概要
「闇サト」と略称で呼ばれることも多い。
pixivのタグとしては、主に二つの意味がある。
二次創作における闇サトシ(1の概要)
ニコニコ動画のポケモンMADで生み出された邪悪なサトシ。
遊戯王DMの登場人物・獏良了(闇バクラ)とサトシの声優が同じ松本梨香だったために発生した、いわゆる声優ネタ。
闇サトシの画像は、基本的には「バトルピラミッド! VSレジロック!!」でポケランティス王に取り付かれた時のサトシの姿(以下参照)を使用しているものが多いが、MADの展開の都合上、画像は普段のサトシのままで声だけを入れ替えたものもある。
これらを合成したことで、サトシが「おい貴様!」「ぶっ殺してやる!」など物騒なセリフを吐いているいるように聴こえるわけである。
上記のシリーズが人気を呼んだ際、同じ声の獏良了の例に倣い「サトシ」の人格を黒化させたものを「闇サトシ」と呼ぶようになり、ニコニコ動画でMADが数多く作られた。
その後
ニコニコ動画で流行していた「闇サトシ」だが、2011年以降は権利者によってMAD動画が次々と削除され、うごくメモ帳で作成されたもの(大半はカオスバトル系)以外は勢いが衰えている。
さらに闇サトシ絵師のつりざお氏が2014年3月頃にピクシブを退会し、自らの作品絵を削除した事により最近の闇サトシ絵の流行にも陰りが出ている。
現在はスマブラで作成された闇サトシがたまに出没して暴れる程度の活躍。
公式における闇サトシ(2の概要)
アニポケ内において、主人公のサトシがまるでダークサイドに堕ちたような状態になることの仮称。
普段はポケモンに対して非常に優しいサトシだが、以下のように何らかの異常が発生し、実に邪悪な様子で非情な戦法をとったことが数回ある。
アドバンスジェネレーション
闇サトシ動画が派生する主なきっかけとなった第177話「バトルピラミッド! VSレジロック!!」。
フロンティアシンボルを6つゲットし、バトルフロンティア制覇までバトルピラミッドを残すのみとなったサトシ。
しかし、慢心したことが仇となって注意が疎かになってしまう。
そこへ封印されていたポケランティス王の封印が誤って解かれて、サトシはポケランティスに取り込まれてしまった。
(なお、この回において取り付かれた時のサトシの声は、松本ではなくポケランティス王役の石塚運昇だった。)
その後、バトルピラミッドのフロンティアブレーン・ジンダイとのポケモンバトルの中で自力で王の邪心を追い出すことに成功したサトシは、バトル後にジンダイからの指摘もあって自身の未熟を痛感。公式戦に備えて初心に戻って自分を鍛え直そうと決意を新たにするところで物語が幕を閉じる。
この回の闇サトシは、遊戯王デュエルモンスターズに登場する獏良了が、千年リングに取り込まれて闇人格(「闇バクラ」と呼ばれる)に支配され、邪悪な台詞を連発していたのを彷彿とさせた。
新無印編
更にポケランティス王憑依から15年後、2021年12月に放送された新無印編第91話では、ゴースト列車にあったミカルゲのかなめいしを誤って倒してしまったことで、その中の邪悪な魂がサトシに憑依。時折、邪悪な言動や行動をとるように。
今回は憑依時もサトシの声のままで、これは初だったりする。
劇場版予告から派生した例
- ポケモン映画『幻影の覇者 ゾロアーク』登場(1次設定時)予告のシーンの影響でpixivでは闇サトシ×サトシという濃い物まで作られた。本編ではサトシに変身するゾロア自体は出てくるものの、無論予告のようなかっこいいシーンはなかった。
ポケモンゲット⭐︎TVにおいて、しょこたんも、闇サトシを見て歓喜していたりする。
- 予告編2
なお映画本編ではここまですごい表情はしていない。
余談
二次創作
- beatmaniaIIDXの楽曲「gigadelic」「Red._by_Full_Metal_Jacket」などのムービーに登場する少年はサトシにそっくりなので、闇サトシとも呼ばれている。ちなみに「gigadelic」の作曲家公認の呼び方である。後に少年に名前(ギガデリ:オズワルド:ギガデリック)が付けられたため最近は呼ばれることが減っている。
公式&公式予告派生
- 「バトルピラミッド! VSレジロック!!」の回にはどことなく遊戯王を連想させるようなシーンもある。いくつかの例を挙げると……
……などがある。
関連イラスト
関連タグ
ポケモン | スマブラ 遊戯王 バクラ デスノート |
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元ネタ | サトシ(アニポケ) ゾロアーク |
回る首シリーズ | ゲーチスの首シリーズ フラダリの首シリーズ 闇サトシの首シリーズ ヌマクローの首シリーズ |
派生ネタ
『ポケモン黒化』の記事を参照。
闇サトシ絵師
- ユーザー名→つりざお(2014年3月ごろ退会済)