曲概要
タイトル:gigadelic
作曲者:teranoid feat.MC Natsack
ジャンル:nustyle gabba
初出シリーズ:IIDX RED
難易度 | BEGINNER | NORMAL | HYPER | ANOTHER |
---|---|---|---|---|
SP | 3 | 9 | 12 | 12 |
DP | - | 10 | 12 | 12 |
どの難易度においても、最後殺し曲の代表格で、なおかつボスクラスの風格を未だに維持し続けている楽曲である。
DPはNORMALの時点でレベルが10に設定されており文字通り桁違いの難易度を誇る。
ちなみにDP NORMALがレベル10に設定されている曲はこの曲とQQQの2曲のみ。
段位認定
THE SAFARIが七段受験者の大きな壁なら、gigadelicは八段受験者のさらに高い壁である。
難易度はHyperではあるものの、その時点で最高難易度のレベル12表記となっている。
終盤まではレベル10ぐらいの密度しか降ってこないが、微妙に遅くて押しづらいトリルや皿複合などの配置が地味に嫌らしく段位ゲージを回復させるどころか逆に維持するので精一杯になりやすい。
トリルに関しては「酒が飲める酒が飲める酒がのめるぞー」と日本全国酒飲み音頭の一節を頭の中で歌いながら押すとリズムが合うという迷攻略法が提唱されている。
レベル12らしい配置が降ってくるのは最後の4小節で、たった4小節といっても挑戦段階ではまともに捌ける配置ではなく、ここだけでゲージを100%から0%まで刈り取るほどの威力が普通にある。
人によっては、八段がクリアできないままより上位の九段をクリアしてしまった、という人も出てきている。
当然、普通にクリアしようとなると最後殺しなだけにクリア条件上、非常に厳しい曲である。本来は通常よりも難しいはずのHARDゲージで挑む方が仕様の関係でクリア出来る可能性すらあり得るほどの難しさである。
この厳しさに今日も八段受験者がこの曲に「激 沈」させられていることだろう。
ちなみに、THE SAFARIは七段のボスとしては皆勤だが、こちらは15作目のDJ TROOPERSで一度八段の最後から退場している。そして次作のEMPRESSで復活し、今日に至っていた(その際にDP譜面が稼動途中でANOTHERが追加された)
・・・が、26 Rootageでまさかの対象から再び外されてしまった。
代わりに投入されたのが、同じ作者で別名義のS!ck(A)となる。
レベル11が八段に投入されたのは、謎仕様だった10th style以来となり、以降八段はレベル12がなくなってしまった。最高難度であるが故に目安として持ってくるのは難しいため、致し方ないだろう。
なお、レベルの数値自体はS!ckの方が低いものの、段位認定では誤魔化しが上手くいけば完走できる可能性のあるgigadelicとは異なり、S!ckはレベル11として全体的に難しいため道中もゲージを維持出来る力がなければ絶対に突破できなくなっている。
また、S!ckも暫く4曲目に君臨してはいたが、CastHourから再び変更されてレベル11が2曲になったため、八段は以前より求められる地力が上昇していることがわかる。Residentでも続けてレベル11が2曲あり、きちんとやり込んでおかないと簡単には取れないように変更されている。プレイヤースキル向上に伴った妥当な変更措置と言えるだろう。
派生楽曲
この楽曲はkors kが手がけており、SOUND_VOLTEXにおいてkors k楽曲のリミックスコンテストで以下の3曲が採用された。
gigadelic -stance xxxx-
IIにおいて2014年8月に登場した、「Hate」によるREMIX。
gigadelic(m3rkAb4# R3m!x)
IIIの稼動開始と同日に追加された、「ikaruga_nex」によるREMIX。
何といってもBPMが180から916まで変化するというとんでもないギミックが搭載されているので、インパクトこそあるが、中盤で徐々に加速して一瞬高速になるだけ。
ただしULTIMATE CHAINを狙う場合はこの部分に注意しなければならない。
gigadelic (かめりあ's "The TERA" RMX)
2015年7月に登場した、ボスクラスの難易度も多くなりつつある「かめりあ」が手がけたREMIX。
他のgigadelicリミックスと比べても一段上の難易度を持ち、IVではEXHAUSTのレベルは18である(他2曲は17)。
pixivでは
ミス時に表示される「激沈」(撃沈ではない)のミスレイヤーに描かれている少年と巨大ロボット、あるいはその片方を描いた絵につけられるタグである。少年、巨大ロボット共に名前が存在しなかったための措置だと考えられる。
「THE DEEP STRIKERS」のムービーに再登場した記念にGOLI氏のツイッターで少年の名前を募集された結果、曲名『gigadelic』=少年の名前となった。
因みにファンの愛称の一つである「ギガデリ」はGOLI氏も使用している為半公式であり、氏が手掛けるムービーキャラの『永久少年シリーズ』の一人であることが、Twitterで明かされている。
またこの少年はこの曲に限らず他の曲にも時々登場することもある
(THE DEEP STRIKERS、Red. by Full Metal Jacket、Dynamite、Rampage)。
THE DEEP STRIKERSから靴を履き、キャップの模様が変わっており、缶バッチらしき装飾がついている。クプロパーツでは裸足だが帽子はTHE DEEP STRIKERS以降のものになっている。
GOLI氏の画集で、少年のフルネームが「ギガデリ:オズワルド:ギガデリック」だと判明した。
滅びた工業国家で地下深くより世界征服を目論む研究機関(通称ラボ)で強化され、脱走した少年のひとりで、隠れて生活していた。
機械いじりが好きな技術工で、壊れた廃材から様々な道具や武器作りが得意。廃材から修理して旧極所戦闘用搭乗兵器『ジ・グラスタ・バルクス』や球体型対空光砲兵器『ブリンカーズ』等の兵器を生み出し、使用している。
「Beat Radiance」に登場する橙之針子とも関係があり、兵器のパーツだった彼女を助け出した。
関連動画
関連イラスト
関連タグ
beatmaniaIIDX サファリ ギガデリック(ギガデリ)
闇サトシ…gigadelicの少年にそっくりの目付きをしていることからユーザー間で定着していった。kors kもこの呼び名を認知していた。