概要
単純な計算をしたり、文章を音読したりなどの作業により脳を活性化させるプログラムの一種である。
このようなトレーニングは紙面パズルや計算ドリル、読書でも可能だが、『脳トレ』と言った場合多くはゲームの媒体で出ているもののみを指すことが多い。
その火付け役となった『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』はパッケージからしてゲーム色が一切なくまるで教材のような雰囲気を漂わせており、ゲームとは無縁であろうお年寄り世代にも多大な支持を得た。
性質上脳トレはニンテンドーDSをはじめとした携帯機でリリースされる事が多いが、ブーム当初はアーケードゲームにも存在した。
基本的に脳トレ作品は『あくまでトレーニング』である為演出が廃されがちであり、本来のゲーマー層にはいまいち求心力が弱いこともある。
その為、ゲーム性やストーリー性を打ち出した脳トレが発売されることもある。
例えばレイトン教授シリーズは『ミステリー風味のストーリーをつけた脳トレ』であるとされる。
こぼれ話
『TETRISをプレイすると脳の動きが活発になる』という研究データは実在する。
それに応じてか、『ルールは単純だが多大な思考力を必要とするゲーム』が発売されると、
それが開発者が意図したか否かに関わらずゲーマーによって勝手に脳トレ認定されることもしばしば。
関連タグ
ワギャンランド (ボス戦でのミニゲームを、その性質から脳トレと取ることも出来る)
パズルゲーム (頭を使って攻略する点が共通)