人工ポケモン
じんこうぽけもん
不思議な生き物"ポケットモンスター"の中には、劇中世界の人間が人的に創造したもの、すなわち人工生命体も存在する。
これらは現代の人間が最新鋭の科学で作り出したものもいれば、遥か太古の文明に作られたものが野生化し現在まで種として続いているケースもある。
また、ポケモン図鑑によると意図的に人間が創造したわけではないが、工業的な製造品や廃棄物などが何らかの変異を起こして命を宿したと言われているポケモン(ベトベター、ブロロンなど)や、人間の産業が活発化した影響により誕生した可能性が考えられるポケモン(ビリリダマ、ギアルなど)などもそれなりに存在する。
彼らは意図的に人間が創造したわけではないので「人工」と呼べる存在とは言い難いが、逆に人間の存在や活動がなければ自然的に発生する可能性も低かった、あるいは有り得なかったのかもしれない。そういった意味では人工ポケモンに近い境遇と言えなくもない。
個体数が極めて少なく繁殖能力も有さないものは、伝説ポケモンや幻のポケモンとして定義されている。出生の境遇もあり、アニメなどメディア媒体では特別な存在として扱われることも多い。
バーチャルポケモン。
プログラミング等の電子工学によって生み出された、いわば人工知能。
いでんし(遺伝子)ポケモン。
発見されたミュウの遺伝子に手を加え生み出された存在。劇場版アニメに初登場して以降はクローン技術によって生まれた存在として扱われることも多い(初代においてはあくまでミュウが生んだ子供を遺伝子組み換えしたことで変異した存在であり、そこにクローン要素は無かった)。
ゴーレムポケモン。
幻の古代文明の科学によって粘土から作られたと言われる、いわばゴーレム。
こせいだい(古生代)ポケモン。
古代の虫ポケモンがプラズマ団により復元され、戦闘兵器として改造された、いわばサイボーグ。
じんぞう(人造)ポケモン。
多くのポケモンの生命エネルギーを集めて生み出された魂を機械のボディに搭載した、いわば錬金術の要素を含むオートマタ。
じんこう(人工)ポケモン。
多くのポケモンの遺伝子を掛け合わせ生み出されたキメラだが、その体には機械的な要素も加わっている。
かせき(化石)ポケモン。
全く異なる化石の半身同士が合体して復元された特殊なキメラ。