ソニック・オストリーグ
そにっくおくとりーぐ
異名:砂原の韋駄天
パワー:3800rp スピード:9900rp
元々は第7空挺部隊所属だったが事故で飛行能力を失い、引退していたダチョウ型レプリロイド。
しかしたとえ空が飛べなかったとしても、まだ残されていた脚力の高性能っぷりに目を付けたシグマによってその実力を再評価され、シグマの計画に参加する。シグマに加担したタイミングは明確には語られていないため、前作のイレギュラーハンターによる大規模反乱に加担していたのかは、不明。
自分の新たな能力を見出してくれたシグマに感謝しており、砂漠に隠れたミサイル発射基地を占拠。
忠義を誓ったシグマのためにその照準をイレギュラーハンター基地に向けた。
なお、肝心のミサイル本体は無防備であり、彼が駆け付けた時にはミサイルは既にエックスに撃墜された後である。
確かにアクランダ(サソリ型の大型のザコ敵)が数体配置されているが……物騒な計画の割には少々詰めが甘い。
後述の漫画版では途中までエックスにほぼ反撃を許さず一方的に痛めつけるなど強敵として描かれており、事実ゲーム内での攻撃パターン自体もやや初見殺しのものがあるが、大きく画面外に逃がすと必ず背景から踏み潰し攻撃をしてくる習性があり、これに気づいた初心者に逆にパターン撃破され突破口にされてしまう事も多かった。
スマホアプリ『ロックマンXDiVE』では、なんと3D化して参戦。この意外なチョイスに驚くとともに喜ぶユーザーもいた。
原作通り、やや起伏のあるステージの上で戦う事になる(ベースは『ロックマンZXA』のステージ)。
後述する行動パターンも、スマホゲーながら概ねしっかり再現されている。
ちなみに一人称は「わたし」で、アーマー・アルマージのように任務に忠実な性格となっている。
岩本佳浩の漫画のソニック・オストリーグ
4番目の敵として登場。
詳細は後述だが、どうも岩本版は4番目の敵が強敵として描かれる傾向がある。
この作品によると、ブースター故障による墜落するという事故がトラウマで飛行能力を封印していた。
ストーム・イーグリードの部下だったが部隊を辞めた後は親友関係であり、シグマに吹き込まれた嘘でエックスを恨み彼と対立する。飛行能力を失っても戦闘力そのものは衰えておらず、エックスとの対決では彼に殆ど乗ずる隙を与えることなく圧倒していたが、エックスの不屈の姿にイーグリードの姿が重なり、迷いが生じる。そして自分の知らなかった巨大ミサイルが放たれるのを見ると同時に、現れたバイオレンによって自分が欺かれていたことを知り、何を信じればいいのか分からなくなってしまったが、ミサイル破壊のためにエアダッシュを用いたエックスの姿を見て、己の過ちに気づき、償いのためにミサイルへ向かおうとするエックスを追い越して、封印していた飛行能力を復活させて、ミサイルに特攻し、死の間際にイーグリードの幻影と友情を確かめ合い(なお、イーグリードの姿はエックスにも見えていた)イーグリードと同様に誇り高く散って逝った。
パターン撃破は容易いが時間がかかる。
各攻撃への対処法を覚えた後なら、逆に画面から逃さず一気に叩いた方が効率がいい。
壁蹴りに頼る事が出来ないので地形の高低差の利用がカギ。
また、ボスラッシュ時は微妙に地形が変わっていたりする。
画面外からの踏み潰し
威力:4(本体)
画面外に大きく逃がすとこの技を使ってくる。
遠方に小さい影が見えたら一気に跳躍してエックスを踏み潰しにくる。
常にダッシュしていれば当たらない。
反撃して即座に逃げればパターン化可能。
チャージソニックスライサー
威力:2
この技をそこそこ安定して回避できるかがオストリーグ戦の鍵になる。
エックスの使う物と同じく、等間隔でソニックの雨を降らせる。
間に入ればかわせるが、スピードは早めで繊細な操作も求められるので、地形の低い位置に陣取って備えたい。
体力半減後はこの技を乱発する傾向がある。
『XDiVE』では、画面の縦幅の関係でそのままだと軌道が読みづらいと判断されたのか、落下地点に予告線が表示されるようになった。
ダッシュ
威力:4(本体)
アヒル(ダチョウだが)のような鳴き声を発した後、まっしぐらに突っ込んでくる。当たると大きく吹っ飛ばされるので初見だと面食らう。
この技は逆に高い位置から低い位置に移動した方が回避が楽。
ダッシュ、後述のジャンプキックは鳴き声の時点ではこちらの攻撃を弾く。
連続ジャンプキック
威力:4(本体)
上記の鳴き声の後、ブランカのジャンプ中キックのようなフォームで飛び蹴りを連発してくる。
これも当たると吹っ飛ばされる。
正面、もしくはダッシュで下をくぐって回避後、反撃。
クリスタルハンター(クリスター・マイマインから入手可能)
素早いので動きを止める攻撃に滅法弱いのもそうだが、それ以上に砂漠を走る鳥なので、凍結させられるに滅法弱い。
ただし、これでダメージを与えた後は、必ず飛び上がってチャージソニックスライサーで反撃するため、すぐ回避しなければ何度もダメージを受ける羽目になる。
が、発射直前に無敵時間が切れるため、オストリーグの上を取るように位置取る事によって発射を直前に阻止してハメる事も出来る。
特にボスラッシュ時は初期位置から左に少し進んだ所の地形が急な坂道になっているため成功しやすい。
また、この射出の瞬間は無敵時間が一瞬消失するバグがあり、通常弾(ダッシュ撃ちがベスト)→クリスタルハンター(バスター→クリスタルハンターは並び順の都合上1ボタンで切り替え可能)が連続で入るが難易度は高い。
更に、凍結して水晶が割れる直前くらいに一瞬だけこちらの攻撃が通る瞬間があったり(早かったり遅れると弾かれる)と、突き詰めれば単純なハメに留まらず練習のし甲斐があるボスでもある。
スクラップシュートが第二の弱点武器となっており、こちらもテンポよくダメージを与えやすい。
ソウルイレイザーでは、X2とは逆にストライクチェーン及びライトニングが弱点。
ソニックスライサー
通常
壁に当たると斜め上に反射する衝撃波の刃を、一度に2発発射する。天井に当たると斜め下に跳ね返る。2発まで連射でき、1発目は6回、2発目は12回跳ね返ると消滅する。
弾速の遅さと跳ね返りによる処理落ちを除けば、連射可能な点と球数、燃費の都合で総合的な威力はまずまずであり、雑魚戦、ボス戦共に使い勝手は悪くない。
ただし、弱点でもない限り大型の敵の処理は他の武器に任せた方がいい。
その場に留まってから飛んで行くまでにラグがあるので、置いておくような使い方も効果的。
火山地帯ステージの後半などでは重宝する。
チャージ
より巨大な刃5発を放物線状に打ち上げて落下させ、画面広範囲を攻撃する。撃ち上げる時も攻撃判定を持ち、頭上の敵に打ち上がる刃を5発全弾当てることも可能。
また刃は敵に纏わりつく様にして連続ダメージを与えるため、総合的な威力は高めでX2のチャージ攻撃の中では使いやすい。
海底基地ステージの中ボス、シーキャンスラーにこれを上手に当てると1発で破壊出来る。失敗しても数発当てれば容易に倒せる。
ソウルイレイザーでは、ゼロの場合、無敵状態で前方にダッシュ斬りのモーションで突進するダッシュになる。
ボスとしてはワイヤー・ヘチマール、サーゲス(サーゲスタンク含む)ネオシグマの正式な弱点であり、フレイム・スタッガーにもそこそこ効く。
ソウルイレイザーでは、エクスプローズ・ホーネックの弱点。
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