纏わりつき、連続してダメージを与えてくる。
発射直前にホーネックと対面するように位置取り、フルチャージバスターで一掃するのが有効な対処法。ホーネック本体にもダメージが与えられる。
体力が半分以上の間は飛行→突進→パラスティックボムのローテーションで攻撃を組み立ているので覚えてしまえば初期状態でも楽に対処できるようになるだろう。
本番は体力が半分を切ってから。
パラスティックボム(誘導)
体力が半分以下になると行動パターンを切り替え、この攻撃しか使用してこなくなる。
飛行しながらエックスの位置を捕捉するロックオンカーソルを撃ちだし、カーソルがステージ上を漂っている間にホーネック本体の周囲に最大4つまでハチ爆弾を展開。
カーソルにエックスが接触すると同時に展開中のハチ爆弾をエックス目掛けて次々発射。ハチ爆弾はエックスの位置を追尾しながら飛行してくる。
ハチ爆弾を4つまで出現させてしまうとホーネック本体を交わすのに邪魔な上、発射されると4つの追尾弾を順次対処していかなければならなくなるため手詰まりになりやすい。
カーソルに当たった時点で直ぐにハチ爆弾を発射し始めるので、ハチ爆弾の数が少ないうちにカーソルに当たってしまえば対処がしやすくなる。
なのでカーソルを避け続けるのではなく、さっさと当たりに行って展開するハチ爆弾の数を常に抑えるようにするのがセオリー。
獲得武器
パラスティックボム
通常時
針付き爆弾を発射する。命中した敵の種類によって、効果が3種類に変化する。弱くて地形から離れない敵には貼りついて動きを止め、一定時間後に自爆する。それ以外の弱い敵には、貼りついた後、他の敵に突進しその敵も巻き込んで爆発しダメージを与えるが、周囲に敵がいない場合はその場をしばらく漂った後自爆する。それ以外の敵にはダメージを与えるだけである。ボムが貼りついた敵には、エックスは触れてもダメージを受けない。
チャージ
チャージが完了すると、武器ボタンを押している間エックスの斜め四方に4つの照準が出現、それぞれが近くの敵を1体ずつロックオンして、追尾機能を持つ蜂型爆弾を自動的に発射する。通常版と同じく、カーソルに捕捉された敵に触れてもダメージは受けない(一部を除く)。ボタンを離すと中断する。
ソウルイレイザーでは、通常版は2発まで連射可能な敵を追尾する蜂型爆弾を発射し、チャージ版はエックスの周囲に、回転する3機の蜂型爆弾を展開するボムビーになっている。
ゼロの場合は地面を殴りつけ、立ち昇る爆風で画面全体を攻撃するアースゲイザーになる。
フローズン・バッファリオがコレを弱点としている。氷を砕くのだろう。あるいは熱に弱いとされるので火炎属性の特殊武器に類されるものと思われる。
他にグラビティー・ビートブード、ゴッドカルマシーン・O・イナリーにもそこそこ有効。
ソウルイレイザーでは、スクリュー・マサイダーの弱点。
弱点武器
全体攻撃なので外れない、長時間怯み続ける、蜂爆弾も一掃とほぼハメ殺しの域であり、突進をかわしながら適当に撃っているだけであっさり完封できる。
ただダメージを与える演出が長いため、タイムアタックなどでは次いでダメージの大きいスピニングブレード(シザーズ・シュリンプァーから入手できる)を間断なく撃ち込んだほうが早く撃破できる。
チャージバグホールを使う場合、撃ってホーネックが怯むと同時にメニューを開く→武器チェンジするとホーネックが即座に墜落して大ダメージが入る。
スピニングブレードには一歩及ばないがこちらも時間短縮になる。
余談だがホーネックはアニコレのXチャレンジにブレイズ・ヒートニックスとコンビを組んで登場するのだが、そこでバグホールを使用すると相方のヒートニックスにも同時にダメージが入る。
ソウルイレイザーでは、ソニックスライサー及びダッシュが弱点。
漫画版
過去はチンピラグループのリーダーだったという設定であり、その為か気が荒く口が悪い面もある(原作ゲーム版のホーネックの口調は不明だが)。
原作の差し詰め女王蜂さながらな戦い方からして、もしかしたらいわゆるオレっ娘なのかも知れない。ていうかむしろそうであってほしい
正式なイレギュラーハンターになる以前のゼロに絡んだことが2人の出会いであり、ゼロにワンパン(なおゼロは手加減していた)であっさり倒された事と去り際の時の言葉がきっかけでゼロの強さに憧れ、イレギュラーハンターになり、彼の部下となる。序盤のネオ・イレギュラーハンターベース(ゲームでのオープニングステージ)での戦いの際にゼロの強さを改めて目の当たりにしていたところを、ヴァジュリーラFFに取引を持ちかけられるも敢然と拒否して交戦。しかし力及ばず拉致されイレギュラーとなり、後にゼロと戦う事になる。ゼロを超える強さを手にすることに固執し、全身を追加パーツで武装していたが、ゼロには全く通用せず、逆にゼロとの戦いの中で彼に強さのことで諭された事で、本当の強さを再確認し、考えを改め、再びゼロの下に戻った。直後、大挙して襲撃してきた敵を相手にたった二人で立ち向かっている。その後、バッファリオ・タイガード・マサイダーと共にケイン博士に脳内チップに擬態していたイレギュラー化の原因であるワーム型Σウィルスを除去してもらい完全復帰し、ナイトメアポリスと戦うゼロを援護した。X4のプロローグにも、ワンシーンだけ登場している。
BGM
SFC版とPS・SS版はイントロが全く異なる。そしてGBCのロックマンX2ソウルイレイザーでは後者のアレンジが使われている。