わりと本格的絵心教室とは
ニンテンドーDSi用絵画レッスンソフトである「わりと本格的絵心教室(前期・後期)」のことである
DSのタッチパネルを利用して絵を描くことができるソフト
ビンス先生というキャラクターが親切丁重に絵の描き方を初歩から教えてくれるので、全く絵が描けない(と思っている)人でも絵を描く事を学習できる
またフリーペイントモードを搭載しているのでレッスン画以外でも自由に絵を描くことが可能である
(pixivではこのフリーペイントモードを使用して描かれた絵がアップロードされている)
元は海外製品でKuju Entertainment社のHEADSTRONG Gamesブランド「artacademy」の日本語ローカライズ版である
日本では先に2009年11月18日にDSiウェアとしてダウンロード版
「わりと本格的絵心教室」(前期・後期各800円)が配信され
2010年6月19日にパッケージ版「絵心教室DS」が発売された
(2011年6月7日にダウンロード版「わりと本格的~」が3DS向けにも配信開始した)
無線LANインターネット接続環境の無いユーザーのために
DSステーションでも販売している
http://www.nintendo.co.jp/ds/ds_station/index.html
※3DSはDSとドットバイドットでない
(DS:256×192ピクセルに対し3DS:320×240ピクセル)
ドットバイドットで起動するにはstartボタンを押しながらソフトを起動する
3DS上で「いつの間に交換日記」に貼り付ける方法
1:?マーク押下>「アルバムに展示する」でセーブ
2:描いた絵が本体内フラッシュメモリにセーブされるので
一旦「絵心教室」を終了し「ニンテンドー3DSカメラ」を起動
3:描いた絵は黒枠で表示されている(本体セーブ)ので、これをタッチして
SDカードにコピーする
4:「3DSカメラ」終了し「いつの間に交換日記」を起動
好きな便箋を選んで写真を貼付して完了
3DSの内蔵ブラウザーは表示された任意の画像を長押タッチで保存することができるのでこれを利用して他の端末(PC等)上で描いた絵をPixivで非公開投稿して3DS内蔵ブラウザで保存という裏技も可能
わりと本格的絵心教室「フリーペイント」モードの仕様
(DSi/LL上での運用、3DSで運用する場合は後述)
・DSiウェア版は前期・後期共にフリーペイントモードの仕様は同一である
(パッケージ版との違いは後述)
・PCのペイントツールにあるようなレイヤ/直接色スポイト/UNDO/筆圧感知/はない
・編集画像サイズは512×384ピクセル
・出力画像は640×480ピクセルのjpegフォーマット
(枠無と枠付き(十種類)を選べる、枠無の場合640×480ピクセルに拡大して出力、画像サイズはおよそ80kb前後)
・レッスンとフリーペイントの中断データは別データ
・編集中の画像は「経過をセーブする」で一枚のみ保存可能
・「フリーペイント」モードではDSi/3DSカメラで撮影した写真を参照しながら
自由に絵を描くことが可能
・参照画像を編集する事はできない
・描いた絵はDSiカメラのアルバムに保管され、SDカード/Facebook経由でPC/webに転送することができる
・拡大表示は二倍まで、一段階のみ
・参照画像と描画連動するグリッド表示
・色は10色の絵の具から混色を行う
(置換え可能な原色10色と任意の色10色、計20色を作成可能)
・色スポイト機能は存在するが、直接色を作成する事はできない、
サンプル色として取得のみ可能
・写真の参照は「アルバムを開く」で任意の時点で可能
・参照画像及び「アルバムに展示する」を選択した画像を編集する事は不可
・一度「アルバムに展示する」でセーブした画像も参照することが可能
・参考画像は4種類のフィルタをかけることができる
(モノクロ/アウトライン/光と影/ぼかし)
鉛筆モード
・モノクロ鉛筆及び消しゴムのみ使用可能、彩色は不可
・濃度(2H/HB/2B)と太さ(たてる/ねかせる)が選択可能
・消しゴムは太さ(細/太)のみ選択可能
・鉛筆の描画は水彩モードで塗りつぶされる、鉛筆描画の保護はされない
・鉛筆モードから水彩モードに移行すると鉛筆は使用不可となる
(水彩>鉛筆モードへの移行不可)
水彩モード
・初期設定の紙の地色は完全な白ではなく薄い灰色
(はじめに白で塗りつぶすと良い)
・水彩モードにて同一ピクセルでタッチを行うと点描描画を行う
・筆の種類は平筆(太さ一定)と丸筆(スライド距離により太く描画される)の二種、太さ別に三種、計六本
・絵の具量設定はスライドによる描画距離、0-3段階
(多くつけるほど1ストロークでの描画距離が長い)
・水分量設定は描画濃度、0-3段階(多くなるほど薄く描画)
(丸筆設定での描画の太さも変化、水が多いほど細い線が描ける)
・フリーペイントで「描いている絵を消す」を選択した場合でも
パレットの設定は保存されている
・パレット上でスライドすると色設定を他のパレットにコピーできる(既に色のある所にスライドさせると色設定は上書される)
・スライドによりかすれを再現する
(色を馴染ませる場合絵の具量を0にして行う、また絵の具の有無に関らずかすれ処理は行われる)
・ぼかし/滲みはできない
・説明書では「水彩絵の具」となっているが実際は「アクリル絵の具」の感触に近い
(日本語版開発の際名称変更したと思われる)
ショートカットボタン
・L/Rボタン:押している間だけ鉛筆/筆/絵の具設定、ボタンを離すと自動的に閉じる
・Xボタン:上部アイコンを一時的に非表示にする
・A/Bボタン:で参考画像フィルタ変更(上画面に編集画面も表示可能)
DSiウェア版絵心教室を3DSで実行する場合の変更点
・DSiカメラにあった写真シール機能がなくなった為
シールを選んで参照画像を選択する事はできない
・3D画像(.MPOファイル)は参照できない
・内蔵インターネットブラウザにてpixivに直接upload可能
・facebookへの直接upload機能はなくなった
・内蔵インターネットブラウザ経由で取得した画像も解像度640×480ピクセル固定のjpeg画像ならば参照可能、但し参照画像は本体にコピーする必要がある
(白枠がSDカード記録、黒枠が本体メモリに保存されている画像)
「わりと本格的絵心教室」課題作品タグ
レッスン課題