概要
「うごく」メモ帳の名の通り、いわゆる「パラパラ漫画」の作成に適したツールである。略称は「うごメモ」。
ニンテンドーDSiショップで無料でダウンロードすることが出来る(DSiLL、後期DSiでは工場出荷状態でダウンロード済)
過去に公式キャンペーンは何回か行われていたが、この中でスーパーマリオとゼルダの伝説をテーマにしたコンテストが任天堂公式で開かれていた(外部リンク参照)。
2013年5月31日をもって、はてなが運営するオンラインサービス『うごメモシアター』及び『うごメモはてな』はサービスを終了したが、終了後もDSi本体でオフラインでの利用はできる。
なお、2017年4月1日以降はニンテンドーDSiショップのサービス終了に伴い、新規ダウンロードが出来なくなった。
後継ソフトである3DSダウンロードソフト『うごくメモ帳3D』は、DSi版と同じく3DSのニンテンドーeショップで無料でダウンロードできる他、Newニンテンドー3DSには最初から内蔵されている。ただし、DSi版とはデータの互換性がなく、通信によるやり取りなどはできない。
ペイントツールの仕様
以下「上級筆箱(右利き設定)」のツール仕様について記述する
- ペン先8種と色4色(黒(白)/赤/青)、パターンブラシ8種、消しゴム8種での組み合わせで描画/消去
- 2枚のレイヤ、レイヤ入替/統合可能、レイヤ毎の非表示設定可能
- Bボタンにて編集レイヤの切替
- オニオンスキン(透かし)機能、1-4枚まで設定可能
- 編集画面でLボタン+十字キー(或いはタッチペンスライド)でピクセル単位の画像シフト(画面外にでた領域は切り捨て)
- Xボタンで編集レイヤ全消去
- 左右ボタンでページ切替、メモリ制限があるが999ページまで可能(空メモリは上部画面にバーの形で表示される)
- ペン先メニュー画面でLボタン押下にて描画ペン先の太さ径が四倍になる
- スタートボタンを押しながら描画で縦線横線
- セレクトボタンを押しながら描画で任意方向の直線を描画出来る
- Yボタン+左右キー>undo/redo
- 解像度は256×192ピクセル
- SDカードに保存することでアニメーションGIFファイルとして出力可能
- pixivにおいては、4つ目の機能を利用してアップロードした絵につけられることが多い。
- ニ値データとしてカメラの入力情報を取り込める。
- マイクから音声データの取り込みが可能
うごメモ職人
等々…。
まさかの復活!?
2013年に終了したうごメモシアターだが、海外の勇姿によってSUDOMEMO(スドメモ)という名前になって復活した。
かつてのうごメモ職人の何人かはスドメモでも活動しており、ドルンもその一人。
日本でもうごメモがインストールされたDSiがあればインターネット設定を少し弄るだけで利用可能になる。
3DSシリーズで使う場合、CFW(カスタムファームウェア:第三者によって非公式に改造されたファームウェアの総称)の導入が必要になるなどコンピュータに関する知識が要求されるため、ハードルは高めである。
関連タグ
うごくメモ帳3D うごメモ3D…後継サービス。こちらも現在はサービス終了しているが、SUDOMEMOと同じく勇姿によって復活している。