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概要編集

異名:七つの海の破壊神

英語表記:Scissors・Shrimper


パワー:4000rp スピード:7600rp


エビレプリロイド。しかしエビといってもシザーズの名にたがわず立派なハサミを持ち、その姿形はシュリンプというよりはむしろロブスターに近い(そして海外では“Crush Crawfish”と完璧にザリガニ扱いされている。)。


元はシグマ軍を倒すために開発されたレプリロイドだったが、そのハサミを乱用して敵味方みさかいなく殺戮しまくるという恐ろしい欠陥があったため封印されていた。

しかし、なんらかの原因で再起動してしまい、造船所を乗っ取った。


漫画版(岩本佳浩版)編集

漫画版ではその異常なまでに凶暴な殺人衝動から解体所送りされる途中だったが、お察しの通り暴れだして逃走。

かなりの戦闘狂で、ある意味ではVAVA以上に狂暴と言ってもいいほど。(VAVAは漫画版ではわざと強化パーツがある場所をエックスに教えているなどの一面もある。)

自分のハサミで人間やレプリロイドをいたぶろうとする事に快感を持ち、人質をとっていた。劇中ではエックスが「お前は罪のない者達を殺していたじゃないか」という言葉に対して「当然俺はその通りに作られたんだ」「俺は殺戮用レプリロイドだ」と言っているほどの筋金入りの殺人鬼である。

エックスはライドアーマーのエンジンに乗って一度はシュリンプァーを追い詰めるものの、人質をとった上エックスに大量の敵を送り込むが、彼が高台からバスターで頭部を撃ったために敗北し、海に転落した。

漫画版のX38大ボスでは唯一悲惨な過去などの設定がない悪役。そして、死に際に満足げな表情を浮かべたことから、そういった意味では一番の幸せモノだったかもしれない。


実際の強さ編集

と、ここまで凶悪な一面ばかり語ってきたが、はっきりいって弱い

七つの海の破壊神とか御大層な通り名を頂戴してるが、 も の す ご く よ わ い

ステージも非常に簡単で典型的な一面スタイル、シュリンプァー本人も時折ムーンウォークしてくる事を除けば、基本的に動きは単調でかわしやすい、そして入手武器もなかなか強力かつ使いやすいと、どこぞのトンボよろしく明らかに「最初にコイツから倒せ」といわんばかりと、設定の兇悪さと裏腹にもの凄くかわいそうなボスである。

壁キック対策として拘束弾を投げてくるのだが、肝心のハサミの狙いがアバウト過ぎて噛み合っておらず、適当に壁を登りながらハサミを上空に誘う→降りてバスターを撃つ…と繰り返すだけで、初心者にも簡単なハメが成立してしまう。


…ちなみに、特定の行動をすると、シュリンプファーのHPが恐ろしい速度で減る


使用技編集

突進&クロー

ハサミを突き出して突進。

突進中に触れると捕まえられて連続ダメージを食らうが、敵はジャンプ出来ないのでまず喰らわない。


拘束弾

壁に逃げたエックスを引きずり降ろそうと輪投げをしてくる。

拘束力はあまり強くない。加えて、後述のハサミを上空に誘った後であれば素直に降りてしまっても構わない。

あまりすんなり降りすぎると正面にハサミを飛ばされるので、きちんと確認してから降りること。


ハサミ飛ばし

入手武器のスピニングブレードに当たる技か。

エックスの攻撃を弾くハサミをロケットパンチのように発射するが、正面と対空斜め45°にしか発射できないため、壁蹴りで斜め上に誘ってそのまま降りるだけでかわせる。


テイルアタック

体力が半分以下になると使用。

こちらに背中を向けた後高速で突っ込んでくる。

壁叩きつけとセットで初期エックスが即死級のダメージを貰うが、終盤地上でゴリ押ししない限り誘発する事はない。

寧ろ積極的に誘発し、こちらに背中を向ける予兆を確認してから壁に逃げる→チャージショットの繰り返しで、他の突進系ボスと似たような感覚での攻略も可能。


弱点武器編集

トライアードサンダー

…まあ使うまでもないと思うが、とりあえず水棲生物モチーフということで電撃に弱いのだろう。


瞬殺方法編集

トライアードサンダーのビットを直接ではなく、放電部分をなるべく遠くから当てる(この時一緒にチャージも始める)

シュリンプァーが怯んで暫く無敵状態になる

地上にエックスが居ると無敵状態のまま突進してくるので、チャージトライアードサンダーを放つ


開幕突進してくるのをダッシュ壁蹴りで回避して右側の壁に張り付いてから始動するのが最も無難なやり方。

TAS動画などではハサミを飛ばす動作中にバスター連射で瞬殺しているため、トライアードサンダーで怯んだ後、無敵時間に何らかの攻撃を繰り出している状態ならば何でもいい可能性がある。


入手武器編集

スピニングブレード

通常

いったん放つと上下にそれぞれヘアピンカーブを描いてバックする回転ブレードを発射する。

なんと言うか言葉で説明するのも難しい軌道(数字の「3」のような感じ)を描くのだが、これがなかなかに使いやすく、大概のザコは1、2発で撃破できるくらいに威力が高い。

接近して当てれば2発とも当たるのでゼロ距離から連射するとすごい火力になる。


チャージ

巨大ヨーヨーのような回転ブレードを繰り出す。

360°操作して攻撃可能で、一撃で倒せない敵やモノに当たるとどっかに飛んでいく。

やはり威力は高いが通常版が優秀なのでボス戦以外ではあまり使われない。


正式に弱点としているシャイニング・タイガードはこの技を食らうと壁から落ちてしまう。

他にもエクスプローズ・ホーネックにもそこそこ効き、VAVA Mk-Ⅱドッペルシグマドップラーステージの恐竜型ライドアーマー等にも有効。


関連イラスト編集

一鋏両断!シザーズ・シュリンプァー

ロックマンX3 シザーズ・シュリンプァー七つの海の破壊神


関連タグ編集

ロックマンX3 Dr.ドップラー レプリロイド

ロックマンXDiVE……直接登場しないものの、本人をモデルにした「シュリンプァー」というバスター系武器が登場している。

パイレーツマン:先祖と言える『生まれながらのイレギュラー

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