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クレッセント・グリズリー

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くれっせんとぐりずりー

クレッセント・グリズリー(Crescent・Grizzly / 英名:Grizzly・Slash→日本版と同じ)は、カプコンから発売されているゲーム「ロックマンX5」に登場する8大ボスの一人である。

概要

異名:暴走アイアンクロー

エニグマを発射させるために必要なアイテム「オリハルコン」を所有しているツキノワグマレプリロイド。片腕の大型クローが武器で、ドリルに変形させて地中を掘り進み、敵の死角から奇襲する攻撃も得意。

手に入れた戦利品を売買しているブローカーで、以前は強い相手と戦い武器を勝ち取ることに生き甲斐を感じていたが、最近では商業活動(という名の武器の横流し)の方が忙しいらしい。

かつてイレギュラー時代のゼロと戦い敗北し、右目を失って以来、ゼロを恨んでいる。その所為か、ゼロと対峙した際に「イレギュラーハンターもシグマも好戦的で一緒だ」と、過去のゼロの事を皮肉るような発言をし、傷の借りを返すためにゼロに襲い掛かる。

しかし、逆にエックスの事は尊敬していたようで、自我があるうちにエックスと戦いたいと思っている。エックス本人は「地球存亡の危機だから戦ってる暇などない」と拒否していたが、「全て定められたもの、逃げることは出来ない」と言い放って戦いを挑んでくる。

歴戦の強者を思わせるキャラクター設定ながら、開発当初から「見かけ倒し」をコンセプトに弱めに調整されたキャラクター。

最初にカーソルが合っていることも含め、ほとんどの初心者は彼から攻略したであろうが、入手出来るパーツがどちらも強力(ショックアブソーバーとハイパーダッシュ、特に前者はゼロに装備させると鬼)であり、敢えて3番手以降に残して高レベル時に倒す手もある。

さらにいえば当初のデザインは「いかにも最初に斃されそうなボス」ということで豚をモチーフにしていたようだが、「いくらなんでもあんまり」という理由で没になり、豚のボスというコンセプトはのちにヘルライド・イノブスキーに流用される形になった。

余談だが豚から熊にというコンセプトはさしづめ動物番長を彷彿とさせる。

また、登場ステージの座標は北極圏(ロシアのカラ海付近)を示している。

使用技

クレッセントショット

回転する三日月形エネルギーカッターを、前方3方向に放ってくる。

ジャンプ

大きな体を、ゆったりとしたジャンプで動かしてくる。

大ジャンプ

体力が少なくなると使用。

大きくジャンプし画面外へ姿を消した後、ドリルアーム、クレッセントクロー、ドリルフォールを使用してくる。

ドリルアーム

低い段差から姿を現して、腕のクローをドリルに変形させて突いてくる。

クレッセントクロー

背景の横穴から姿を現して、鉤爪で引き裂いてくる。

ドリルフォール

上からドリルを突きつけて、エックス、ゼロを貫こうと落ちてくる。

メガクレッセントショット

体力が少なくなると使用。

回転する巨大な三日月形エネルギーカッターを、正面に放ってくる。

弱点武器

エックス:スパイクロープ

ゼロ:双幻夢

獲得武器

クレッセントショット(エックス)

通常: 三日月状のカッターを三方向にランダムに射出する。威力は低いが連射可能。

チャージ:一定時間、自分の周囲にカッターを展開してバリアを張る。

三日月斬(みかづきざん)(ゼロ)

空中で、通常攻撃ボタン。

ロックマンX4における空円斬と同じ攻撃モーションだが、 回転斬りを浴びせる際、巨大な三日月が出るようになっており、その三日月にも攻撃判定がある為、実質空円斬の上位互換技である。

また、空円舞同様2段ジャンプも可能になり、X6以降では最初から使用可能になる。

基本攻撃でありながらボスラッシュ時のグリズリー本人には無効化されるため、少々面倒。

タイダル・マッコイーンの弱点。

関連タグ

ロックマンX5 8ボス

ブローカー

ツキノワグマ/ヒグマ:モデル。

スラッシュ(ミュージシャン):以前の英名での名前の由来。

シャドーアーマー:武装等がクレッセントショットに酷似している。

レイニー・タートロイド:彼も同じくエックスを尊敬するレプリロイド。しかしグリズリーと異なりあちらはゼロをも尊敬している。

ウェブ・スパイダスソルジャー・ストンコング:強者設定なのに最初に倒される繋がり。

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