データ
概要
第3世代『ポケットモンスター ルビー・サファイア』より存在するわざ。
影に紛れて相手を殴り付ける。急に殴られて反応し切れないのか、必ず攻撃が当たる。
いわばゴースト版「つばめがえし」。寧ろ「だましうち」っぽい。
習得出来るポケモンはゴースト・ゲンガー(ゴースは覚えない)・コノヨザル・サマヨール・ヨノワール(ヨマワルは覚えない)・ゴビット系列・マーシャドーと少ない。
何故かベトベトン系列という変り種も。
ただ習得者に問題がある。
能力配分や技の優先度の都合で有効活用出来るのはゴルーグやマーシャドー位。
そのゴルーグも地面複合である都合上「じしん」がメインウェポンとなりやすいので、威力が低いこの技はサブに回さざるを得なくなりがちである。幸い特性「てつのこぶし」で威力補強は出来るが。一方、マーシャドーは特性「テクニシャン」があるためこの技をメインウェポンとして使えるが、専用技「シャドースチール」の陰となりがちである。
そして『ポケットモンスター ソード・シールド』で相手が道具を持っていないと失敗するというリスクがありながらも威力110命中90を誇る「ポルターガイスト」が登場。上記の習得者のうちベトベトン以外全員が習得したことに伴い、「シャドーパンチ」は技として本格的にトドメを刺されてしまった。
ゴーストが貰えないことを嘆いていたヨノワールや唯一の使用者(それでも「ゴーストダイブ」との選択であったが)といっても良かったゴルーグ、(元々使っていなかったが)マーシャドーにも選択肢から完全に切られてしまう。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では一般ポケモンでは久々の習得者としてコノヨザルが登場したものの、こちらは専用技「ふんどのこぶし」が優秀。シャドーパンチは本格的に、「使われない技」の仲間入りをしてしまったといえる。
こういう技は「対戦では使われないもののシナリオでの中盤技としては使える」といったパターンも多いのでるが、上記の使用者の少なさやシナリオでのゴースト技の使いにくさの関係上そちらでも余り活躍が見込めない。
威力がもう少し上がれば、習得者がもう少し増えれば、対戦での活躍も見込めそうだが…。30程上がればゴルーグやコノヨザルのメインウェポンになり得る。過去には威力+60された技もあるのであから諦めてはいけない。
一応、『ルビー・サファイア』では「めざめるパワー」を除けばベトベトンがゴーストに対して最高打点を叩き出せる技であるため(意外にも当時は「シャドーボール」会得不可)、覚えさせるケースもあった。
関連タグ
他必中技
スピードスター でんげきは マジカルリーフ はどうだん だましうち つばめがえし あてみなげ
他パンチ技
メガトンパンチ ピヨピヨパンチ れんぞくパンチ ほのおのパンチ かみなりパンチ れいとうパンチ ばくれつパンチ マッハパンチ きあいパンチ コメットパンチ スカイアッパー アームハンマー ドレインパンチ バレットパンチ グロウパンチ アイスハンマー ダブルパンツァー ぶちかまし ふんどのこぶし