基礎データ
全国図鑑 | No.0623 |
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ローマ字表記 | Goloog |
分類 | ゴーレムポケモン |
タイプ | じめん / ゴースト |
高さ | 2.8m |
重さ | 330.0kg |
性別 | 不明 |
特性 | てつのこぶし/ぶきよう |
隠れ特性 | ノーガード |
タマゴグループ | こうぶつ |
おとしもの | ゴビットのかけら |
地方図鑑
イッシュ図鑑(BW / BW2) | No.129/No.272 |
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コーストカロス図鑑 | No.092 |
アローラ図鑑(USUM)
| No.313
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ガラル図鑑
| No.089
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ブルーベリー図鑑 | No.124 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ゴルーグ | ゴーレム+loom(英語:ぼんやりと大きく不気味に現れる) |
英語 | Golurk | golem(ゴーレム)+lurk(隠れ潜む) |
ドイツ語 | Golgantes | Golem(ゴーレム)+gigante(イタリア語で巨人) |
フランス語 | Golemastoc | golem(ゴーレム)+mastoc(大きな、ぐんずりした) |
韓国語 | 골루그 | 日本語名の音写 |
中国語 | 泥偶巨人 | 泥偶(ní'ǒu、土偶)+巨人(jùrén、巨人) |
ヒンズー語 | गोलायेंट | golem(英語でゴーレム)+giant(英語で巨人) |
ロシア語 | Голарк | 英語名の音写 |
タイ語 | โกลูก | 日本語名の音写 |
進化
ゴビット(Lv43)→ゴルーグ
概要
ポケットモンスター 第5世代『ブラック・ホワイト』で登場する、あらゆる意味でゴーストタイプ…いや、「ポケモン」の概念を打ち破るポケモン。
伝説のポケモンを別にすれば、身長は二足歩行最大級かつゴーストタイプ最大級である。
更に、重さも330kgとゴーストタイプのポケモンにしては異様に重い。
図鑑での分類はゴーレムポケモンであり名前の由来もゴーレム。胸のひび割れと留め金はチェコのゴーレム人形をモチーフにしている。
そのひび割れを抑えている絆創膏のような封印を解くと力が暴走してしまうらしい。実際にどうなるのかはいつかメガシンカという形で見られるかもしれない。一説によればエネルギーは永久機関で作り出されているという説がある。
また、ゴーレム自体は泥人形に宿った命であるため、ジュペッタの仲間と言えなくもない……そうは見えないが。
『BW』発売当初は目の形状をゴーストらしい困り顔と勘違いするユーザーが多かった。
(実際は「IL」のように直角的な幾何学模様)これはアニメで登場するまで、顔の詳細が分かり辛いドット絵でその姿を確認するユーザーが殆どだったためである。
作った古代人たちによって「人間やポケモンを護る」よう命令されている、胸の封印がはがされると暴走するなど、やたら設定がヒロイックになっている。この為か主人には忠実。
巨体ゆえに怪力を有しており、瓦礫から大岩、木材まで重量のある物体を軽々と持ち上げる事ができる。
また、設計者…もとい原画を描いたスタッフが「空を飛べる」と書いたおかげで「そらをとぶ」を覚える……それだけでも異彩を放つが、
その飛行形態がまさかの足を収納してジェット噴射で空を飛ぶという何か生き物としての概念すら吹き飛ばしている。
拳も収納可能でこちらからもジェット噴射して飛行時の軌道修正を行う。しかも足を収納した状態で逆立ちをすることで砲台になることも可能(ポケパーク2ではこちらの発射方法であった)。
ポケモンって何だっけ・・・?
古代の城塞にはゴルーグがビームを打つ為の砲台が据えられていたという記録が残っており、ますますポケモンの概念によくわからない物になってきた。それにしてもぶっちゃけた話、ビームを撃つぐらいなら種族値や大きさ的にゴルーグそのもので敵軍を制圧した方が早い気もするのだが。
はかいこうせんは拳を収納して放つ事もあれば、脚を収納して下半身から放つ事も出来る。
とにかく、『いびき』は覚えるので生き物である事には違いない。
はがねタイプがついてないのがこれほど残念なポケモンもそうはいないだろう。
かろうじてかくとうタイプとノーマルタイプとでんきタイプの技が効かない点にはそれほどまでに堅固な装甲だと割り切れば違和感はない。
土をこねて作るというゴーレムの設定を良くも悪くも生かしているが、石像の様にも見える。
同じく泥人形に魂が宿ったネンドールというポケモンが存在するが、関係は不明。なにせ、ネンドールの作られた年代は2万年前とされている一方で、ゴルーグの作られた年代ははっきりしていない為である。USUMでは対の関係とされている。
第8世代ではダイマックスが登場した影響でますます巨大ロボ感が増したが、キョダイマックスは用意されず…。
pixivでは武器を持った姿も描かれているが、基本的に武器は己の体一つである。
持たせたい気持ちはわからないでもないが…。
色違い
色違いは全体的にグレーで、発光体部分が黄緑になっている。
ゲームにおける特徴
野生では『BW2』でチャンピオンロード(入口付近)とリュウラセンの塔内部に出現。
ストーリーにおいてはイッシュ四天王のシキミの手持ちで登場する。
フレンドサファリ(ゴースト)に出現。
ストーリーにおいては、AZの手持ちで登場する。なお、ゴルーグは2.8mとデカイポケモンなのだが、トレーナーは3mとゴルーグよりデカイ。
過去作から連れてくる必要がある。
『ウルトラサン』にて、ゴビットが乱入限定でハイナ砂漠に出現する。
また、『USUM』のストーリーにおいては、ポニ島のしまクイーンのハプウの手持ちとして登場。
第8世代から
内定。ワイルドエリアの「みはりとうあとち(晴・照・砂)」「きょじんのこしかけ(砂嵐)」「ストーンズげんや」「さじんのくぼち(曇雨雷雪吹砂霧)」「げきりんのみずうみ」に出現。わんさか出現するため、あれ程の巨体を持つポケモンが複数で徘徊している光景を目の当たりにして、少しばかり恐怖を覚えたプレイヤーもいたことだろう。
また、DLC『冠の雪原』ではカンムリ雪原の三つまたヶ原・ダイマックスアドベンチャーで出現する。
ブルーベリー学園・テラリウムドームのキャニオンエリアとポーラエリアに出現する。
因みにテラレイドバトルで出現した際にはバリアを張る時に片手の手のひらを前に突き出すポーズを取るという、地味に巨人っぽさを感じるモーションがある。
ドロップできる『ゴビットのかけら』は、わざマシンマシンで「のろい」のわざマシンを作る為の素材になる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
89 | 124 | 80 | 55 | 80 | 55 | 483 |
タイプは数少ない「じめん・ゴースト」タイプ。だが、前述通りロボットのような外見をしているため、初見でゴルーグ(と進化前のゴビット)がゴーストタイプだと気付くのはほぼ不可能である。ズルズキンやコジョンドなどの「とびひざげり」を盛大に外して痛い目をみたトレーナーも多いことだろう。オープンゲット!!でもしているのだろうか?
ステータスは攻撃が最も高く、次いでHPが高い傾向にある。特に攻撃は初登場時点では非伝説のゴーストタイプ最高だった124。防御面は平均並の高さだが、素早さと特攻はかなり低い。しかし遅い素早さは「ロックカット」で補う事が可能。一方で、ゴーストタイプのお家芸である豊富な補助技には全く恵まれていない。どちらかというとゴーストタイプよりはじめんタイプに寄ったステータスと言える。
技はタイプ一致の「じしん」「ポルターガイスト」を筆頭に「ばくれつパンチ」「ストーンエッジ」「れいとうパンチ」辺りが候補に入るだろう。「ゴーストダイブ」は「ノーガード」だとデメリット満載で使いづらいが、それ以外の型であればダイマックスわざを回避したりするのに使える。自分の重さを利用した「ヒートスタンプ」や「ヘビーボンバー」も覚える。
また、とくこうの低さから実戦では活かせないにもかかわらず「はかいこうせん」、「れいとうビーム」、「ソーラービーム」、「チャージビーム」、「シグナルビーム」などビーム系の技をやたら覚えたりする。「こごえるかぜ」や「10まんボルト」まで習得する始末である。
イメージ通りに「ばかぢから」も覚えるが、アームハンマーと比べて下がる能力が2つもある為、採用はされにくい。とはいえ、「てつのこぶし」の補正が乗るアームハンマー自体もすばやさが下がるので一撃で相手を落とせなければただの自殺行為になってしまう。
第7世代から追加されたタイプ一致じめん技「10まんばりき」は、威力こそ「じしん」に劣るが単体技なのでダブルで味方を巻き込まずに使用可能。命中100%ではないので「ノーガード」との相性は抜群。
補助技は「ロックカット」「ステルスロック」「のろい」など。ゴーストタイプなので「のろい」は呪いになる点に注意。見た感じは「動きが鈍い」だけに積めると勘違いした人は何人いただろうか?
実戦のみでなく、タブンネ狩りの相棒としても結構働いてくれる。
特性
- 「てつのこぶし」
但し一致のパンチ技は「シャドーパンチ」しかなく、「じしん」には乗らない為どちらかと言うと豊富なパンチ技の威力の底上げが軸となる。だからといって拳は飛ばせるわけではない。
補正の乗る技は不一致では「アームハンマー」、「かみなりパンチ」、「きあいパンチ」、「グロウパンチ」、「メガトンパンチ」、「れいとうパンチ」、「ばくれつパンチ」、「ほのおのパンチ」、「ドレインパンチ」と結構な数のタイプの技が該当する。威力だけみれば「てつのこぶし」+「ばくれつパンチ」の方が強そうに見えるが、命中率を考えれば「ノーガード」との組み合わせが安定している(後述)。
なお、シャドーパンチは「てつのこぶし」でないと十分な威力を発揮できない。というか、十分な威力を発揮しても威力72とゴーストダイブ(威力90)に完敗の悲惨な火力である。そのため第5世代ではメインウェポンとして使われていたものの、第6世代以降はゴーストダイブに居場所を奪われ、第8世代でポルターガイスト(威力110)に「溜めなし」のアドバンテージも奪われたため今では使用されなくなってしまった。
第9世代において新たにパンチグローブという道具が登場。これにより「シャドーパンチ」も採用意義が若干上がったかもしれない。
- 「ぶきよう」
「トリック」も「すりかえ」も覚えないゴルーグにとっては完全に足枷以外の何物でもないため、戦闘用にする場合基本は「てつのこぶし」一択となる。だが、第8世代の技レコードで「トリック」を覚えられるようになった為、ようやく「ぶきよう」も活かせるようになった。
- 隠れ特性「ノーガード」
自力習得できる「ばくれつパンチ」との相性は抜群。カイリキーと殆どやっていることは同じで、タイプが不一致な分単純な火力では劣るが、自身のタイプが全く違うので出せる相手が変わってくる。特に、ノーマルタイプに対して攻撃を無効化した上で弱点技を叩き込む芸当が可能。必中技なのでラッキーにも強い。
なお、ゴルーグの場合この特性のデメリットとして、相手の一撃必殺技が当たること以外に「ゴーストダイブ」で潜っていても相手の攻撃が当たるという問題がある。そのためノーガードの際は「ゴーストダイブ」の採用は厳禁。ただし一撃技に関しては、「つのドリル」と「ハサミギロチン」ならばタイプ相性で無効化できるため、他のノーガード使いよりはリスクを軽減できている。
そのタイプの組み合わせや覚える技から、かくとうタイプやノーマルタイプ、でんきタイプには滅法強い。かくとうタイプが主に覚える「かくとう技+いわ技」の組み合わせのどちらも半減以下に抑えられるので、交換出しは容易に可能。
……なのだが、教え技の「れいとうパンチ」や「はたきおとす」が抜群な上に自身が覚えるかくとうの弱点を突く技が2ターン消費技の「そらをとぶ」くらいしかないので、圧倒的に有利かと言うと難しいところではある。なので通常の構築では候補に入らないと思われるが、ロックカットを没収されているので、ダイジェットを使うことを想定して入れるのも良いだろう。メリットとして通常使用時には「かみなり」を透かす事ができる…が、かみなりを使う相手には大抵半減されるので大して意味はない。
第8世代
「ロックカット」は没収されてしまったが、技レコードで「トリック」「インファイト」を習得。インファイトの威力はてつのこぶしアームハンマーを上回り素早さも下がらないが、耐久が下がってしまうため、壁を破壊できるかわらわりを含めて格闘技の選択肢が広がった形となる。あまり注目されないが「DDラリアット」も使える…が、上半身が回転するわけではない。なお、しれっとじばくを習得したことでロボット感が増した。
更にDLC『鎧の孤島』では、教え技として新たにゴーストタイプ最強の物理技「ポルターガイスト」を習得。相手が持ち物を持っていないと失敗する上、命中率も90%のため癖は強いが、「ノーガード」なら若干不安定な命中率を補える事が可能。対戦では持ち物を持っていない方が珍しいので先手を取れれば必ず命中すると考えて良いだろう。
第9世代
この世代にて、LEGENDSアルセウスから追加されたぶちかましがなんとてつのこぶし適用のじめん版インファイトとして登場。覚えることが出来れば威力は120×タイプ一致1.5×鉄拳1.2=216の超火力となるが、果たしてゴルーグの運命やいかに。更にSVでは新たにてつのこぶし適用のゴースト技ふんどのこぶしも登場しているが、怒りが伝わり辛いゴルーグに与えられるかは疑問。そして内定した藍の円盤…ぶちかましが与えられる事はなかった。
「ゼロの秘宝」で追加され、新たに追加されたシステムであるテラスタルはパワーを活かす手段としては利用価値がある。ただ、ゴルーグの場合は元々無効耐性の数だけは豊富なので、単タイプに変わることでそれを捨てるテラスタルは防御面ではマイナスに作用しやすい。なるべく一致メインウエポンやサブウエポンの火力を強化する方向でテラスタルを活かしたい。
SVにおいてゴルーグにとって強みであったノーガード型が一撃必殺技が飛び交う現環境によって採用しづらくなり、かと言っててつのこぶし型もたいして頼りにならない、と思いきやパンチグローブの登場により相対的には強化された。ぶきよう型は今作でもトリックを覚えるものの、現環境はてつのこぶし型が主流になるかもしれない。ゴルーグの明日はどっちだ!?
欠点
弱点にメジャーなタイプが多く、特別硬い訳でもないのでタイプ一致で弱点を突かれるとあっさり落ちてしまう点だろうか。しかも、そうしたタイプのポケモンには高火力高速のポケモンが揃っており、素早さの低さを補う「ロックカット」や「ダイジェット」などの積み技を使う前に落とされてしまう事もありうるのだ(しかもノーガード型であれば、そうしたメジャー技の高火力技(ハイドロポンプやふぶきなど)が命中してしまうのも致命的)。また、ゴーストタイプならではの補助技も使えず、運用がほぼアタッカー一択なのも辛い。
ちなみにこのポケモンは「イカサマ」が致命傷になりかねない数少ない一体。相手に「いばる」を使われずとも普通に一撃死も有り得るので注意したいところ。
総括
高火力ではあるものの、対戦で使うにはリスクが多すぎる上級者向けのポケモンだと言える。これが本当のロマン砲というやつであろうか。
使用トレーナー
ゲーム版
- シキミ:四天王(イッシュ)
- トウヤ:ポケモントレーナー
- トウコ:ポケモントレーナー
- ヤーコン:ジムリーダー(イッシュ)
- キョウヘイ:ポケモントレーナー
- メイ:ポケモントレーナー
- AZ
- ハプウ:しまクイーン
- ウェイ:ジムチャレンジャー
- ライム:ジムリーダー(パルデア)
アニメ版
- ラリー(BW96、97話)
- ユキヤ(BW134話)
- ハプウ(SM)
- ゴウ
- ジャンタ(黒き英雄・白き英雄)※白き英雄のみ色違い
漫画版
- シキミ(ポケスペ)
- ハプウ(ポケスペ)
- AZ(ポケスペ)
番外作品
ポケモンカードゲーム
『BW 拡張パック レッドコレクション』から登場。タイプは闘または超。(こちらも参照)。
ポケモンGO
2019年に第5世代で追加された際の第1陣の1匹。一応野生の個体は存在するものの、出現率が極端に低いため、基本的にはゴビットを進化させて手に入れることになるだろう。そのゴビットの出現率も低いのが難点だが。
じめん・ゴースト技の両方を覚えることができるが、ゴーストタイプのゲージ技が低威力の「シャドーパンチ」止まりなので、やや扱いづらい。一方、じめんタイプの技では「だいちのちから」を覚えられるので、こちらの方が主戦力となるだろう。サブ技として「ばくれつパンチ」も覚えられるので、ノーマルタイプを相手に強く出られるのも強み。
総合CPはやや低めなので、ジム・レイド攻略に充てるのはやや厳しい。色々な技を覚えられる利点を生かしてジム防衛やトレーナーバトルで活躍させてやると良いだろう。
ジム防衛としてはじめん・ゴースト複合なのでカイリキーやルカリオといったかくとうタイプのゴリ押しを防げるだけでなくじめん技でルカリオやバンギラスにも弱点を突くことができるため、少なくともじめんタイプでジムによく置かれやすいドサイドンやガブリアスより遥かに防衛向きである。
ただし、弱点も5つと多くソーナンスやサーナイトとはゴーストが一貫(ソーナンスはあくも一貫)してしまう。エスパータイプの弱点が被りやすい場合はドンファンやカバルドンといった単じめんタイプに出番を譲ってあげよう。
ちなみに、レジギガスのゲージ技をすべて半減できるという地味なメリットがある(しかも、こちらは「ばくれつパンチ」を覚えられるので相手の弱点を突けてしまう)。
とはいえ、現状ゴルーグの入手難易度が非常に高いことや、レジギガスの需要があまり高くないこともあってかあまり話題になっていないのだが。
ポケパーク2 〜Beyond the World〜
- CV:石塚運昇
スクラップエリアに住むポケモンで、秘密倉庫の門番を務める。ロボットのような口調で話し(進化前も同様)、バトルに勝つと道を塞いでいる列車を退かせてくれる
Newポケモンスナップ
ストーリーでは終盤の遺跡ステージに登場。シンボラーが守ることの出来ない遺跡の地上をオーベムと協力して守っている…らしいのだが、様子を見るにどう見てもオーベムに操られている。
実際にオーベムふわりんごを当てると、怒ってゴルーグを操作し追い払う。遺跡は洞窟内にあるが飛行する姿も確認でき、着陸の様子も間近で観察できる。イルミナオーブを当てると自身のエネルギーが活性化されすぎるのか、体を揺らしてフリーズする。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
レギュラーの手持ち
- ゴウのゴルーグ
新無印14話に登場。イッシュ地方の古代人によって創造された存在で、リゾートデザートの地下遺跡を守る巨神の正体。通常のゴルーグの大きさは2.8mなのに対し、巨神として眠っていたこのゴルーグは5m越えという超大型個体。遺跡の特殊な仕掛けを作動させる事で目覚めるが、覚醒すると同時に目の前に存在する者全てを攻撃するよう古代人によってインプットされており、覚醒早々にサトシ達へ猛攻撃を加える。
サトシ達は冒険家のキーラや遺跡発掘調査団の団長、色違いポケモンコレクターのカラバリも加わってのレイドバトルで応戦。食らえば一撃でKOされかねない危険な攻撃と一斉攻撃を受けてもビクともしないタフさで苦戦させたが、最後はサトシのカイリューとゴウが遺跡の入口でゲットしたヒヒダルマの連係プレーの前に敗北、大ダメージにより動けなくなった所をゴウにゲットされた。
その後はサクラギパークに置かれることになり、傍に佇むダルマモードのヒヒダルマの存在も相まって、ゴウから「サクラギパークの守り神って感じかな」と揶揄され、小型のノーマルポケモン達が寄り添い、彼らの頼みで他のタイプ同士の諍いには調停者の役目も果たすが、胸の封印が外れやすく、パーク内で暴走する事もある。
古代から生きる存在というだけあって秘められた力も凄まじいものがあり、前述の一件を巡る23話でポケモン達の争いを止めようとした際に攻撃に巻き込まれて封印が外れ、エネルギーが暴走してあまごいを暴発させた時は災害にも近いレベルの大雨を降らし、パーク内の川が氾濫して大洪水を起こすという大事件を起こした(サトシ曰く「あまごいなんてレベルじゃない」)。
使える技ははかいこうせん、あまごい、アームハンマー、ラスターカノン。
ゲストなど
- BW38話
映画出演者が使っていたポケモンで初登場。
- BW82話
映画の登場人物として登場。島に伝わる伝説の巨神として石像が建てられて信仰の対象になっている。双子の巫女(アイリス)の祈りが彼女らのパートナーであるゴビットに通じて進化。巨大化してデントロン星人(CV:ウルトラマンゼロ)が操るメカバンギラスを相手に戦い、見事デントロン星人の野望を打ち砕いた。元が特撮作品やロボットアニメに出てもおかしくない設定だったので違和感がはかいこうせんされている。
- BW96・97話
ラリーのポケモンで登場。
- BW134話
ユキヤのポケモンで登場。
- BW120話・121話・122話
白の遺跡のポケモンで登場。アクロマのマシーンにより操られてしまうが、サトシのピカチュウによりマシーンが壊され助けられる。
- ハプウのゴルーグ
SM104話から登場。最初のバトルではサトシのピカチュウを相性もあって圧倒している。空を飛んで移動したり、ハプウの畑仕事も手伝ったりしている。
- ジャンタのゴルーグ
劇場版『ビクティニと黒き英雄ゼクロム・白き英雄レシラム』で登場し、縦横無尽の活躍を見せた。ジャンタ(CV:大地真央)の手持ち。
この活躍を描いたイラストには「第三の英雄」というタグがついている。また、『白き英雄』にのみ色違いのゴルーグが登場している(『黒き英雄』にのみ登場した色違いはサザンドラ)。
『ポケットモンスターホワイト』で入場者特典として劇場でダウンロードできた。
漫画版
10章でシキミの手持ちが登場。Nの城での戦いでシキミ達を乗せて飛び、ランドロス達と激しい空中戦を繰り広げた。
12章終盤でAZの手持ちが登場、最終決戦を終えカロスを救ったにもかかわらず侮蔑の視線を向けるミアレシティの人々に対して憤りを抱くエックスとワイ達の前に再び姿を表したAZが最終兵器を起動させるべきかの決断を迫る為にくりだした。
14章ではハプウの手持ちが登場。
ポケモンローカルActs
宮崎県西米良村に地域応援ポケモンであるアローラナッシーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。(参照)
西米良村には古墳がある。また、ゴルーグを村の守護神「カリコボーズ」に見立てたのだろうか?
統括
……どうみてもスーパーロボットです。本当にありがとうございました。
初代からズバットだの「ゴッドバード」だの「ボルテッカー」だのテッカニンだのやってきたがここまでアレなのはアレである。……更に言うなら高さ2.8mも色々と意図がありそうである。第7世代ではあろうことか「10まんばりき」という技まで覚えてしまった。もうこいつロボットでいいんじゃないかな。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
同複合タイプ
関連ポケモン等・グループタグ
その他