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ジュペッタ

じゅぺった

ジュペッタとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0354
ホウエン図鑑No.147
イッシュ図鑑No.211
マウンテンカロス図鑑No.123
アローラ図鑑No.317
パルデア図鑑No.299
ローマ字表記Juppeta
ぶんるいぬいぐるみポケモン
タイプゴースト
たかさ1.1m
おもさ12.5kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性ふみん/おみとおし(第4世代から)/のろわれボディ(隠れ特性)
おとしものカゲボウズのきれはし
タマゴグループふていけい

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ジュペッタ呪(ジュ)+puppet(英語で操り人形)
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語Banettebane(破滅のもと、悩みの種)+marionette(操り人形)
韓国語다크펫다크(闇)+퍼펫(操り人形)
中国語(簡体字)诅咒娃娃诅咒(呪い)+布娃娃(ぬいぐるみ)
中国語(繁体字)詛咒娃娃詛咒(呪い)+布娃娃(ぬいぐるみ)
ヒンズー語बैनेट英語名の音写
ロシア語Банетт英語名の音写
タイ語จุปเป็ตต日本語名の音写

進化編集

ジュペッタたちの宴

カゲボウズ→(LV37)ジュペッタ→(メガシンカ、ジュペッタナイト)メガジュペッタ


概要編集

ぬいぐるみポケモン👻

第3世代『ルビー・サファイア』から登場したカゲボウズの進化後かつ捨てられたぬいぐるみ怨念が宿り動きだしたという、付喪神のような逸話があるポケモン。

赤く鋭い目付きをした真っ黒で刺々しいボディという、ポケモン界でも有数のホラーチックなデザインが特徴的。


いかにも実態がありそうだが、ポケパルレ/ポケリフレではどこに触れてもほとんど反応が変わらず、強いて言うなら全体的に体が透けている。


自分の体をハリで傷つけると呪いのエネルギーがより強まるが、逆にチャックになっている口を開くと、体内の綿に染み込んだ呪いが漏れてしまう(別におかっぱ頭のスタンド使いは出てこないし、したでなめるも覚えられない)。

事実バトレボなどの3D対戦では倒されると口のチャックが空いてしまうのが確認できる。なかなかに細かい。


薄暗い路地裏やゴミ捨て場を住処とし、自分を捨てた子どもに復讐するため探し回っているという。しかし大切にされると、満足して元のぬいぐるみに戻るとも云われている。

色違いジュペッタ✨

色違いになると水色ベースの美しいカラーリングになる。


ゲームでの特徴編集

RSEORAS編集

  • 『サファイア』『エメラルド』では空の柱に出現するが、『ルビー』『ORAS』では出現しない。

フヨウさん


DPtBDSP編集


HGSS編集


ブラック・ホワイトBW2編集

  • 『BW』では13ばんどうろにカゲボウズが大量発生するが、『BW2』ではカゲボウズが出現しない代わりにストレンジャーハウスとチャンピオンロード入口にジュペッタが出現するようになった。


XY編集


サンムーンウルトラサンムーン編集

  • 『USUM』でポニ島到着後のポケリゾートで出現する事がある。
  • また、USUMのストーリーにおいては、アローラ四天王アセロラの手持ちとして登場する。

ソード・シールド編集

  • 未内定。

スカーレット・バイオレット編集


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
6411565836365455

初登場~第4世代編集

  • かつてはゴーストタイプでは珍しい、高い攻撃を持つポケモンだった。特攻も高いほうだが反面、他のステータスは軒並み低い。元々冷遇気味だったが、かつて物理技だった「シャドーボール」を一番上手く扱えたポケモン。第四世代で技の物理特殊分離により救われたポケモンも多かったが、ジュペッタはそれによりダメージを受けた数少ないポケモンの1体である。そのうえ、対だったはずのサマヨールヨノワールに進化できるようになったため、より不遇さが際だってしまった。

第5世代編集

  • 悲劇は終わらなかった。ゴルーグなる輩に「こうげき種族値非伝説ゴーストタイプNo1」の地位まで奪われることに・・・・・・。さらにサマヨールが「しんかのきせき」で驚異的な防御と特防を手に入れたのに対し、ジュぺッタが手に入れたのは「ダストシュート」に「たたりめ」。


  • 反面、ダブルバトルでは相手の「ダークホール」、「だいばくはつ」、「ねこだまし」を無効化できるトリックルーム使いとして重宝されており、地方大会の優勝メンバーにも入っていたことも。つまり、ダブルバトルの小細工の常套手段のほとんどが通用しない。トリプルバトルにおいても鬼畜性能を誇る「ダークホール」対策として活躍が期待される・・・・・かも知れない。

  • また、ゴーストタイプだけあって「こごえるかぜ」「でんじは」「みちづれ」「ふういん」「トリック」等、習得出来る補助技も豊富。

  • また、5世代では「しんかのきせき」や「ゴツゴツメット」「だっしゅつボタン」などの対戦向けの道具が増えたので、「おみとおし」での情報収集がより重要になってくるかもしれない。更に「コットンガード」を習得したのろわれボディなジュペッタが配布されたのも明るいニュースである。

  • 対戦以外でも、特性のお見通しで野生ポケモンが持つアイテムを察知し、「どろぼう」や「トリック」でそれを奪って稼ぐ、といった活躍もする。しかし第5世代では入手に手間こそはかかるが、オオタチが隠れ特性に「おみとおし」を習得したため、最近は環境さえ整えばPP40の「ほしがる」を覚えるこちらを使う者が多い。

第6世代~編集

ジュペッタのメガシンカが可愛すぎる


  • 以前貰った「ダストシュート」もフェアリータイプ対抗用として扱いやすくなり、新技「ゴーストダイブ」も「おにび」のダメージを稼げる高威力技。基本的にメガシンカ前提の扱いになった物の、以前より格段な強化を果たしたのであった。


第9世代編集

  • 第八世代では登場しなかったが、第九世代ではムウマージオドリドリらと共に再登場した。新要素のテラスタルは元々弱点が少ない単ゴーストタイプである故に他のタイプに変化する恩恵が少なく、何より素の貧弱さを補うメガシンカが廃止されているため、ジュペッタが戦いづらい環境となっている。また、鈍足低耐久故に積める機会は少ないが、「つるぎのまい」や「わるだくみ」といった強力な積み技も新規習得している。

  • DLCの「碧の仮面」ではついに高火力な一致技「ポルターガイスト」を習得した。しかも当時のSVにはゴルーグやアローラガラガラといったより攻撃力の高いゴーストタイプが内定していなかったため、ソウブレイズに次ぐ火力を叩き出せる。ソウブレイズはそれなりの素早さを活かすためにようきで運用されることが多いため、気兼ねなくいじっぱりに出来るジュペッタはソウブレイズ以上の火力を叩き出せることも多い。……後にゴルーグは藍の円盤で内定し、最高物理火力はすぐに更新されることになったが。(一方アローラガラガラは最後まで内定しなかった)


使用トレーナー編集

ゲーム版

※1:2体所持している。

※2:PWTおよびポケモンマスターズ

※3:強化後

※4:チャレンジモードにて使用。


アニメ版


漫画版

  • Saque/サキ(ポケスペ)
  • コンコンブルの弟子(ポケスペ)

番外作品編集

ポケモンGO編集

センシティブな作品

2017年ハロウィンイベントにおいて、ヨマワル系統およびヤミラミと共に、第3世代から先行実装された。


野生の個体は出現率が低いため、基本的には進化前のカゲボウズから進化させることになる。ただし、カゲボウズは平地を中心に主に夜間に出現するため、傾斜地ではやや入手が難しい。とはいえ、イベント期間中は場所を問わずにかなりの数のカゲボウズが出現したため、この間に大量に捕まえておいたという方ならばそこまで入手には苦労しないだろう。


原作同様、HPと防御が低い反面攻撃が優れているが、ゲンガーと比べるとどのステータスもイマイチといったところ。しかし、ゲンガーの劣化かと言われると必ずしもそうとは言い切れず、純粋なゴーストタイプであるためエスパーわざを相手にばつぐんを取られない、現状ゲンガーは習得できないシャドークローを通常技に加えられるなどの点で差別化が可能。


特に、エスパーわざにばつぐんを取られないというメリットは大きく、場合によってはゲンガーよりも粘れることもある。特にかくとう技持ちのエスパーポケモンに対しては意外に相性が良いので、案外馬鹿にできない存在である。


他にも、はかいこうせんのダメージを軽減できる利点を生かして、ジム防衛の常連であるカビゴンハピナスを相手に使えないこともない(ただし、前者はゴースト技のしたでなめるでばつぐんを取られる危険性があるため、油断は禁物)。少なくとも、攻撃面が優れている点でサマヨールよりかは活躍の機会には恵まれていると言える。後にメガシンカも実装され、アタッカーとしての性能にはより磨きがかかった。


ポケモンマスターズ編集

マツバ (21シーズン) &ジュペッタ編集

マツバ(21シーズン)&ジュペッタ

2021年10月14日にハロウィンイベントに合わせて実装された、ゴーストタイプのテクニカル。

相手全体をやけど状態にでき、やけど状態の相手にはより大ダメージを与えることが可能。

さらにメガジュペッタになるとパッシブスキルにより相手がやけど時に「かげうち」のわざ回数が確定で1回復する為わざゲージを使用せず相手を攻められる。


ジュペッタはぬいぐるみに怨念が宿ったポケモンだといわれているが、マツバは「怨念とは少し違い、ただ大切にしてほしいという思いがあるのでは」と考えている。

シャドークロー急所に当たりやすい。メガシンカ後はかげうちに変化
かげうちメガシンカ後に出現する速攻技
クリティカット+自分の急所率を2段階あげる
おにび相手をやけど状態にする
宴を始めよう!自分の攻撃と防御を2段階+命中率を1段階あげる

バディーズ技

夜の宴へ導くゴーストインパクト
バトル終了までメガジュペッタになる。相手がやけど状態のときは威力があがる

パッシブスキル

ねむり無効ねむり状態にならない
変化技異常付与G9相手を変化技で状態異常にしたときに相手全員に同じ状態異常を付与する
相手やけど時威力上昇5相手がやけど状態のときは自分の技の威力をあげる

アセロラ&ジュペッタ編集

2023年5月1日に実装されたゴーストタイプのサポートで、トレーナーズサロンでアセロラとの親密度がLv.100になると解禁。

あやしいひかり
相手をこんらん状態にする
プラスパワーG
味方全員の攻撃を2段階あげる
ゴーストダイブ
ゴーストダイブ状態になって一定時間経つとゴーストダイブ状態を解除して攻撃する。
ゴーストダイブ状態のあいだは他の行動ができないが、相手の技が命中しない。ゴーストダイブ状態のあいだにバディーズわざやバディーズダイマックスわざで攻撃を受けるとゴーストダイブ状態を解除する
勝っちゃうよー!!
自分の回避率を4段階あげる。味方全員の急所率を2段階あげる。自分を回復付帯状態にする

バディーズ技

ポーズを決めてゴーストインパクト
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる

パッシブスキル

相手失敗時素早さ↑G9自分を対象にした相手の攻撃技が失敗したときに味方全員の素早さを1段階あげる
相手失敗時技ゲージ↑1自分を対象にした相手の攻撃技が失敗したときに自分のわざゲージを1増やす
ねむり無効ねむり状態にならない

ポケモンスリープ編集

「ハロウィン2023」で実装。バリヤードに続く2系統目の追加ポケモンであり、当時では唯一のゴーストタイプきのみとくい。メインスキルや食材に大きな強みこそないものの、その分手堅くまとまっておりエナジー効率は中の上といったところ。性能としては決して悪くないが、拾ってくるブリーのみを好むカビゴンが「ワカクサ本島」にしかいない(ランダム選択なのでブリーが好みでない事もある)ので、活躍の機会が少なく影が薄かった。


実装からおおよそ一年後、ブリーのみが好みの新フィールド「ゴールド旧発電所」が満を持して追加されるも、同じく好みのきのみを拾ってくる競合相手が、全ポケモンの中でもトップクラスのエナジー効率を誇るライチュウハガネールという憂き目にあう。一応その2体と比べると進化に道具を使用しないという利点があるため、そこでうまく差別化したい。


星3寝顔では大切にされていた人形時代を思い出しているのか、笑顔で寝ている様子を見ることができる。


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • ハーリーのジュペッタ
    • AG122話のグランドフェスティバルから登場。ハルカアゲハントフシギダネと対戦するが、最後は連携攻撃を受けて倒される。
    • カジノキ大会ではハーリーに共謀を持ちかけたムサシに貸し出されるが、彼女の扱いが荒かったせいで全く懐かず息も合わず、結果「やつあたり」は強力になったが敗北。試合後ハーリーは貸した事を後悔して謝り、ロケット団とも決裂した。
    • カントーのグランドフェスティバルにも出場している。

  • DP90話
    • ポケモンサマースクール5日目のプログラムで、山頂の遺跡に通じる山道で参加者達を脅かす為に用意されたポケモンの一匹で登場。

  • BW137話
    • 勇者ウッデートを尊敬するゴーストポケモンで登場。


  • 劇場版『ボルケニオンと機巧のマギアナ
    • ジャービスによって強制的にメガシンカさせられたポケモンで登場。口ではなく目から「はかいこうせん」を発射している

  • SM94話
    • ゴーストポケモン達の夢の世界にて人形劇を行っていたが、サトシリーリエカキを操り人形へと変えてしまう。


  • めざせポケモンマスター8話
    • とある街で、民家に入り込みハートの形をしたものを盗んでいくという奇妙な行動を取っていた個体。体内に怨念も溜まっておらず、口のチャックを小物入れに使っていた。
    • 元は少女から大事にされていたぬいぐるみであったが、引っ越す時に業者の不注意で放置されてしまい、時を経て家屋と共にボロボロになったとき、カゲボウズを経ずに直でジュペッタに転生した。器物がポケモンになる設定は昔から語られていたが、その瞬間が描写されたのは初。
    • ハート型のものを集めていたのも、ぬいぐるみの時に少女から付けてもらった折り紙のアクセサリー(当然長い月日で朽ちてしまった)の代わりとなるものを探していたというのが真相である。サトシたち一行はカスミが(露天の前で一時間悩んで)買ったハートの髪飾りをプレゼントすることで心を通わせることに成功。
    • 持っていた古ぼけた写真を手がかりに持ち主の少女を探すが、実は成長してジョーイさんになっていた事をタケシが気づき無事に再会。共にポケモンセンターで働く事となった。
    • ジュペッタは大切にされるとぬいぐるみに戻ってしまうという設定もあったが、この個体はそうならずに済んだようだ。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • 第5章でロケット団三獣士・サキの手持ちが登場。高い実力を持ち、シルバーの手持ちとのバトルを支配し、サカキが自分の父親と知って動揺するシルバーの心の隙を突いてショックを与え気絶させている。
  • 12章ではコンコンブルの弟子のポケモンで登場している。

外部出演編集

USJ編集


  • グリーティングで一緒に写真を撮ったりできるし、ステージ上でイメージソングに合わせて踊ったりもする。こういった外部出演や大型コラボ及び着ぐるみでジュペッタを拝める機会などムウマ共々そうそうないと思われる

関連イラスト編集

ジュペッタさがしてる

ジュペッタ呪い呪われ


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン RSE ORAS

ポケモン一覧 ゴーストタイプ


0353.カゲボウズ0354.ジュペッタ(メガジュペッタ)→0355.ヨマワル


関連ポケモン等編集


その他編集

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