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ブーメル・クワンガー

ぶーめるくわんがー

ブーメル・クワンガー(Boomer・Kuwanger)とは、ロックマンX及びイレギュラーハンターXに登場する、8大ボスの一人である。
目次 [非表示]

いいえ!私たちは戦う以外にありません!


概要

異名:時空の斬鉄鬼

パワー:3600rp スピード:9900rp(SFC版)

クワガタムシ型レプリロイド。マンドリラーと同じく、第17部隊に所属していた。行動が素早く、人間はおろかレプリロイドでさえ目に見えない速さで動き、イレギュラー達から上記の異名で呼ばれるようになった。カサカサとすばしっこい動きはクワガタというよりあれを髣髴させる。

ロックマンX3に登場するグラビティー・ビートブードは彼の実の弟にあたる。


高速移動から、特殊武器「ブーメランカッター」を投げてくる攻撃の他、敵を捕らえて天井に投げつける必殺技「デッドリフト」がある。蜂起後は都市のシンボルになるはずだったタワーを制圧して、侵入者を迎え撃つ要塞に作り変えた。

しかし、ジャンプ能力が無く、豆鉄砲をくらうだけでノックバックして隙が生じるため、ゲーム序盤で丸腰のエックスに倒されてしまうことも珍しくない。ただし、一度姿が消えると弱点武器なしでは次の出現位置を予測できないため、その点は要注意である。


ちなみに設定では背中の翅を展開する事もできる様子。


イレギュラーハンターXにおいて

CV:いずみ尚


こちらの英名のBoomerの部分がBoomerangに変更されている(下の名前はそのまま)。


オリジナル版(ロックマンX)では気分屋で残忍な性格(漫画版でもほぼそのまま)だったが、リメイク版(イレギュラーハンターX)では正義や悪といった概念を持たない頭脳派に変更され、漫画版を彷彿とさせる丁寧な口調で話す。

また、オリジナル版と漫画版では「こっちの方が楽しそうだから」というとんでもない理由でシグマの反乱に参加したが、リメイク版では参加した理由が「どちらがレプリロイドの未来のためとなるか、冷静な分析の結果判断した」ということになっている。

シグマ同様エックスの無限の可能性に気付いているようで、現に「ただのB級ハンターではない」と発言していることから、他のボス達と比較して素直にエックスの力を認めている模様。しかしこちらでも反乱を楽しんでいるかのような言動が垣間見えるが、クワンガーの性格自体は「気分屋」というよりも「好戦的」と言うべきで、エックスの中にある未知の可能性を自ら戦う形で解明したかったのかも知れない。


同僚だったVAVAに対しては「戦闘力、機動力、スペックは至って良好な様ですね」と純粋な実力は認めつつも、エックスと比較された際は「エックスに対抗を? さて、単純なスペックであれば、貴方に利があるとは思いますが?」と、遠回しにエックスには敵わないことを仄めかしている。

(実質的にエックスの持つ「可能性」は、単なるレプリロイドであるVAVAにはないものということになる)

案の定、それを聞いたVAVA自身は憤慨していたが…。


SFC版と違ってダッシュ中はバスターで怯まないため強化された…かと思いきや…。

背後から怯ませると、もっさりした動作で振り返ってから自機の位置まで一直線に突進してくる習性を持つため、そこに再び背後からチャージショットを撃ち込むことでループが可能に。

結果、フットパーツすらない丸腰のエックスでも簡単にハメる事が出来てしまうという、別の意味で攻略しやすいボスになってしまった。

また、デッドリフトを誘って空振りさせると大きくよろけて隙を晒す。

ただ、ハメを使わない場合はダッシュ無しだと結構な反射神経が求められるので、一概に弱ボスと断ずる事も出来ないのだが…。


また、本作でのボスラッシュではボディのみを再生し、本来のメモリーを再生していないという設定であるため、多くのボスは感情はおろか知性すら感じさせない者いる中で、彼のみは登場シーンこそ他のボス同様だが、撃破時の台詞に変化がない。そのため、彼のみ再生機でも記憶メモリーが搭載されている可能性がある。上記のようにエックスを成長させるというシグマと同一の目的を持つ彼の同志とも言える人物であるため、メモリーを再搭載させていても不思議ではない。

もっともイーグリード、マンドリラー、ナウマンダーなど、撃破時の断末魔だけそのままなボスは他にも居るため、単に彼も別の撃破ボイスを用意しなかっただけの可能性もあるが。


デザインはブーメランカッターが丸みを帯びた旧作のデザインから一転、ノコギリクワガタを思わせる鋭いデザインとなり、クワガタの目に当たる側頭部の発光体も大型化し、よりクワガタモチーフだとわかりやすい姿になっている。


漫画版において

「退屈だった優等生(ハンター)時代と違って毎日が楽しくてしょうがないですよ」


上記の通り残酷な気分屋で、レプリロイドの間では処刑人として怖れられる狂気の執行者。ブーメランカッターでの斬首を好み、初撃でもエックスの首を狙う一撃を放った。自分のいるフロア全体に電子頭脳を移植拡張することで、レプリロイドの限界を越える超高速機動が可能。

外部からのオーバーチャージを行った捨て身のXバスターにより破壊されるが


池原しげと著「イレギュラーハンターロックマンX」では全く異なる性格で登場。第17部隊の特A級ハンターであり、当初味方だった。

常に手柄を求める功名心の塊のような男であり、階級の低いエックスを文字通り見下している。

マンドリラー討伐任務を受けてエックスと共に出撃するが、功名心から単独行動を取ってしまい窮地に陥る。相手はマンドリラーだけではなくペンギーコも合流しており、2対1では分が悪かったがエックスの救援によってマンドリラーは撃破され、ペンギーコは撤退した。

見下していたエックスにまんまと手柄をかっさらわれたことで組織から離れて行った。

その後、最終話直前で登場。エックスに手柄を取られたことを逆恨みしており、シグマが世界征服の計画を実行に移した際にエックス憎しの一念でシグマ側に付き、エックスとの対決に及ぶ。

しかし実力差は既に逆転しており「ショットガンアイス」で動きを封じられたところを「ホーミングトーピード」で狙撃され敗北する。エックスには「あなたはもっといい人だと思っていた」と言われるなど決して悪とは思われていなかった。


使用技

ブーメランカッター

頭部のハサミをブーメランのように投げつけて攻撃する。


デッドリフト

頭部のハサミでエックスを捕まえてそのまま天井に投げ上げる。


ダッシュ

ランダムにブレーキをかけながら突進してくるパターンと、一直線に突っ込んでくるパターンがあり、間にテレポートを挟んでくることも。

SFC版では正面から、イレハン版では背後から怯ませるといい。


テレポート

読んで字のごとく。SFC版では出現位置にチャージショットを撃ち込むと怯ませられる。この技で背後を取られるとデッドリフトに派生する。


弱点武器

ホーミングトーピード(ランチャー・オクトパルドから入手できる)

リメイク版ではミサイルに当たると転ぶモーションを取ってしまう。

また、透明になっている間でもダメージを与えることができる。

リメイク版のVAVAモードでも、オクトパルドから入手できるミサイル系兵装が弱点。


獲得武器

ブーメランカッター

通常:ブーメランの様に飛ぶ、アイテムを回収できるカッターを発射する。斜め上に1回転するように飛んで手元に戻ってくる。敵に当たらずに戻ってくれば飛ばした時に消費したエネルギーが回復する。発射した高さによって上か下に軌道が変化する。3発まで連射できる。

チャージ:四方向に巨大なカッターを発射する。エックスを中心としてらせん状に広がり、少し戻ってから、斜め4方向に飛んでいく。

スティング・カメリーオに有効でハメられる。

なお、この特殊武器をランチャー・オクトパルドもしくはバーニン・ナウマンダーに使うと一定の確率で部位破壊が生じるので、一部の攻撃をしてこなくなる。

リメイク版のVAVAモードでは、カッター系兵装(初期兵装はメタルクレセント)が使えるようになる。

その他にも、ミサイル系のロストラム、キャノン系のファットボーイ、エネルギー弾系のスタボーンクロウラー、バーナー系のバーニングドライブが使えるようになる。

カッター系兵装は、カメリーオの弱点。


関連イラスト

クワンガー隊出動
クワンガー2019


関連タグ

ワナゲクワガタ:同じく投擲武器+クワガタモチーフ

ファイヤーマン(ロックマンロックマン)…同シリーズにおける中の人つながり

クワガスト・アンカトゥス…こちらも同じクワガタモチーフの兄がカブトムシ

カットマン…クワンガーの元ネタと思われるキャラ

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