マック(ロックマン)
ゆくえふめいになっていたまっく
テキスト会話のみであるため担当声優は無し。
イレギュラーハンター第17部隊の隊員で、時期は不明だが長らく行方不明になっていた模様。
どうやら裏でドップラー博士の計画に賛同したか操られていたらしく、ドップラー軍団によるイレギュラーハンター司令部襲撃に参加していた。本部でエックスと再会した際は、エックスの会話に耳を貸さないまま不意打ちによる拘束弾で彼を捕獲、既に自分が裏切っていることを明かした後指令室と思われるエリアへと幽閉した。
その後は、エックスを救助しに来たゼロと無言のまま戦闘になるも、所詮は不意打ちありきだったのか彼にはあっさりと倒される。
ロックマンX3において、OPステージのみに登場するサブキャラクターなのだが、冒頭に登場する敵キャラクターだけあってそれなりに知名度が高い。
「きみは ゆくえふめいになっていた マックじゃないか!」という、エックス直々の紹介イベントがあるため、下手をすると他の8ボスよりも名前が知れ渡っている(切羽詰まっている状況なのに妙に解説的な口調がたびたびネタにされる)。
大して強くもなく、戦闘BGMも鳴らず、ゼロにチャージショット数発とビームサーベルで倒されるだけの中ボス以下の役回りであるが、順当に腕を上げていたエックスに不意打ちした実力は評価に値すると一部のファンから太鼓判を押されている。
ニコニコ動画などでは、彼の登場シーンに差し掛かると「きみは ゆくえふめいになっていた マックじゃないか!」と大人数でコメントする事が通例となっており、ロックマンX3においてお祭り的な人気者になっている。
そのネタぶりが公式にも認知されたのか、ロックマンXover(現サービス終了)でこれをネタにしたイベントが開催された。
岩本佳浩氏の漫画版ではドップラーの身辺警護の任に就いているレプリロイドという設定。当初は正常なレプリロイドだったようで、ドップラーのすぐケインと張り合おうとする子供っぽい所に呆れたり、彼がイレギュラーとしての本性を表した際に奔った過激な言動に困惑、驚愕したりと、至って普通の反応を見せており、イレギュラー化はあくまでその後でドップラーから受けた洗脳によるものであることが示唆されている。
ドップラーの反乱勃発時に現場に駆けつけたエックスを騙し討ちにして捕らえ、彼を爆弾付きの枷に拘束し、後からやってきたゼロをそれの起爆装置をチラつかせて脅迫するが、既に剣を抜いていたゼロに自分の気づかぬ間に切り裂かれており、そのまま真っ二つになって破壊された。
基本は小ジャンプと大ジャンプを織り交ぜながら距離を詰める戦法。
ホーミング性能のある小弾をジャンプしながら3発放射する攻撃と、こちらに銃口を向けた後、エックスを拘束した大型の玉、あるいは小弾を7発連射する攻撃を行う。
どの弾も弾速が非常に早いため、回避するのはとても困難である。
しかし、上記の通り耐久力が低いのが弱点。開戦直後にゼロバスターのチャージショット一発とビームサーベルを当てれば一発も弾を撃たせずに倒すことも容易である。彼の存在意義はビームサーベルの試し斬り相手といっても過言ではない。
特殊な改造により体力が強化されたマック(改変/非公式)