注意
本項では『ポケットモンスターブラック・ホワイト』のクリア後の「ネタバレ」があります。
また、『ブラック2・ホワイト2』のゲーム後半部の「ネタバレ」もあります。
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』に登場する、「プラズマ団」のメンバー。下っ端とは違い、常に3人で行動することが多い。主人公たちの前に突如現れては、様々な情報を伝えたりしてくれる。他にも、ゲーチスやNのもとに案内をしたりもするが、あと数歩でNやゲーチスと会話できる距離なのに、わざわざ主人公を連れていくなど、プレイヤーから見るとシュールな光景である。
過去にゲーチスに命を救われたらしく、その事からゲーチスに忠誠を誓っている。「Nの部屋」を見ても特に何も感じていないようなので、余程「感情」が無いのか、あるいは強く洗脳されているのかもしれない。なお、『ブラック・ホワイト』では、ゲーチス以外の七賢人同様、ゲーム内で戦闘になる事はない。
エンディング後は、アデク・チェレンに捕まったゲーチスを救出していたようである。その後、「ワンダーブリッジ」で主人公に「こんごうだま」「しらたま」「はっきんだま」を渡す。その際に、ゲーチスはどこかに行ったという事を主人公に教え、いずこへか去って行った。この3人の正体や詳しい生い立ちなど彼らに関する謎は、本編で明かされることはなかった。
容姿・特徴
3人とも上記のような、黒を基調とした服装で、長い白髪をしている。猫背で常に無表情である。BWではカットインや公式絵が用意されていなかったため、二次創作ではある程度描き手の想像力が必要とされていた。BW2の紹介PVでは石田彰が声優を務めている。
BW2発売記念の「ファンミーティング」イベントによると、実は3人ともそれぞれデザインが異なっており、マスクを外すと美形の人、脈なさそうな人、きれいなゾンビ(目の前の人に興味なさそう)の3人で構成されている。さらに、「エネルギーが抜けたイメージ」「脱け殻」「壁とか天井に張り付いてる」「七賢人として活動する前のゲーチスに助けられたらしい」「物音を立てないことから闇と呼ばれている」と設定資料に記載されていた。
開発途中の姿
ダークトリニティの「正体」に関する議論
ファンの間では、3人の正体は実は「サンヨウシティジム」のデント・ポッド・コーンではないかと言う噂が流れていた。「3人」繋がりであることと、『ブラック・ホワイト』の物語終盤でサンヨウ三兄弟だけ最終決戦に登場しなかったことから、関係性を疑われていたようである。しかし、後の続編『ポケモンBW2』の「おもいでリンク」で、ダークトリニティとサンヨウ三兄弟がバトルしているシーンが見られるため、その説は否定された。
BW2におけるダークトリニティ
前作の後、「ゲーチス派」と「N派」の二つに分裂したプラズマ団。彼らはゲーチスの元につき、新生プラズマ団の一員として主人公たちを迎え撃つ。突然主人公の前に現れるなど、不気味さに変わりはないが、ポケモンの力を借りずとも主人公たちを「プラズマフリゲート」から追い出すという芸当をみせた(前作でゲーチスを奪還したときも同じような力を見せたらしい)。
今作では、ストーリー上で彼らと戦うことになる。ちなみに、トレーナーの肩書きは3人とも「プラズマだんのダーク」と表記されており、それぞれの本名は明かされてはいない。
所持ポケモン
1回目(ソウリュウシティ)
ダークトリニティ1人と戦う。
2回目(プラズマフリゲート)
それぞれ3人と戦う。
3回目(セッカシティ)
クリア後にポケモンセンターのある場所から東へまっすぐ行った先でダークトリニティ3人と戦える。季節が変わるごとに再戦が可能で、続けて戦わずに休憩をはさむことも可能。
1人目(シングルバトル)
2人目(トリプルバトル)
3人目(ローテーションバトル)
対策
手持ちポケモンはコマタナ2体(後にキリキザンに進化)と、切り札にそれぞれジュペッタ・アブソル・アギルダーを使用する。
まず必ず2体も使ってくるコマタナ/キリキザンに対抗できるよう、ほのお・じめん・かくとうのいずれかの技を習得したポケモンを連れてくると良い。特にはかくとうが4倍弱点であるので、アブソルと共にかくとうで対処すると効果的である。ほのおも弱点であるので、それでアギルダーとも対処することが可能。セッカシティのローテーションバトルの際、かくとう技を使おうとしたらジュペッタに切り替えられて攻撃が無効化される場合もあるので、かくとうばかりに拘らなくても十分に対策を立てることが可能であることを考慮しておこう。
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ネタバレ