概要
任天堂製携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズの第3世代製品、2008年11月1日に発売された。
仕様
CPU | ARM9+ARM7 | |
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RAM | 16MB | DS、DS Liteは4MB(約4倍) |
ストレージ | NAND型フラッシュメモリ:256MB/SDHC規格メモリーカード最大32GB | 内蔵メモリのうち128MBはファームウェア、本体内蔵のDSiウェアで使用 |
上画面 | 3.25インチ | 透過型TFTカラー液晶(解像度256×192) |
無線LAN規格 | IEEE802.11b/g(2.4GHz帯) | 上級者設定でWPA以上のセキュリティーに対応 |
バッテリー | 840mAh | 連続動作時間:3~14時間/充電時間:約2時間30分 |
ゲームカード | 任天堂DSカード(ROMカートリッジ) |
初代DS/DSLiteシリーズからの主な変更点
- カメラ撮影機能(解像度:640×480ピクセル)
- SD/SDHCカードスロット
- DSiウェアダウンロード機能
- 画面の大型化(3.00インチ>3.25インチ)
- ゲームボーイアドバンススロットの廃止(これによりダブルスロット連動ソフトも姿を消していった)
- 非公式だがクロックアップによる高速化(ソフト対応)
- 通信機能の強化
- 無線LANのセキュリティーにWPA、WPA2の追加。(DSソフト(NTR-)は未対応)
- WPS設定機能、プロキシ設定の追加。
- 本体ファームウェア内蔵(更新機能搭載)
pixiv内に於いては対応ペイントソフトである「わりと本格的絵心教室」がDSiのハードウェアを使いこなしたソフトとして一定の評価を得ている。
なお、DSiからは本体に国別のリージョン判別の機能があり、ソフトのラベルに記載されているコードがTWL-から始まるソフトの場合は日本国外販売のソフトが起動しない(逆もしかり)。
また、TWL-のソフトはDSiで起動した場合にのみ使える機能があるソフトや、DSi以降でしか遊べないソフトが一部存在する。
ニンテンドー3DSのDSソフト互換機能はDSiのものを継承している。
現在はニンテンドーDSiショップ、ニンテンドーWi-Fiコネクションのどちらもサービスが終了しているため、基本的にネットワークを利用した遊びは出来ず
通信機能はローカルでのマルチプレイぐらいしか使い道はなくなっている。
修理も2017年中にDSiLLと同時に受付を終了している。
Wii Uが前世代機Wiiのデータを引き継ぐ機能があるのに対して、3DSにもDSiのデータを引き継ぐ機能が搭載されており、ダウンロードしたDSiウェアとそのセーブデータ、Wi-Fi設定情報等を引き継げる(ゲームのセーブデータはDSカードに保存されるため対象外)。
充電に使用される端子はDSLiteからまたしても変更され、以後はDSiLL・3DSシリーズ・2DSシリーズの全機種で充電端子が共通化した。なお、3DSLLからは本体にACアダプターが付属していない。
公式サイト
http://www.nintendo.co.jp/ds/series/dsi/index.html