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ソウルイレイザー

そうるいれいざー

2001年7月19日にカプコンから発売されたゲームボーイカラー専用のアクションゲームとして発売された「ロックマンX」外伝シリーズ第2弾にしてゲームボーイ最後のロックマンシリーズ作品。
目次 [非表示]

概要

スーパーファミコン専用ソフト『ロックマンX2』をベースに、そこに『ロックマンX』『ロックマンX3』の要素を組み合わせてゲームボーイカラー用に移植したものとして、前作『ロックマンX サイバーミッション』に続いて発売された。

ゲームの基本的な構成はX2に準じていて、そこにプレイヤーキャラとしてゼロが使用可能であったり、サブキャラとしてアイリスが登場するなど、『ロックマンX4』の要素が反映されている。前作に引き続き、本家では登場しないオリジナルキャラクターが登場する。なお、時系列では、X3とX4の間のストーリーとなっている。ボスキャラクターはSFC版の『X1』『X2』『X3』からそれぞれが登場しているが、入手する特殊武器の名称と性能が一部変更されている。

なお、『X6』では今回の事件に触れる会話もある。


ストーリー

『ロックマンX3』の事件の後のこと、突然レプリロイドのプログラム(ソウル)が消滅して鉄屑になってしまう「イレイズ現象」が、南洋のラグズランド島で大量に発生。エックスとゼロは、オペレーター研修生のアイリスと共に調査に向かった。そこで2人は、過去のイレギュラーが大量に復活しているのを発見する。

そこへ、事件の主謀者であるレプリロイドベルカナとガレスが現れ、エックスとゼロに挑戦を仕掛けてくる。


登場キャラクター

主要キャラクター


黒幕

魔女のような格好をした女性型レプリロイド。奇抜な帽子に目を瞑ればかなりの美人。

今回の事件の首謀者で、性格は悪そのもの。


エックスミッションでは彼女が最終ボスを務める。

詳しくはリンク先を参照。

  • ガレス

騎士のような格好をした男性型レプリロイド。西洋風の甲冑に身を包み、ライオン型メカニロイドを従えている。

ベルカナが制作者だが、立場は彼女と対等のようだ。

ガレスの言動もまた悪そのもの。


ゼロミッションでは彼が最終ボスを務める。

盾でゼットセイバーを防ぎ、大ジャンプや槍投げで攻撃する。


8ボス


その他のボス


強化アーマー

本作ではライト博士がエックスの他にゼロの強化アーマーをくれる。しかし、アーマーの画像は全く同じ(使いまわし)でエックスはフルアーマー状態にならないと外見が変化せず、ゼロに関しては全く変わらない。グラフィックはX2のセカンドアーマーのものだが性能は『X1』~『X3』の物を組み合わせたようなものになっている。

エックス

  • ヘッド
    • 「ヘッドクラッシュ」が可能になり、ジャンプで特定のブロックを破壊できる。
  • フット
    • 「ヴァリアブルエアダッシュ」が可能になり、空中で左右と上方向にダッシュ出来る。
    • また、壁蹴りで特定のブロックを破壊できる。
  • ボディ
    • 被ダメージを半減する。
    • 更に、「ギガクラッシュ」を習得する。被ダメージをギガクラッシュの武器エネルギーに変換し、溜まり切れば一度きりの全体攻撃を放てる。
  • アーム
    • チャージが1段階追加され「ダブルチャージ」が可能になる。
    • ダブルチャージ時にチャージショットを連打すると「ワイドショット」となり前方4方向に攻撃できる……が、弾の大きさがノーマルショット相当で隙間が広いため微妙。
    • そもそもノーマルショットが強いゲームなのであまり恩恵はない。


ゼロ

  • ヘッド
    • エックスと同性能だが、ゼロミッションでは全く使う機会がない
  • フット
    • 壁蹴りによるブロック破壊のみ。こちらもゼロミッションでは全く使う機会がない
  • ボディ
    • 被ダメージ半減のみ。
  • アーム
    • ボスに大ダメージ(一部は効かないのもいる)を与える必殺技「ファイナル」を習得する。
    • 8ボスなら最大HPの1/3強を削れるので強力。エックスバスターがぶっ壊れなので埋もれているものの、こちらも十二分の性能である。

本作独自のシステム

ソウルパーツ

ソウルアイテムを集めることでプレイヤーキャラを強化するパーツを開発できるモード。集めたソウルによって開発できるパーツが解放されていく。一定以上ソウルアイテムを回収すると隠しモード「ボスアタック」を開発できるようになる。また、回りくどいためほとんど行われないがエックスのアーマーも作れる(但し、カプセルから受け取った方が早い)。

スクランブルチェンジ

後のX7で採用されたものでステージ攻略中にエックスとゼロを交互に切り替えて戦うことができる。「エックスモード」「ゼロモード」からのプレイでは後半戦からだが「エクストリーム」では最初から使うことができる(但し、一部のステージは使用できない)。

サイバーコース

一定の条件を満たすと遊べるようになるコース。基本は「ボスアタック」と同じだがこちらでは前作「サイバーミッション」のボスたちと戦うことができる(但し、8ボスのみ)。


余談

  • 本作で登場するアイリスはキャラデザインが一部変更され、X4の時と比べると胸が控えめになるなど容姿が少し幼くなっている。
  • 本作のベルカナについてだが本家のダイナモ同様に正体が明らかになっていない。レプリロイドの女性研究員となっているが・・・・・・
  • この年はエグゼシリーズがスタートし、翌年にはゼロシリーズが展開され、Xシリーズは以降この2シリーズに人気を持って行かれる。
  • 本作はバグチェッカーは1人しかいないためバグや修正ミスが多い。

簡単に挙げると以下の通り

・バーニン・ナウマンダーとランチャー・オクトパルドのステージのBGMがになっている。

・ライフアップアイテムを入手した後にライフが0になると、アップした筈のライフゲージが元に戻っており、更にアイテムも再入手できなくなる。(しかも設置場所のほとんどが即死判定のある場所。ウゾダドンドコドーン!

・ワイヤー・ヘチマールステージのある場所で特殊武器のファイヤーウェーブを使うとフリーズする。

・最終面における復活ボスとの戦闘中にエスケープユニットを使うといきなりエンディングに突入するまるで意味がわからんぞ!

・正確にはバグではないが、エレキテル・ナマズロスのステージBGMがフルではなく凄く短いところでループする変な仕様になっている。エクスプローズ・ホーネックのステージBGMはSFC版ではなく、PS・SS版アレンジの方になっている。


このようにゲーム性に欠く致命的バグが多いのだが、これについてカプコンは「仕様」と主張・・・・・・・したにもかかわらず、これらのバグは海外版で全て修正されているわけがわからないよ


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