概要
「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」に登場する人物であるNの住んでいた部屋のことで、ダークトリニティは「N様に与えられた世界」と評している。
部屋の様子とNの生い立ち、そして着信アリにも勝るとも劣らないBGMからこの場所がトラウマになるプレイヤーが多く、シオンタウン、もりのようかん等に続く今作のトラウマスポットとなっている。
部屋の特徴は次の通り。
- バスケットボールとバスケットゴールがあるが、ゴールに投げ込まれているのは何故か鉄道模型。
- ダーツは的だけでなく、幾何学模様が描かれたアートパネルにも刺さっている。
- 総じて本来の遊び方ではないのが恐ろしい(おもちゃの遊び方すら知らなかったという考察もある)。
- 色とりどりのレールを鉄道模型が走っているが、レールが途切れている為、同じルートを往復している。(この部屋で繰り返し同じ遊びをしていたという事であろうか…?)
- 明らかにスケートボードのプレイに不向きな室内なのに何故かスケートボードのスロープがあり、肝心のスケボーは山積みにされたタイヤの上に置かれている。
- スロープにはポケモンの引っかき傷が確認できる。
- 天井を宙吊りの飛行機が飛んでいる。(なお、壁紙には幾何学模様が、床には青空が描かれている…飛行機のおもちゃを飛ばしたいなら、壁紙に空を持ってくる方が自然なのだが…。)
- これらの部屋でNは幼少期から傷ついたポケモン達と暮らしてきたとされており、つい最近まで遊んでいた形跡があり、玩具箱には新しい玩具が補填されているようだ。断っておくが、Nは数学に強い興味を示す天才という設定である。
- 部屋全体を俯瞰してみると非常にカラフルで子供らしさを感じさせるが、ところどころに見られる歪さからどことなくサイケデリックで不気味な雰囲気を漂わせているようにも見える。
- また、テレビやラジオといった情報媒体は愚か、窓といった外からの情報を得る手段がない。
なお、スケートボードのスロープにはふしぎなアメが落ちている。どんな気持ちになろうと、とりあえずお持ち帰りしておこう。
Nの部屋のBGM 「ポケモンの子、N」
関連イラスト
BW2でのNの部屋
※ここから先の記述は、BW2エンディング後のネタバレを含みます。
殿堂入りした後に行けるようになる、チャンピオンロードの地中に埋まるNの城の中にある。今作では何度でも訪れることが可能。ゴージャスボールが落ちている。
2年という歳月を経たためか、バスケットゴールが倒れている、電車のおもちゃが止まっているなどの変化があるほか、
その他の城の部屋に比べて薄暗くなっていたり、BGMが要所要所で音が外れたり、テンポもおかしくなっていたりと、前作に輪をかけて不気味さが増している。
ちなみに最初に訪れた際はNと共にこの部屋に入る事になるのだが、Nは主人公に自分の過去を語った後、先に部屋を出て行ってしまう。
そして一度部屋を出た後、再びNと共にこの部屋に入ろうとすると「……そこは もう いいだろう? 先に 進みたまえ!」と怒られてしまい、Nと別れるまでは入れなくなってしまう。
多くのプレイヤーだけでなく、2年後のN自身にとっても、この部屋はトラウマスポットとなっているようだ。