ボブ・ロス
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ぼぶろす
ボブ・ロス(Bob Ross, 1942-1995)はアメリカの画家である。
「ね? 簡単でしょう?」
アフロと髭が特徴的なアメリカの画家。
絵を始める前は米国空軍に20年在籍しており、その時の境遇や経験を生かし独自の『ボブ・ロス画法』を生み出たした。
これにより、それまで製作に多くの時間を費やす油絵の製作時間を大幅に短縮する事に成功。
1995年死去、享年52歳。
多忙な軍務の合間に絵を描くことは至難であり、そのモチベーションの維持やクオリティ確保のために編み出された技法。
「ウェット・オン・ウェット」と言う手法を用いて、
未乾燥の塗膜に描画、油分の多い絵の具を下塗りし、時間を短縮する方法であり、わずか30分以内に油彩画を完成させることのできる描き方である。
それを判りやすく説明し、短時間で且つ楽しく絵を描き続けられる様に実演したTV番組「ボブの絵画教室」は有名である。
彼の技法を用いたイラストもPixiv上でよく見かける
1983年から1994年にかけてアメリカPBSテレビで放送されたテレビ番組「ボブの絵画教室」
インパクトのある彼の見た目、小粋なジョークや語り口が話題を呼び、絵画番組として快挙である長寿番組になった。その人気はアメリカだけでは止まらず海外からも注目を浴び、日本や韓国、メキシコやイギリスにドイツ、世界各国でDVDも発売されるほどである。
日本でのボブの吹替は石井隆夫氏が担当しており、彼の軽妙な演技も魅力の一つである。
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